ミニわらじを製作する時に使う台。木材と釘などで手作りした道具です。
最初に細い凧糸をこのように台にかけます。
この時の材料は、とうもろこしの皮を細く裂いたもの。他には和紙、い草、竹皮などを使います。
とうもろこしの皮に霧吹きで水分を与え、しばらく置いて柔らかくしておきます。
編みはじめ。
どんなに小さなわらじでも、すべて指先だけで編んでいます。
鼻緒の材料。これも毛糸や刺し子糸などを手で撚って、好みの色合いで作っています。
わらじに合うように短く切って、編み込みます。
さらにとうもろこしの皮で編み進みます。
かかと部分まで編んだら、台からはずし、
凧糸を引き絞ります。
裏側の余分な皮や糸をハサミでカット。
前緒は刺繍糸を使い、針で通します。
裏側で、ほどけないように結びます。
片方で約15分、左右1足で約30分ぐらいかかって完成します。
一番小さいサイズは1cm。