阿佐ヶ谷駅前ロータリーにて
本日より神田神保町にて“神田古本まつり”スタート。今年はくれぐれも買いすぎないよう自分に言い聞かせてから出掛ける。いやホントに。
阿佐ヶ谷駅から中央線に乗って御茶ノ水経由で神保町へ。阿佐ヶ谷駅周辺では、こちらも本日より“阿佐ヶ谷ジャズストリート2004”ということで、駅前で演奏しているバンドあり。買い物途中のおばあちゃんや、商店のおじさんに紛れてしばらくジャズを聞く。(なんというグループかは最後まで不明。)この他にも阿佐ヶ谷の街角や特設会場で、有料・無料のジャズのライブが多数。
さて古本まつりでは、平日昼とはいえなかなかの人出で、古本に静かな闘志をたたえるおじさま方に紛れつつ、棚にスバヤク目を走らせる。贔屓の著者の本、知らない著者の本でも、なにかグッと来るタイトルや装幀などがあれば手に取ってみる。フリーライターの岡崎武志さんが、古本屋での心得として「本棚に並んだ古い本と自分との対話を楽しむ。それが醍醐味だ。」と書かれていたことがあって、言い得て妙。しかもこの対話は古本屋がある限り続けられ、飽きることがない。古本まつりに来ているおじさま達がいい例だろう。
……棚と対話すること約2時間。また後日(11月3日まで開催)来てみればいいや、ということで8冊のみ購入。始めに決めていた訳ではないけれど、本日の購入本のテーマは「ことば」に関するものが多かった。急いで阿佐ヶ谷に戻って元我堂の店番。今日は以前お世話になったダンク出版のHさんがいらしてくださったり、水曜と月曜の店長が来て話をしていったりして心楽しい晩となった。
さすがは神保町、おじさま度高し