先月の都電写真展でも一緒に出展した友人の溜田さんを誘って
巣鴨酵素風呂へ行った。巣鴨といえば「おばあちゃんの原宿」などと呼ばれて久しいが、老人に特化した商店街は若い人にとってはテーマパークのようで、非常に楽しい街である。私は本駒込で生まれ育ったので、隣町の巣鴨はほとんど地元感覚なのだが、酵素風呂を知ったのはつい4,5年前のことだ。砂風呂ならぬオガクズに埋まる風呂については、溜田さんの日記を参照されたい。>>
こちら酵素風呂のあと、マルジという洋品店で「湯上がり足袋」を探す。以前にここで購入して、銭湯や温泉でお風呂上がりに履く靴下として愛用していた足袋型ソックスなのだが、店員に聞いたらもうあの商品は止めてしまったと言われがっかりする。ほどよく目が粗く、5本指よりも履くのが楽でとても気に入っていたのに。
ここマルジは5本指ソックス、足袋型ソックスの品揃えは密かに東京一ではないかと思っていて、ソックスの棚の前で30分ぐらいはあれだこれだと迷ってしまう。結局暖かそうなハイソックスを4足と、金魚柄の絹の足袋ソックス、スヌーピーのアップリケのついたストライプの足袋ソックスなど購入。
そのあと、おばあさんが店の奥で手作りしている甘納豆の店で土産を買ったり、寂れた文房具店をのぞいたりしてコーフン気味に商店街をうろつき、辺りが暗くなりはじめてからあまりにも空腹であることにようやく気がついて、庚申塚そばのファイト餃子へ。
ここは有名な
ホワイト餃子の技術連携店で、作り方も味もほぼホワイト餃子と同じ。鍋にびっしりと並べた餃子を揚げるように焼いて、外はパリパリ、中はジューシーな独特の焼き餃子である。1人10個が基本だが、見た目よりしつこくなくペロリと食べられてしまう。この日は溜田さんと焼き餃子25個、ラーメン1つを2人で分けて食べた。
posted by 店主かねこ at 00:00|
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□路地裏縁側日記
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