あ、見つかった!
2005年02月28日
2005年02月27日
2005年02月25日
2005年02月23日
■湯たんぽブーム再び
今年の冬は新潟県の方が湯たんぽを3個、4個とまとめてご注文くださったりして、震災後の暮しに少しでも役立っていたらいいな、と一人思ったりしていたのですが、今週月曜日の朝、フジテレビの「とくダネ」という番組内で湯たんぽが特集で紹介されていて、へぇー、ほぉー、と呑気に見ていました。そうしたら、番組終了直後から湯たんぽのご注文が次々と!あらま!テレビの力ってすごいです。慌てて発送を始めたのですが、水曜日の今日もご注文が続いているのです。とうとう袋用の生地が足りなくなってしまって、バタバタと日暮里の繊維問屋街へ走りました。
日暮里まで行ったら谷中あたりでいろいろ立ち寄りたい店があるのですが、今日は何も見ずにすぐさま戻り、また袋を作って発送。毎度のことですが焦りまくっております。粗忽者なのでミスが心配。気をつけます。
残念ながら「青海波」柄の生地が品切れとなり、急遽「麻の葉」柄(上・下の写真)を作りました。これから新たにご注文のお客さまはこちらか、赤豆柄をお選びください。すみません。
2005年02月21日
■今日の3匹
新しいカテゴリー作ってみました。我が家の猫3匹を勝手に定点観測していきます。定点は居間のソファ(兼 猫ベッド)です。この時期は座面部分にホットカーペットを敷いています。人間は猫の隙間に遠慮しながら座ります。人口(?)密度高いです。ま、流して見てください。
2005年02月19日
■文庫棚
元我堂の文庫棚は、今まではおおまかなジャンル(食に関する本、旅に関する本、演芸に関する本、といったように)で分けられていたのですが、ちゃんと分けてある部分よりも曖昧なジャンルの本が多くて、本が探しづらくなっていました。そこでふと思い立って、出版社別の五十音順に整理してみました。
あー気持ちがいい!
すっきりしてブックオフの棚みたいです。(←いいのか?それ)でも「いらっしゃいませー!」をうるさく連呼したりはしないので、安心してください。背表紙を見て出版社がわかるあなた、へービーユーザーの清水國明に負けていません。ぜひ元我堂へ。
2005年02月18日
■読了
『こわれた腕環 ゲド戦記II』
ル=グウィン作 清水真砂子訳
「彼女が今知り始めていたのは、自由の重さであった。自由は、それをになおうとする者にとって、実に重い荷物である。勝手のわからない大きな荷物である。それは、決して、気楽なものではない。自由は与えられるものではなくて、選択すべきものであり、しかもその選択は、かならずしも容易なものではないのだ。坂道をのぼった先に光りがあることはわかっていても、重い荷を負った旅人は、ついにその坂道をのぼりきれずに終わるかもしれない。」
児童文学のこんな言葉に思わず背筋を伸ばします。こういう一文を子供の頃に読んだらどう思ったでしょう。これを読んでふと、“織司”田島隆夫の余技について書かれた白洲正子の言葉を思い出したり。
「この頃のように繁雑な世の中になると、暇をつくるというのは強い意志を要することで、充実した仕事をするよりも、いいかげんな所で忙しがっている方が、はるかに楽だし、世間の受けもよい。そういう風潮に背を向けて、黙々と自分の世界を守っているのは、どんなに忍耐のいることか。彼が絵筆に親しんでいるのは、半分は気分転換のためにしても、孤独に堪えているのではないかと私は思う。」(白洲正子・田島隆夫『白洲正子への手紙』文化出版局より)
ゲド戦記と白洲正子。どちらも怠けた自分の胸につきささる言葉なのでした。
2005年02月16日
2005年02月15日
■お茶漬けかお茶
「北朝鮮からミサイルが発射された場合、10分で日本に到達する」というニュースを見て。ああ、10分でお茶漬け食べられるかなぁ。ごはんがなかったらお茶しか飲めないなぁ。と、まず思ったわけです。
というのは、小学生時代に遡るのですが、松本零士のアニメ『銀河鉄道999』を見ていたら、“もうすぐこの星は消滅するぞ!”という時に、その星の住人たちは皆パニックになって逃げ出していくのだけど、あるおばあさんだけは古い木造家屋の茶の間で、正座をしてしゃらしゃらとお茶漬けを食べているのです。子供心に「これだ」と私は思ったものです。
以来、アメリカ映画にありがちなパニックシーン、巨大隕石しかり、巨大津波しかり、を見ては、もうあと何日、何時間で地球が滅亡するということになったら、あわてて逃げまどうよりもお茶漬けを食べて死んでいこうと。
話は違いますが、談志が『風呂敷』という噺の中で、
…………………………………………………………………………
おかみさん「大変よ!大変よ!大変!」
鳶の頭「なんでぃ大変大変てうるせーな。
北朝鮮でも攻めてきたか?」
おかみさん「なんで北朝鮮が攻めてきて
大変なのよ!
北朝鮮なんか攻めてきたって、
うちは町内会がしっかりしてるから
怖くないわよ。」
…………………………………………………………………………
なんていうことを言ったりしていて、うちの町内会はだめねと思ったりして可笑しいのです。
ニュースでは、ミサイルが飛んでくる10分の間に閣議やら首相の承認やらを取っていたら間に合わないので、現場の自衛隊指揮官の判断で迎撃ができるよう法改正うんぬん、ということでしたが。はたしておかみさんの町内会みたいにしっかりしているのかどうか、はなはだ疑問なので、いつでもせめてお茶だけは飲めるようにしておきたいと思います。
というのは、小学生時代に遡るのですが、松本零士のアニメ『銀河鉄道999』を見ていたら、“もうすぐこの星は消滅するぞ!”という時に、その星の住人たちは皆パニックになって逃げ出していくのだけど、あるおばあさんだけは古い木造家屋の茶の間で、正座をしてしゃらしゃらとお茶漬けを食べているのです。子供心に「これだ」と私は思ったものです。
以来、アメリカ映画にありがちなパニックシーン、巨大隕石しかり、巨大津波しかり、を見ては、もうあと何日、何時間で地球が滅亡するということになったら、あわてて逃げまどうよりもお茶漬けを食べて死んでいこうと。
話は違いますが、談志が『風呂敷』という噺の中で、
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おかみさん「大変よ!大変よ!大変!」
鳶の頭「なんでぃ大変大変てうるせーな。
北朝鮮でも攻めてきたか?」
おかみさん「なんで北朝鮮が攻めてきて
大変なのよ!
北朝鮮なんか攻めてきたって、
うちは町内会がしっかりしてるから
怖くないわよ。」
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なんていうことを言ったりしていて、うちの町内会はだめねと思ったりして可笑しいのです。
ニュースでは、ミサイルが飛んでくる10分の間に閣議やら首相の承認やらを取っていたら間に合わないので、現場の自衛隊指揮官の判断で迎撃ができるよう法改正うんぬん、ということでしたが。はたしておかみさんの町内会みたいにしっかりしているのかどうか、はなはだ疑問なので、いつでもせめてお茶だけは飲めるようにしておきたいと思います。