
浅草神社の本社御輿は一之宮、二之宮、三之宮と3基あります。毎年3基が順ぐりにまわってきて、今年の雷門西部町会は一之宮でした。さすがに大きな御輿なので、女でも肩にずっしりと棒が食い込みます。背の高い人は大変。
本社御輿は担ぎ手も多くて、少し強引なくらいに青年部の顔見知りにアピールしないと棒に入れてもらえません。町会が担当する区間の間に、3回も入れたら満足だな、という感じ。どさくさにまぎれて“はな棒”(真ん中の棒の先頭)もしっかり取ってきました。
担いでいる時は必死なのでわからないのですが、家に帰ったら足の甲に5センチぐらいの痣、そういえば誰かに思いっきり踏まれたような。肩は腫れ上がって、家族から「朝昇龍みたい」と言われました。こんなになっても好きなんですからしょうがないです。
この前、テレビを見ていたら若手のお笑い芸人が、「あのお神輿担いでうりゃうりゃ言ってる人って、絶対に自分が目立ちたいだけですよね。自分に酔っちゃって」などと言っていて、そんなの当たり前じゃん!と思いました。町の商店のおじさんとか、しがないサラリーマンとか、そういう庶民が祭りの間だけは主役になるんですよ。もうニコニコしながら担ぐんです。目立ちたくてやるんです。そんなこともわからないで、エラソウにものを言わないでもらいたい。
……ト、憤ってみたりしました。この憤り、祭り好きにしかわかんないですね(笑)
境内はギャラリーでびっしり
posted by 店主かねこ at 00:00|
Comment(5)
|
TrackBack(0)
|
□路地裏縁側日記
|