2005年10月01日

■早稲田青空古本祭

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年に一度、10月1日(土)〜6日(木)まで開催の早稲田青空古本祭へ。穴八幡宮の境内で行われる屋外古本市で、気合いを入れて初日に行ってみることに。古書市初日派のおじさま達に負けないぞ、と、ほとんど寝ずに出掛ける支度をした。早稲田に着くと日射しがものすごく強くてすでにフラフラ。だめだなぁ自分。穴八幡境内への長い階段で息切れする。

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参道沿いにテントが並び、本棚の間をたくさんの人が蠢いている。本を何冊も抱えている人がたくさんいる。でもきっと、私の欲しい本とあなたたちの欲しい本は違うのよ、見つけて見せることよ!と心で叫び本棚にかじりつく。案の定、群がるおじさまに小突かれたり足を踏まれたり舌打ちされたりする。「コノ小娘がッ!」って感じに。小娘も古本を買うのッ!場所をおあけ!なーんて言えはしないのだが、負けず嫌いなので小突かれてもどかない。ああ古本市はこういうところも面白いなぁ。買う買わないにかかわらず、未知の本をたくさん見ることができる。「たくさんの棚と対話する」とは岡崎師匠の言葉。対話すればするほど、本が「見えて」くる。

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本日購入した本は下記の通り。

◎真鍋 博『異文化遊泳』中公文庫(1985年)
◎森 茉莉『記憶の絵』ちくま文庫(1992年)
◎吉野孝雄『宮武外骨』河出文庫(1985年)
◎内田百間『芥川龍之介雑記帳』河出文庫(1986年)
◎内田百間『漱石先生雑記帳』河出文庫(1986年)

◎廣田静子・山崎哲『子ねこ』保育社カラーブックス(1983年)
◎安野光雅『あいうえおの本』福音館書店(1976年)
◎貴道裕子『江戸文化の粋 ぽちぶくろ』里文出版(1999年)
◎池田弥三郎『日本の幽霊』中央公論社(1969年)
◎渡部義通『猫との対話』文藝春秋(1968年)
◎山口 瞳『酒呑みの自己弁護』新潮社(1973年)
◎獅子文六『私の食べ歩き』ゆまにて(1976年)
◎吉屋信子『あの道この道』国書刊行会(2000年)
◎森田たま『今昔』暮しの手帖社(1951年)
◎『日本の工芸2 漆』淡交新社(1965年)
◎『日本の道具』讀賣新聞社(1976年)

抱えながら本棚を見ていたら腰が痛くなってきたので、一旦会計を済ませ、本を帳場に預ける。近くの喫茶店へ行き、昼食にサンドイッチを食べると眠気が最高潮に。3分ぐらい意識がなくなる。なぜにそこまで、と自分でも思うが、寝るぐらいなら本を見ようと会場に復帰。するとスカスカになった本棚に店の人が次々ストックを補充しているではないか。またひととおり棚を見ていくが、さっきまでの集中力なく、今日のところはお腹一杯と諦める。この時、ちょうど早稲田までせどりに来ていた元我堂木曜店長しんごさんに会う。他の店長は来ないのかなー。ええ本ありまっせー。

預けた本を取りに行くと、ちょうど古書現世のセドローさんこと、向井さんが受渡しの係だった。一箱古本市のときはお話できなかったので、恐る恐る「ちわみさんの隣りに出店していた旅猫書房の金子です」と声を掛ける(ちわみさは一箱古本市セドロー賞を受賞した方)。向井さん、私の箪笥引き出し箱を覚えていてくださり感激する。話しかけたことだけでいっぱいいっぱいになり、ご挨拶もそこそこに失礼してしまった。今度はお店の方に伺ってみたいと思う。

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穴八幡境内の狛犬はファンキー

■第20回 早稲田青空古本祭 http://www.w-furuhon.net/aozora/

▼開催日時
開催中〜6日(木) 雨天決行(テント使用)
10:00AM〜19:00PM(初日20:00まで、最終日17:00まで)

▼会場 
穴八幡宮境内(地下鉄東西線早稲田駅下車すぐ・早大文学部前)
東京都新宿区西早稲田1番11号

▼特典
会場で1000円以上本を買うと、早稲田古書店街の古本祭協力店全店(一割引券裏に記載)で期間中なら何度でも使える1割引券がもらえます。
posted by 店主かねこ at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | □古本のこと | 更新情報をチェックする