2005年11月27日

■ビビちゃん○○○が詰まる

眠るビビ

先日ご紹介したビビちゃん、健やかに成長中。体重130グラム→350グラムになったとのこと。

わたしの実家には中国人の留学生ティンティンさんというとてもかわいい女性がホームステイしているのですが、このティンティンさんがお母さん代わりとなって、毎日ビビちゃんの面倒を見ているんです。子猫を育てるのは初めてのようで、ちょっとでもわからないことがあるとわたしに電話をかけてきます。

今日も電話があって、「ビビちゃんのウン○が3日も出てないです。お腹いっぱい膨れています、すこし苦しそうな感じです。どうしたらいいですか?」とのこと。それまではだいたい毎日出ていたんだけど、父が食べていた蕎麦のつけ汁を飲んじゃったり、早くも缶詰のエサを与えたりしていたらしいのです。むむむ、それはまだちょっと早いのではないでしょうか。どうなんでしょうか。

とりあえず検診がてら、獣医さんに一度連れていってみては、と提案しておきました。「猫に塩分はダメよ」と教えたら、「えー!そうなんですか。知りませんでした」とティンティンさん。大丈夫なのか、ビビちゃんは!
<…つづく>
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2005年11月25日

■路地裏に猫あり

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顔洗い猫
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2005年11月22日

■あまいのか

体が鈍りきっているので、久しぶりに1時間のウォーキングへ。途中、小学校3、4年生とおぼしき男の子3人組が、なにやら楽しげに笑いながら歩いている。なにがそんなに面白いのかな、と思って、会話に耳を傾けると、突然3人揃って歌い出した。

♪ はーなーく・そ・に・し・お・を・
  つ・け・て・た・べ・るっ ♪

元の曲はわからないが替え歌らしく、歌ったあとコロコロとまた楽しそうに笑っている。そのあとの会話。

少年A「○○は塩なしだよなぁ。」
少年B「ねえ、はなくそってしょっぱい?」
少年C「ううん、あまい。」

そして道の角を曲がっていなくなってしまった。甘いんだ!?そーなの?そんなに味わってるわけ?この替え歌は流行っているのですか?渦巻く「?」マーク。

その後10分間ぐらいはどうしても顔がにやけてしまい、笑いをこらえるのにとても苦労した。

はー。苦しかったー。
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2005年11月20日

■黒いミニ熊

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母親が、2日前に道路の植込みに放置されていた黒猫の赤ちゃんを保護したというので、見に行ってきました。すでに飼うことに決めたそうで、湯たんぽが入ったペット用のバッグに入れられてスヤスヤ寝ていました。無理矢理起こしていじります。手のひらほどの大きさ。

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目はまだよく見えてないみたいで、しっぽはカギの字に曲がっています。赤ちゃんの時は青い目も、大きくなるにしたがって黄色に変化していきます。

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ちょっかい出してたら囓られました。

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ほ乳瓶の方がでかい。とにかくミルクを飲んで→遊んで→寝る、これをひたすら繰り返します。

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名前は「ビビ」ちゃん。Black Bearの頭文字をとったBBからだって。確かにミニ熊。
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2005年11月19日

■古本コント結成か

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明大の教室から見える景色。右奥には東京ドームが見える

明治大学アカデミィ・コモン講座「古書の世界・6」第4回目。師匠が買った本の実例は、堀内神泉「恐ろしい因果物語」(大正10年)、ワイドショーなどない時代に、嫁姑の話など、女性週刊誌的なハナシがたくさん出てくる。何の役にも立たないくだらなさが面白いという。それから以前sumusでも特集された、古本に挟み込まれていたモノのファイルを見せていただく。本を読みながら、栞代わりに使う切符、チケットの半券、レシート、ハガキ、切手シート、そしてお札が挟まっていることもあるそう。いいなーそれ。古本がタイムカプセルになって、何十年か前の紙切れが現代にやってくるのだ。

今日のゲスト講師は青山にある古書日月堂の佐藤真砂さん。大岡山で始めたお店が南青山に移転する経緯や、渋谷パルコ・ロゴスギャラリーでの「ムラカミ家のモノに見る昭和史」や「印
刷解体」のイベント企画、パリでの買い付けのお話など、興味深いことをたくさんお話くださった。着眼点と企画力が非常に優れた方。爪の垢を煎じて飲ませていただきたい。すれば自分も次々浮かんでは消えるアイデアを、1つぐらいは実行できそうである。

講座終了後、モジモジしている私に岡崎さんの方からお声を掛けてくださり、佐藤さんや他の生徒さん8名で明大の学食へ。学食は誰でも利用できるそうだ。日替わり定食やうどん、そばなど、たくさんのメニューの中から、“肉団子スープ定食”420円を。自己紹介などもしつつ、1つのテーブルに座っておしゃべりをしながら楽しく食べた。

その時となりに座ったKさんという女の子としゃべっていたら、岡崎さんやみなさんに、「2人は友達だったの?」と聞かれる。Kさんとはもちろん初対面で、朝、お互いに中央線の電車の中で見かけていて、その人が教室にいたので「あれ?電車で一緒でしたよね?」と言い合った。なにかご縁があるようで、彼女は私の通っていた学校がある街に、子供の頃から住んでいるとのこと。きっとどこかですれ違っているのだ。さらに先日、アンダーグラウンドブックカフェで行われた黒船レディと銀星楽団のライブも見に行っていたそう。知らず同席していたのであった。不思議なり。メールアドレスを交換する。

岡崎さんからは、「2人でコンビ組んで、コントでもやったらどう?」と言われ、調子に乗って「じゃあ岡崎さん台本書いてください」などと答えてしまう。そんな面白キャラに見えたのでしょうか。恥ずかしがり屋で、とてもそんなキャラじゃないんですってば。まかり間違ってどこかでコントをやる羽目にならないよう祈ります。

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昼食後、岡崎さん引率にて南部古書会館、古本の即売展「五反田遊古会」へ。師匠と一緒に古本を見るなんてすごいなぁーと、密かに感動しつつ。相方(?)のKさんは五反田は初めてとのこと。ゆっくりじっくり棚を見ていく。1階で7冊、2階で3冊購入。

『かくし芸のど自慢』創学社刊(昭和40年頃?)
『土鈴 −収集の旅−』山本鉱太郎 保育社カラーブックス(昭和53年)
『封印作品の謎』安藤健二 太田出版(2004年)
『赤瀬川原平の今月のタイトルマッチ』ギャップ出版(2000年)
『本棚が見たい!』文・川本武 ダイヤモンド社(1996年)
『同人雑誌入門』森下節 仙石出版社(昭和46年)
『片乞い紀行』古山高麗雄(昭和50年)
『硝子障子のシルエット 葉篇小説集』島尾敏雄 創樹社(1977年)
『酒、男、また女の話』池田弥三郎 有紀書房(昭和41年)
『夫婦百景』獅子文六 新潮社(昭和33年)

シメに近くのフレッシュネスバーガーでお茶。岡崎師匠が買った本を見せていただく。澁澤龍彦が編集した雑誌『血と薔薇』創刊号が難有りで1050円(状態良ければ5、6000円はするとのこと)、岩波写真文庫『写真』木村伊兵衛・撮影が100円など、一同そんなのどこにあったの、てな感じで、やっぱり眼力が全然違うのである。まだまだ修行の日々は続く。
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2005年11月17日

■湯たんぽ袋、新柄

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湯たんぽラッシュ到来。毎日ミシンで袋をカタカタ縫い続ける日々。いっぱしの職人きどり。毎年、改良というほどではないけれど、若干工夫や微調整が加わっています。

生地メーカーは毎年どんどん新しい柄を出すため、同じ柄の生地を何年も確保し続けることが難しい。一番人気の青海波は、今年いよいよ手に入らないかもしれません。また日暮里繊維問屋街まで探しに出掛けなければ!

昨年の新柄「麻の葉」に代わって、今年は「絣(かすり)模様」で制作してみました。生成地に紺色の模様、イメージは「書生さん」。あと、来週になると思いますが、更紗模様の限定バージョン袋も作ってみようと思っています。乞う、ご期待。

湯たんぽ・袋付き 2800円
http://www.tabineko.jp/yuta01.html

※湯たんぽのみ(1600円)、袋のみ(1200円)でもご注文承ります。
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2005年11月15日

■動きます

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シーサー猫
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2005年11月14日

■自慢の白です

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ソックス猫
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2005年11月12日

■昭和30年代の本

明治大学にて『古書の世界6』第3回目の講座。はじめに、岡崎さん所有の古書を回覧しながらの解説。これが毎回楽しみ。新刊の本屋さんで売っていないものとしては、肉筆もの(色紙、原稿、手紙、日記)、アルバム、スクラップブックなどがある。私はそういうものを買ったことがないので、実物を興味深く見た。(あ、そういえば9月に南陀楼さんから戦前マッチラベルのスクラップを買ったことがあったのでした)

思い入れたっぷりに、丁寧に作った新聞の切り抜き帖などは、ちょっと滑稽なまでの生真面目さが感じられて面白かった。個人の日記やアルバムは、本棚の本に紛れて古本屋に流れてきてしまうのだろうか。自分の日記が、50年後に古本屋で売られていたら……ああこんな人がいたんだなぁと誰かに思ってもらえてうれしいのか、それとも恥ずかしいのかわからん。

今日のゲスト講師は、古書店「なないろ文庫ふしぎ堂」店主で、古本雑誌「彷書月刊」編集長でもある田村治芳さん。田村さんが若い頃、金子光晴にファンレターを出したら、丁寧な内容の返事が来たそうである。その後古本屋になり、その手紙を売ってしまったというのが可笑しい。これは身の回りの無名な人が、何を持っているかわからない、以外なところにすごいものが眠っている、という話。また、古本屋さんの現状についても詳しくお話してくださった。

業者間の交換会(市場)では、雑誌の付録、ブツは高い。古い車のカタログも人気があるそう。昔の電気製品の取説(取り扱い説明書)などはもし家に残っていたらとっておこう。いずれも昭和30年代頃の文化を知ることができ、デザインの面でもよい資料になる、とのこと。

講座のあと、今日は古書会館の即売展「愛書会」へ。場違いだったらどうしよう、とちょっとドキドキしながら地下への階段を降りると、会場の中も帳場も人がわさわさ動いていてビビる。見るだけ見てみようとクロークに荷物預けていざ。

ゆっくり見ていたら、おじさんに体当たりをくらった。他にも人を押しのけたり鞄をぶつけたり。なんか、妙に焦ってるんだよなぁ、おじさんたち。古本を前に我を忘れてしまうんでしょうか。怖いです。でも、めげずに棚を見ていく。購入した本は下記の通り。

■『美しいキモノ/61集別冊付録 染・織どくほん』
婦人画報社 昭和43年
付録とは思えないほど充実した内容。モデルには若き日の乙羽信子、倍賞千恵子、三田佳子、池内淳子などの姿が。

■『百万人のドライブガイド 東日本』
元文社 昭和38年
今日の講座で田村さんが車のカタログの話をしていたので、昭和30年代のドライブってどんなだ?と興味を持って見たら、車のデザインはもちろん、乗っている人のファッションもいい感じ。峠道のコースに掲載されている写真は、舗装されてない今にも崩れそうな崖だったりしてすごいものがあります。

■『8ミリの写し方』栗 敏雄
金園社 昭和41年
撮影・技術・録音・特撮・編集までを詳しく解説した424ページの分厚い実用書。今、中古で8ミリカメラを買う若者が結構いるみたいですね。

■『奥さま散歩』
朝日新聞家庭部編 朋文堂 昭和35年
この本、だいぶ前に元我堂で売ってしまって、ずっと探していたのでした。しかも!本の内容に合わせて新聞記事(昭和38年)とか、お店のチラシ、メニューの紙がたくさん挟まっています。今日の講座の新聞スクラップとちょっとかぶっていて満足。

■『下町手帖』辻野透
文化総合出版 平成2年
こころ惹かれました。読んでしみじみとする本。

■『飲み食ひの話』獅子文六
河出書房 昭和31年
装丁:芹沢けい介(けいは金へんに圭)
「タノシミは、飲むことと、食ふこと」読むのタノシミ。

■『随筆集 酒』獅子文六ほか
六月社 昭和32年
題字:幸田露伴 装丁:大久保恒次
奥付に「甘辛社」の小紙が貼ってあるので、「あまカラ」に掲載された文章をまとめたもの?

■『現代豆腐百珍』辻留 辻嘉一
婦人画報社 昭和37年
装丁:佐野繁次郎
湯豆腐をおいしく作るには、少量の塩を入れた白湯が煮立ったところに、3.5cm四方に切った豆腐を静かに入れ、「ただ、じっと見ていて、浮き上がる直前を掬いあげればよいのです。上手下手の問題でなく、注意力の強弱で決定されるのです。」四季折々の豆腐料理と、さまざまな調理法。

以上、8冊購入。古書会館を出て、三省堂の方へ歩きはじめたら、向こうから岡崎武志さんが!明治大学の教室ではなんとなく声を掛けそびれていたので、ここぞとばかりに話しかけてしまった。一箱古本市で賞をいただいたことも覚えていてくださって、かばんから先日100円で拾った新学社文庫『さざなみ軍記 他二編』(井伏鱒二著、新書だけど棟方志功の装丁)を見せたりしてしまう。まるで飼い主に獲物を見せる猫のよう。恥ずかしいよー。失礼しました。

そのあと古書センターでも3冊購入、天ぷら「いもや」にて昼食、天ぷら定食(いも追加)700円也。来週も講座が楽しみ。
posted by 店主かねこ at 22:38| Comment(4) | TrackBack(0) | □古本のこと | 更新情報をチェックする

2005年11月10日

■表参道の路地裏で

青山
姐御猫
posted by 店主かねこ at 05:20| Comment(7) | TrackBack(0) | □お さ ん ぽ ね こ | 更新情報をチェックする