2006年10月31日

■みみファミ仲間

夕方、再び往来座の瀬戸さんが、今度はまこちさんを連れてご来店くださる。あれこれお話するうち、瀬戸さんが今住んでいる家も、旅猫雑貨店と同じ不動産屋「みみずくファミリー」の仲介であるという。略してみみファミ仲間。

そして猫も飼っている!雑司が谷に来てからというもの、会う人会う人、猫好きばかりでうれしくなる。大家さんは長年、雑司が谷霊園の野良猫に毎日朝昼晩とエサをあげていた人で、猫を大事にすると商売が繁盛する、と断言している。特に黒猫は最高なんだとか。旅猫も地域の人に愛されますように。
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2006年10月30日

■雑司が谷の朝は早い

(↑このタイトルは久米明風に読んでください)

ついにやっちまいました。雑司が谷の仕事場で初の徹夜。もう、これ以上お待たせできないお客さまばかりで、早く全部発送を済ませたいっ!やっちまいな!ってんで、夜通し湯たんぽの袋を製作。月曜日はどうしても休みたかったんです。こころとからだの定休日。10月唯一のお休みをください。

夜中、ミシンを掛けていると、4時頃に大家さんが起き出している気配が。5時頃には犬の散歩をしている人がちらほら。早い。早すぎるぞ。7時にはお向かいのお寿司屋さんのシャッターも開いた。雑司が谷の朝は早いのう。

梱包終えて、9時頃から30分ぐらい畳ベンチで寝た。2人掛けなので上半身しか乗らず、足は段ボールの上に乗せて苦しい態勢なんだけど、とにかく眠いので気にしない。目覚めて朝10時にヤマト運輸に荷物を出して自転車で帰宅。

頭ぐらんぐらんするがなんとか日中は持ちこたえて、夜9時に就寝。13時間寝た。
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2006年10月29日

■本日のご来店

日が暮れるのが早くなったなぁ〜とちょっぴり寂しい気持ちになっていたら、コンコンとシェードを閉めたドアをノックする人あり。はて、包丁を預けに来たお客さんかしら?と思いつつ外を覗けば、古書往来座の瀬戸さんと小峯さんでした。わざわざお立ち寄りくださってありがとうございます。

またまた、本職の古本屋さんに棚を見られる恥ずかしさよ!(汗)なぜかすみませんすみませんと謝ってしまう。畳ベンチに座っていただき、しばしお話。

小峯さんとは今年春の一箱古本市で会っていた(私の箱から本を買ってくださっていた)という。野口富士男の箱入り単行本『かくてありけり』を買っていただいた男性に、「あ、いい本をお買い上げいただいて……」と話しかけたことは覚えていたけれど、それがまさか往来座の方とは全く存じ上げませんで、なんというか、いつも人様に真摯な態度でいましょうね、と、自分を戒めるような気持ちになる。ブックカバーまでお買い上げいただき、本当にありがとうございました。
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2006年10月28日

■ゴッドハンドと握手

明大アカデミー「古書の世界」講座、第4回目。かつて“古本屋殺し”と言われた中公文庫(古書価値の高い本をどんどん文庫にしていった)、その解説総目録についてのお話から。その後、池袋シネマ振興会が作っているフリーペーパー「buku」の紹介、その表紙を飾る小西真奈美つながりで「エルマガジン」に登場した山本善行さんが本日のゲスト。(この日のお話の内容は後日、岡崎さんと山本さんの対談本に掲載されるとのこと。)

講義の最後に岡崎さんより、「皆さんどうぞゴッドハンドの手を握ってから、神田古本祭りに行ってください」と呼びかけがあり、全員が山本さんと握手して解散。恒例の明大学食へ。オムハヤシライス450円が、半熟の卵焼きの加減がよくおいしかった。コウノ嬢、Nさんと3人で古本祭りへ繰り出す。私は30分ぐらいしか時間がなくて、さーっと流すように見ていった。ゴッドハンド氏の霊験あらたかとなったのかどうか、8冊ほど購入。

その後、雑司が谷に戻って再び湯たんぽ袋づくりと発送。
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2006年10月26日

■リンクする坂

寝ても覚めても湯たんぽのことで頭がいっぱいな今日この頃。朝、起きた途端に「今日は○枚縫わなくちゃ」と考えてしまう。それでも、縫製を外注に出すのは嫌なのだ。もしかしたら、いやきっと、外注のお針子さんの方がずっと上手いだろう。ずっと早く、安く、たくさん作ってくれるのだろうと思う。それでも、湯たんぽのために改良をしてきた、自分の作り方に固執してしまう。自分が心を込めて縫ったものを、お客さんに使ってほしい。大変だけど、その方が心持ちがよい、というそれだけの理由だ。

日が暮れて、ミシンをカタカタかけていると、先ほど電話で「今日行ってもいいですかー?」と連絡をくださった早稲田・古書現世の向井さんがやってきた。いやぁ、本職の古本屋さんに棚を見られるというのは、恥ずかしいやら、恐縮するやら。あくまで“古本もある”雑貨屋ということで、狭く浅い品揃えの逃げ口上とする。

楽しみな企画もお聞かせいただき、雑司が谷に店を持ってよかったなぁと改めて思う。まだまだ、整えなければならないこと、店としての課題は山ほどあるので、しみじみしている場合ではないんだけど。

向井さんがこれから往来座へ行くというので、私もご挨拶するためついていった。瀬戸さんは不在で、小峯さんというアルバイトの男性が一人で店番されていたので、お土産に栗の木でできたまごの手を差し上げたところ、クンクンとまごの手の匂いを嗅いだのが面白かった。私はてっきり、誰かの背中の脂の匂いがするかどうかで嗅いだと思って、「誰も使ってない新品ですよ」と言ったのだが、小峯さんは栗の木の匂いがするかどうかで嗅いだのだった。

ところで早稲田から雑司が谷へ来るには、どこかしら急坂(たくさんある)を通らなければならないのだが、どの坂を通るのが一番いいのか向井さんに聞いてみた。私の仕事場の少し護国寺よりの道だと、古書現世までほぼ一直線で来られて、坂も比較的ゆるやかとのこと。向井さんが子供の頃、友達と「坂行こうぜ」と言って自転車で来ては、急坂をノーブレーキで下るという遊びをやっていたそう。今度私も試してみようと思う。
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2006年10月25日

■いただきます

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お久しぶりに大家さんの差し入れを撮影。日に1回は来ないと気が済まないとのことで、毎日、いらっしゃいます。いやぁホントにありがたいことです。

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こちらは兄の包丁研ぎのお客さんで、池袋ジュンク堂裏にある和菓子店、すずめやさんのどら焼き。包丁研ぎのお礼にと、わざわざ持ってきてくださった。いただいてみたら、すご−−−く美味しい!皮がふっくらと厚くて、つぶあんもぎっしり入っているのに、ペロリと食べてしまった。私のどら焼きランキング、ベスト3に食い込んだ。ご来店の折、運がよければお茶菓子にお出しすることもあるかもしれませんよ?
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2006年10月24日

■いってらっしゃい

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とにかくできあがった袋からどんどん発送。皆さまのお役に立つのだぞ。いってらっしゃい。しかし今週中にこの5倍ぐらいつくります。先は長い。気が付けば、10月に入って一日も休んでなかった。この先も全然休めない感じです。あははははー

夕方、雑司が谷在住のイラストレーター、武藤良子さんが来てくれた。先日の一箱古本市では販売数1位で表彰されたムト屋さんである。いつも目白台の方にある図書館に行くときに、この仕事場の前を通っているそう。

15分ほどお話して、近日、雑司が谷と目白周辺の、本を扱うお店で集まって飲み会をやりましょうということになった。新参者の当店は皆さんのお荷物になるばかりだけれど、この目白・雑司が谷に人がやってきて、町を散策しながら楽しんでもらえるような、新しい動きについていきたいと思う。
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2006年10月23日

■万灯の花

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今日からまた働くぞ!と気合いを入れて出勤。仕事場に着くと、お向かいのお寿司屋のおかみさんが、「金子さん、万灯の花いる?取っといたんだけど。」と声を掛けてくださる。いるいるいる!いりますとも。

御会式が終わると、万灯のクラゲのような白い花は外されて、中の灯籠だけにして格納庫にしまわれる。花は毎年、町内会の人たちが新しいものをつけるので、使い終わった分は小分けにして欲しい人に配ったりするのだ。万灯の花は無病息災、縁起がいいということなので、仕事場の梱包机の横に飾っておこう。

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万灯の花に見守られつつ、湯たんぽ袋作り。生地の裁断、しるし付け、ミシンで縫って、アイロンで三つ折り、ヒモを通して……この4年間で何百枚作ったのだろう。数えてみたことはないけれど、はじめの頃よりだいぶ早く作れるようになっていることは確か。1日でも早くお届けするべくがんばりまっせ。
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2006年10月22日

■秋も一箱古本市

今回は忘れ物をしないよう十分にチェックをして参加してまいりました、秋も一箱古本市。4カ所の大家さんのうち、宗善寺というお寺の境内に出店。

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同じ会場には我が古本師匠・岡崎武志さん、そして晩鮭亭さん(サノシゲ食堂)、退屈男さん(ちくわ文庫)と、書物ブログで有名な方々のお姿があり、大相撲の三役揃い踏みみたいだった。11時開始と共に、お客さんが次々やってきた。

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今回の箱のテーマは「給食当番」。牛乳運搬用のアルミ箱に、沖縄・宮平牛乳の瓶を置いて、POPスタンドを立ててみた。給食のおばさんのつもりで割烹着も着ていたが、黒だったのであまり気付かれず。やはり白い割烹着で頭に三角巾、ぐらいやった方がよかったかもしれない。本とは全然関係ないところだけれど。

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お隣は、初参加で、見事、南陀楼綾繁賞を受賞した石ころ書房。元我堂で鍛えた品揃え、お見事でした。水引を使ったスリップもとても凝っていた。

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晩鮭亭日常さんのサノシゲ食堂は、佐野繁次郎装幀の本ばかりを集めた箱で、見応えがあった。退屈男さんと並んで2人共ずっと立ちっぱなしで、「いらっしゃいませ」「どうぞお手に取ってご覧ください」とお客さんに声を掛け続けている姿が印象的だった。僭越ながら個人的にお二人に「接客がよかったで賞」を差し上げたい。全然いらないとは思いますが。

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一箱古本市の「ミスター完売」の異名をとる岡崎武志さんの箱。今回も、途中でブックオフにせどりに行って追加した分まで完売(帰りが楽でいいなぁ)。注目は小学生の娘さんが書いたPOPで、「読むは古本!!」という力強い文字の下に、女の子(ご
本人?)の顔、その視線の先には小さな猫(マシロちゃん?)が一箱を出している。女の子は「古本ですか!?ですか!?」と猫に聞いている。猫が「古本ですよー」と答えているというもの。うーむ、古本養成ギブス、恐るべし。

今回旅猫書房にて売れた本を記しておく。

・秋山ちえ子『雨の日の手紙』(文春文庫)
・高田文夫『江戸前で笑いたい』(中公文庫)
・白洲正子『おとこ友達との会話』(新潮文庫)
・白洲正子『夕顔』(新潮文庫)
・阿佐田哲也『黄金の腕』(角川文庫)
・枝川公一『今日も銀座へ行かなくちゃ』(講談社文庫)
・加藤陸朗『カラーブックス/千代紙・型染紙』(保育社)
・『西洋の詩を読む人に ポエムライブラリィ4』
 (東京創元社/S31年/装幀:花森安治)
・新美敬子『旅猫三昧』(講談社文庫)

時間切れ……つづきはまた書きます……
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2006年10月18日

■祭のために生きている

お陰さまで15日〜17日のアンダーグラウンドブックカフェも無事終了、ご来店いただきました皆さま、どうもありがとうございました。今回もいろいろ得るもの多き出展でございました。お世話になりました西秋さんはじめ参加古書店の皆さまにもお礼申し上げます。

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さて、今年もいよいよ来ました。なにがってあーた、湯たんぽですよ!もう誰がなんと言おうと湯たんぽの季節です!夜の冷え込みが日に日に増していくと、湯たんぽのご注文も日に日に増していく、という訳で、あの時とか、あの日のような怒濤の日々が始まりました。

ご注文いただきました皆さま、お待たせして申し訳ございません。今しばらく、今しばらくのご猶予を……平に御願い奉ります。

そんなわけで店の準備また遠のき、夕方からは別のことでソワソワ。別のことってあーた、あれですよ!あれ。お・え・し・き、です。年に一度の鬼子母神の御会式、本日最終日にして最大の盛り上がりを見せる夜。

今回のゲストは古本海ねこさんの旦那さま、Mongo氏。会社が終わって三鷹から雑司が谷へやってきました。Mongoさんは自前の半被まで持っていて、浅草三社祭でも神輿を担いでいたという、私のまわりでは数少ないお祭り好きな友人である。わが仕事場で祭衣装に着替え、いざ出陣。

その時の様子は、Mongoさんのブログにて → こちら

今年は順番早めでスタートだったので、9時半には宮入してしまい、境内でおでんをつまみながらビールなど飲んでいたのだが、同じ頃に古書往来座(古書往来座 ちょっとご報告)の皆さんと、古書現世の向井さん(古書現世店番日記::2006-10-18)もそこにいたということが翌日判明。ぬぉー。もっとキョロキョロ周囲を見ていればよかったー。
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