夕方、再び往来座の瀬戸さんが、今度はまこちさんを連れてご来店
くださる。あれこれお話するうち、瀬戸さんが今住んでいる家も、
旅猫雑貨店と同じ不動産屋「みみずくファミリー」の仲介であると
いう。略してみみファミ仲間。そして猫も飼っている!雑司が谷に
来てからというもの、会う人会う人、猫好きばかりでうれしくなる。
大家さんは長年、雑司が谷霊園の野良猫に毎日朝昼晩とエサをあげ
ていた人で、猫を大事にすると商売が繁盛する、と断言している。
特に黒猫は最高なんだとか。旅猫も地域の人に愛されますように。
2006年10月31日
2006年10月30日
■雑司が谷の朝は早い
(↑このタイトルは久米明風に読んでください)
ついにやっちまいました。雑司が谷の仕事場で初の徹夜。もう、
これ以上お待たせできないお客さまばかりで、早く全部発送を
済ませたいっ!やっちまいな!ってんで、夜通し湯たんぽの袋
を製作。月曜日はどうしても休みたかったんです。こころと
からだの定休日。10月唯一のお休みをください。
夜中、ミシンを掛けていると、4時頃に大家さんが起き出して
いる気配が。5時頃には犬の散歩をしている人がちらほら。早
い。早すぎるぞ。7時にはお向かいのお寿司屋さんの
シャッターも開いた。雑司が谷の朝は早いのう。
梱包終えて、9時頃から30分ぐらい畳ベンチで寝た。2人掛
けなので上半身しか乗らず、足は段ボールの上に乗せて苦しい
態勢なんだけど、とにかく眠いので気にしない。目覚めて朝
10時にヤマト運輸に荷物を出して自転車で帰宅。頭ぐらんぐ
らんするがなんとか日中は持ちこたえて、夜9時に就寝。13
時間寝た。
ついにやっちまいました。雑司が谷の仕事場で初の徹夜。もう、
これ以上お待たせできないお客さまばかりで、早く全部発送を
済ませたいっ!やっちまいな!ってんで、夜通し湯たんぽの袋
を製作。月曜日はどうしても休みたかったんです。こころと
からだの定休日。10月唯一のお休みをください。
夜中、ミシンを掛けていると、4時頃に大家さんが起き出して
いる気配が。5時頃には犬の散歩をしている人がちらほら。早
い。早すぎるぞ。7時にはお向かいのお寿司屋さんの
シャッターも開いた。雑司が谷の朝は早いのう。
梱包終えて、9時頃から30分ぐらい畳ベンチで寝た。2人掛
けなので上半身しか乗らず、足は段ボールの上に乗せて苦しい
態勢なんだけど、とにかく眠いので気にしない。目覚めて朝
10時にヤマト運輸に荷物を出して自転車で帰宅。頭ぐらんぐ
らんするがなんとか日中は持ちこたえて、夜9時に就寝。13
時間寝た。
2006年10月29日
■本日のご来店
日が暮れるのが早くなったなぁ〜とちょっぴり寂しい気持ちになって
いたら、コンコンとシェードを閉めたドアをノックする人あり。はて、
包丁を預けに来たお客さんかしら?と思いつつ外を覗けば、古書往来
座の瀬戸さんと小峯さんでした。わざわざお立ち寄りくださってあり
がとうございます。またまた、本職の古本屋さんに棚を見られる恥ず
かしさよ!(汗)なぜかすみませんすみませんと謝ってしまう。
畳ベンチに座っていただき、しばしお話。小峯さんとは今年春の一箱
古本市で会っていた(私の箱から本を買ってくださっていた)という。
野口富士男の箱入り単行本『かくてありけり』を買っていただいた男
性に、「あ、いい本をお買い上げいただいて……」と話しかけたこと
は覚えていたけれど、それがまさか往来座の方とは全く存じ上げませ
んで、なんというか、いつも人様に真摯な態度でいましょうね、と、
自分を戒めるような気持ちになる。ブックカバーまでお買い上げいた
だき、本当にありがとうございました。
いたら、コンコンとシェードを閉めたドアをノックする人あり。はて、
包丁を預けに来たお客さんかしら?と思いつつ外を覗けば、古書往来
座の瀬戸さんと小峯さんでした。わざわざお立ち寄りくださってあり
がとうございます。またまた、本職の古本屋さんに棚を見られる恥ず
かしさよ!(汗)なぜかすみませんすみませんと謝ってしまう。
畳ベンチに座っていただき、しばしお話。小峯さんとは今年春の一箱
古本市で会っていた(私の箱から本を買ってくださっていた)という。
野口富士男の箱入り単行本『かくてありけり』を買っていただいた男
性に、「あ、いい本をお買い上げいただいて……」と話しかけたこと
は覚えていたけれど、それがまさか往来座の方とは全く存じ上げませ
んで、なんというか、いつも人様に真摯な態度でいましょうね、と、
自分を戒めるような気持ちになる。ブックカバーまでお買い上げいた
だき、本当にありがとうございました。
2006年10月28日
■ゴッドハンドと握手
明大アカデミー「古書の世界」講座、第4回目。かつて“古本屋殺
し”と言われた中公文庫(古書価値の高い本をどんどん文庫にして
いった)、その解説総目録についてのお話から。その後、池袋シネ
マ振興会が作っているフリーペーパー「buku」の紹介、その表
紙を飾る小西真奈美つながりで「エルマガジン」に登場した山本善
行さんが本日のゲスト。この日のお話の内容は後日、岡崎さんと山
本さんの対談本に掲載されるとのこと。
講義の最後に岡崎さんより、「皆さんどうぞゴッドハンドの手を
握ってから、神田古本祭りに行ってください」と呼びかけがあり、
全員が山本さんと握手して解散。恒例の明大学食へ。オムハヤシラ
イス450円が、半熟の卵焼きの加減がよくおいしかった。コウノ
嬢、Nさんと3人で古本祭りへ繰り出す。私は30分ぐらいしか時
間がなくて、さーっと流すように見ていった。ゴッドハンド氏の霊
験あらたかとなったのかどうか、8冊ほど購入。その後、雑司が谷
に戻って再び湯たんぽ袋づくりと発送。
し”と言われた中公文庫(古書価値の高い本をどんどん文庫にして
いった)、その解説総目録についてのお話から。その後、池袋シネ
マ振興会が作っているフリーペーパー「buku」の紹介、その表
紙を飾る小西真奈美つながりで「エルマガジン」に登場した山本善
行さんが本日のゲスト。この日のお話の内容は後日、岡崎さんと山
本さんの対談本に掲載されるとのこと。
講義の最後に岡崎さんより、「皆さんどうぞゴッドハンドの手を
握ってから、神田古本祭りに行ってください」と呼びかけがあり、
全員が山本さんと握手して解散。恒例の明大学食へ。オムハヤシラ
イス450円が、半熟の卵焼きの加減がよくおいしかった。コウノ
嬢、Nさんと3人で古本祭りへ繰り出す。私は30分ぐらいしか時
間がなくて、さーっと流すように見ていった。ゴッドハンド氏の霊
験あらたかとなったのかどうか、8冊ほど購入。その後、雑司が谷
に戻って再び湯たんぽ袋づくりと発送。
2006年10月26日
■リンクする坂
寝ても覚めても湯たんぽのことで頭がいっぱいな今日この頃。朝、起
きた途端に「今日は○枚縫わなくちゃ」と考えてしまう。それでも、
縫製を外注に出すのは嫌なのだ。もしかしたら、いやきっと、外注の
お針子さんの方がずっと上手いだろう。ずっと早く、安く、たくさん
作ってくれるのだろうと思う。それでも、湯たんぽのために改良をし
てきた、自分の作り方に固執してしまう。自分が心を込めて縫ったも
のを、お客さんに使ってほしい。大変だけど、その方が心持ちがよい、
というそれだけの理由だ。
日が暮れて、ミシンをカタカタかけていると、先ほど電話で「今日
行ってもいいですかー?」と連絡をくださった早稲田・古書現世の
向井さんがやってきた。いやぁ、本職の古本屋さんに棚を見られる
というのは、恥ずかしいやら、恐縮するやら。あくまで“古本もあ
る”雑貨屋ということで、狭く浅い品揃えの逃げ口上とする。楽し
みな企画もお聞かせいただき、雑司が谷に店を持ってよかったなぁ
と改めて思う。まだまだ、整えなければならないこと、店としての
課題は山ほどあるので、しみじみしている場合ではないんだけど。
向井さんがこれから往来座へ行くというので、私もご挨拶するため
ついていった。瀬戸さんは不在で、小峯さんというアルバイトの男
性が一人で店番されていたので、お土産に栗の木でできたまごの手
を差し上げたところ、クンクンとまごの手の匂いを嗅いだのが面白
かった。私はてっきり、誰かの背中の脂の匂いがするかどうかで嗅
いだと思って、「誰も使ってない新品ですよ」と言ったのだが、小
峯さんは栗の木の匂いがするかどうかで嗅いだのだった。
ところで早稲田から雑司が谷へ来るには、どこかしら急坂(たくさ
んある)を通らなければならないのだが、どの坂を通るのが一番い
いのか向井さんに聞いてみた。私の仕事場の少し護国寺よりの道だ
と、古書現世までほぼ一直線で来られて、坂も比較的ゆるやかとの
こと。向井さんが子供の頃、友達と「坂行こうぜ」と言って自転車
で来ては、急坂をノーブレーキで下るという遊びをやっていたそう。
今度私も試してみようと思う。
きた途端に「今日は○枚縫わなくちゃ」と考えてしまう。それでも、
縫製を外注に出すのは嫌なのだ。もしかしたら、いやきっと、外注の
お針子さんの方がずっと上手いだろう。ずっと早く、安く、たくさん
作ってくれるのだろうと思う。それでも、湯たんぽのために改良をし
てきた、自分の作り方に固執してしまう。自分が心を込めて縫ったも
のを、お客さんに使ってほしい。大変だけど、その方が心持ちがよい、
というそれだけの理由だ。
日が暮れて、ミシンをカタカタかけていると、先ほど電話で「今日
行ってもいいですかー?」と連絡をくださった早稲田・古書現世の
向井さんがやってきた。いやぁ、本職の古本屋さんに棚を見られる
というのは、恥ずかしいやら、恐縮するやら。あくまで“古本もあ
る”雑貨屋ということで、狭く浅い品揃えの逃げ口上とする。楽し
みな企画もお聞かせいただき、雑司が谷に店を持ってよかったなぁ
と改めて思う。まだまだ、整えなければならないこと、店としての
課題は山ほどあるので、しみじみしている場合ではないんだけど。
向井さんがこれから往来座へ行くというので、私もご挨拶するため
ついていった。瀬戸さんは不在で、小峯さんというアルバイトの男
性が一人で店番されていたので、お土産に栗の木でできたまごの手
を差し上げたところ、クンクンとまごの手の匂いを嗅いだのが面白
かった。私はてっきり、誰かの背中の脂の匂いがするかどうかで嗅
いだと思って、「誰も使ってない新品ですよ」と言ったのだが、小
峯さんは栗の木の匂いがするかどうかで嗅いだのだった。
ところで早稲田から雑司が谷へ来るには、どこかしら急坂(たくさ
んある)を通らなければならないのだが、どの坂を通るのが一番い
いのか向井さんに聞いてみた。私の仕事場の少し護国寺よりの道だ
と、古書現世までほぼ一直線で来られて、坂も比較的ゆるやかとの
こと。向井さんが子供の頃、友達と「坂行こうぜ」と言って自転車
で来ては、急坂をノーブレーキで下るという遊びをやっていたそう。
今度私も試してみようと思う。
2006年10月25日
2006年10月24日
■いってらっしゃい

とにかくできあがった袋からどんどん発送。皆さまのお役に立つの
だぞ。いってらっしゃい。
しかし今週中にこの5倍ぐらいつくります。先は長い。気が付けば、
10月に入って一日も休んでなかった。この先も全然休めない感じ
です。あははははー
夕方、雑司が谷在住のイラストレーター、武藤良子さんが来てくれ
た。先日の一箱古本市では販売数1位で表彰されたムト屋さんであ
る。いつも目白台の方にある図書館に行くときに、この仕事場の前
を通っているそう。15分ほどお話して、近日、雑司が谷と目白周
辺の、本を扱うお店で集まって飲み会をやりましょうということに
なった。新参者の当店は皆さんのお荷物になるばかりだけれど、こ
の目白・雑司が谷に人がやってきて、町を散策しながら楽しんでも
らえるような、新しい動きについていきたいと思う。
2006年10月23日
■万灯の花
今日からまた働くぞ!と気合いを入れて出勤。仕事場に着くと、お
向かいのお寿司屋のおかみさんが、「金子さん、万灯の花いる?
取っといたんだけど。」と声を掛けてくださる。いるいるいる!い
りますとも。御会式が終わると、万灯のクラゲのような白い花は外
されて、中の灯籠だけにして格納庫にしまわれる。花は毎年、町内
会の人たちが新しいものをつけるので、使い終わった分は小分けに
して欲しい人に配ったりするのだ。万灯の花は無病息災、縁起がい
いということなので、仕事場の梱包机の横に飾っておこう。

万灯の花に見守られつつ、湯たんぽ袋作り。生地の裁断、しるし付
け、ミシンで縫って、アイロンで三つ折り、ヒモを通して……この
4年間で何百枚作ったのだろう。数えてみたことはないけれど、は
じめの頃よりだいぶ早く作れるようになっていることは確か。1日
でも早くお届けするべくがんばりまっせ。
2006年10月22日
■秋も一箱古本市
今回は忘れ物をしないよう十分にチェックをして参加してまいりま
した、秋も一箱古本市。4カ所の大家さんのうち、宗善寺というお
寺の境内に出店。

同じ会場には我が古本師匠・岡崎武志さん、そして晩鮭亭さん(サ
ノシゲ食堂)、退屈男さん(ちくわ文庫)と、書物ブログで有名な
方々のお姿があり、大相撲の三役揃い踏みみたいだった。11時開
始と共に、お客さんが次々やってきた。

今回の箱のテーマは「給食当番」。牛乳運搬用のアルミ箱に、沖縄・
宮平牛乳の瓶を置いて、POPスタンドを立ててみた。給食のおば
さんのつもりで割烹着も着ていたが、黒だったのであまり気付かれ
ず。やはり白い割烹着で頭に三角巾、ぐらいやった方がよかったか
もしれない。本とは全然関係ないところだけれど。

お隣は、初参加で、見事、南陀楼綾繁賞を受賞した石ころ書房。
元我堂で鍛えた品揃え、お見事でした。水引を使ったスリップも
とても凝っていた。

晩鮭亭日常さんのサノシゲ食堂は、佐野繁次郎装幀の本ばかりを
集めた箱で、見応えがあった。退屈男さんと並んで2人共ずっと
立ちっぱなしで、「いらっしゃいませ」「どうぞお手に取ってご
覧ください」とお客さんに声を掛け続けている姿が印象的だった。
僭越ながら個人的にお二人に「接客がよかったで賞」を差し上げ
たい。全然いらないとは思いますが。

一箱古本市の「ミスター完売」の異名をとる岡崎武志さんの箱。
今回も、途中でブックオフにせどりに行って追加した分まで完売
(帰りが楽でいいなぁ)。注目は小学生の娘さんが書いたPOP
で、「読むは古本!!」という力強い文字の下に、女の子(ご
本人?)の顔、その視線の先には小さな猫(マシロちゃん?)が
一箱を出している。女の子は「古本ですか!?ですか!?」と猫
に聞いている。猫が「古本ですよー」と答えているというもの。
うーむ、古本養成ギブス、恐るべし。
今回旅猫書房にて売れた本を記しておく。
・秋山ちえ子『雨の日の手紙』(文春文庫)
・高田文夫『江戸前で笑いたい』(中公文庫)
・白洲正子『おとこ友達との会話』(新潮文庫)
・白洲正子『夕顔』(新潮文庫)
・阿佐田哲也『黄金の腕』(角川文庫)
・枝川公一『今日も銀座へ行かなくちゃ』(講談社文庫)
・加藤陸朗『カラーブックス/千代紙・型染紙』(保育社)
・『西洋の詩を読む人に ポエムライブラリィ4』
(東京創元社/S31年/装幀:花森安治)
・新美敬子『旅猫三昧』(講談社文庫)
時間切れ……つづきはまた書きます……
した、秋も一箱古本市。4カ所の大家さんのうち、宗善寺というお
寺の境内に出店。

同じ会場には我が古本師匠・岡崎武志さん、そして晩鮭亭さん(サ
ノシゲ食堂)、退屈男さん(ちくわ文庫)と、書物ブログで有名な
方々のお姿があり、大相撲の三役揃い踏みみたいだった。11時開
始と共に、お客さんが次々やってきた。

今回の箱のテーマは「給食当番」。牛乳運搬用のアルミ箱に、沖縄・
宮平牛乳の瓶を置いて、POPスタンドを立ててみた。給食のおば
さんのつもりで割烹着も着ていたが、黒だったのであまり気付かれ
ず。やはり白い割烹着で頭に三角巾、ぐらいやった方がよかったか
もしれない。本とは全然関係ないところだけれど。

お隣は、初参加で、見事、南陀楼綾繁賞を受賞した石ころ書房。
元我堂で鍛えた品揃え、お見事でした。水引を使ったスリップも
とても凝っていた。

晩鮭亭日常さんのサノシゲ食堂は、佐野繁次郎装幀の本ばかりを
集めた箱で、見応えがあった。退屈男さんと並んで2人共ずっと
立ちっぱなしで、「いらっしゃいませ」「どうぞお手に取ってご
覧ください」とお客さんに声を掛け続けている姿が印象的だった。
僭越ながら個人的にお二人に「接客がよかったで賞」を差し上げ
たい。全然いらないとは思いますが。

一箱古本市の「ミスター完売」の異名をとる岡崎武志さんの箱。
今回も、途中でブックオフにせどりに行って追加した分まで完売
(帰りが楽でいいなぁ)。注目は小学生の娘さんが書いたPOP
で、「読むは古本!!」という力強い文字の下に、女の子(ご
本人?)の顔、その視線の先には小さな猫(マシロちゃん?)が
一箱を出している。女の子は「古本ですか!?ですか!?」と猫
に聞いている。猫が「古本ですよー」と答えているというもの。
うーむ、古本養成ギブス、恐るべし。
今回旅猫書房にて売れた本を記しておく。
・秋山ちえ子『雨の日の手紙』(文春文庫)
・高田文夫『江戸前で笑いたい』(中公文庫)
・白洲正子『おとこ友達との会話』(新潮文庫)
・白洲正子『夕顔』(新潮文庫)
・阿佐田哲也『黄金の腕』(角川文庫)
・枝川公一『今日も銀座へ行かなくちゃ』(講談社文庫)
・加藤陸朗『カラーブックス/千代紙・型染紙』(保育社)
・『西洋の詩を読む人に ポエムライブラリィ4』
(東京創元社/S31年/装幀:花森安治)
・新美敬子『旅猫三昧』(講談社文庫)
時間切れ……つづきはまた書きます……
2006年10月18日
■祭のために生きている
お陰さまで15日〜17日のアンダーグラウンドブックカフェも無事
終了、ご来店いただきました皆さま、どうもありがとうございました。
今回もいろいろ得るもの多き出展でございました。お世話になりまし
た西秋さんはじめ参加古書店の皆さまにもお礼申し上げます。
*******************************
さて、今年もいよいよ来ました。なにがってあーた、湯たんぽですよ!
もう誰がなんと言おうと湯たんぽの季節です!夜の冷え込みが日に
日に増していくと、湯たんぽのご注文も日に日に増していく、とい
う訳で、あの時とか、あの日のような怒濤の日々が始まりました。
ご注文いただきました皆さま、お待たせして申し訳ございません。
今しばらく、今しばらくのご猶予を……平に御願い奉ります。
そんなわけで店の準備また遠のき、夕方からは別のことでソワソワ。別
のことってあーた、あれですよ!あれ。お・え・し・き、です。年に一
度の鬼子母神の御会式、本日最終日にして最大の盛り上がりを見せる夜。
今回のゲストは古本海ねこさんの旦那さま、Mongo氏。会社が終わって
三鷹から雑司が谷へやってきました。Mongoさんは自前の半被まで持っ
ていて、浅草三社祭でも神輿を担いでいたという、私のまわりでは数少
ないお祭り好きな友人である。わが仕事場で祭衣装に着替え、いざ出陣。
その時の様子は、Mongoさんのブログにて → こちら
今年は順番早めでスタートだったので、9時半には宮入してしまい、境
内でおでんをつまみながらビールなど飲んでいたのだが、同じ頃に古書
往来座(古書往来座 ちょっとご報告)の皆さんと、古書現世の向井さん(古書現世店番日記::2006-10-18)もそこにいたということが翌日判明。ぬぉー。もっとキョロキョロ周囲を見ていればよかったー。
終了、ご来店いただきました皆さま、どうもありがとうございました。
今回もいろいろ得るもの多き出展でございました。お世話になりまし
た西秋さんはじめ参加古書店の皆さまにもお礼申し上げます。
*******************************
さて、今年もいよいよ来ました。なにがってあーた、湯たんぽですよ!
もう誰がなんと言おうと湯たんぽの季節です!夜の冷え込みが日に
日に増していくと、湯たんぽのご注文も日に日に増していく、とい
う訳で、あの時とか、あの日のような怒濤の日々が始まりました。
ご注文いただきました皆さま、お待たせして申し訳ございません。
今しばらく、今しばらくのご猶予を……平に御願い奉ります。
そんなわけで店の準備また遠のき、夕方からは別のことでソワソワ。別
のことってあーた、あれですよ!あれ。お・え・し・き、です。年に一
度の鬼子母神の御会式、本日最終日にして最大の盛り上がりを見せる夜。
今回のゲストは古本海ねこさんの旦那さま、Mongo氏。会社が終わって
三鷹から雑司が谷へやってきました。Mongoさんは自前の半被まで持っ
ていて、浅草三社祭でも神輿を担いでいたという、私のまわりでは数少
ないお祭り好きな友人である。わが仕事場で祭衣装に着替え、いざ出陣。
その時の様子は、Mongoさんのブログにて → こちら
今年は順番早めでスタートだったので、9時半には宮入してしまい、境
内でおでんをつまみながらビールなど飲んでいたのだが、同じ頃に古書
往来座(古書往来座 ちょっとご報告)の皆さんと、古書現世の向井さん(古書現世店番日記::2006-10-18)もそこにいたということが翌日判明。ぬぉー。もっとキョロキョロ周囲を見ていればよかったー。
2006年10月14日
■カブトライダー
明大アカデミー「古書の世界」第2回目の講義。最初の15分ほど
は岡崎さんが日本各地の古本屋を訪ねた時に撮影した、古本屋写真
の紹介。古本屋らしいたたずまいの老舗、巨大倉庫のような新古本
屋、大地震の時に居合わせた古本屋……などなど。アルバムを見な
がら、古本屋の店頭というのはそれぞれみな違っていて味のあるも
のだと感心する。
今日のゲストは早稲田・古書現世の向井透史さん。イヨ!若旦那!
と掛け声のひとつも掛けたくなったが、もちろんそんなことはでき
ないです。向井さんが古本屋として働き始めた時の話から、バブル
期の話、そして現在の話へ。
昔は市場に“地方荷”といって、地方の古本屋が東京に本を送って
市場で売る、ということがよくあったが、今は地方でもインター
ネットで相場を掴んで自ら販売してしまうので、市場に出す必要が
なくなった、市場で扱う本の量も、昔より大幅に減っている、との
こと。
また、昔の古本屋は丁稚制で人手があったので、朝8時ぐらいから
開いていた。(今は10時半〜11時ぐらい。朝、市場に行って入
札してから開店)夜も夜間の学生のために11時頃まで開いていた
そう。
古書現世といえば、つい最近も深夜のケーブルテレビで再放送され
ていたテレビドラマ『気まぐれ天使』。山田吾一が店主で、2階に
石立鉄男が下宿している古本屋として、昔の古書現世が映るのだ。
向井さん曰く、石立鉄男は感じが悪く、一言もしゃべらなかったそ
うだ。私の同居人の家のすぐ近く(雑司が谷)で、やはり石立鉄男
が水道屋という設定の『水もれ甲介』の撮影をしていた時も、鉄男
は撮影現場に集まる子供達に「うるせぇ、あっちへ行け!」などと
暴言を吐いていたらしく、同居人は(テレビで見るのと全然違う人
だ…)とショックを受けたという。ちなみに『水もれ甲介』で使わ
れていた水道屋は、3年ほど前に取り壊されて更地になっている。
最近、古本屋に来るお客さんが変わってきていて、女性が増え、
横柄な人が減ったという。また、古本屋には時々変な人がやってき
て、7〜8年前、スーツ姿で頭に鎧兜をかぶった人が来店。帰りに
その兜を店に忘れていき、向井さんが兜を持って追いかけた、とい
うエピソードが可笑しくて、教室で笑いをこらえすぎて少し泣いた。
最後に、早稲田古書店街の現状として、毎月のBIGBOX古書市
はとてもよく売れる催事で、ここにいい本を持ってきてしまうので
店売りがどうしても弱くなってしまう。BIGBOXだけで終わっ
てしまって早稲田まで人が流れてこない。どうやって早稲田まで来
てもらうかが今後の課題だという。
講義のあと、岡崎さん、向井さん、生徒有志で明大の学食へ。土曜
日なのにとても混んでいて、席がばらばらになってしまい、お話で
きず。
その後、一旦中野の自宅に車を取りに行き、雑司が谷の事務所へ。
昨日まで準備していた商品10箱ほどを積み込んで、6時に再び
神保町へ。いもやでとんかつ定食をかき込み、7時から東京古書
会館にてアンダーグラウンドブックカフェの搬入作業。今回はハ
タナカさんに搬入の応援に来てもらった。その場勝負で展示して
いき、1時間ほどで完了。

“小粋なブックカバー”新作も多数ございます

好評“手拭い本”は箱付きになりました。「日本のこと秋編」
「お米のこと」「小豆のこと」が新たに加わりました

本を包むのに便利な、ポリエステルちりめんの風呂敷。シワが気に
ならず、洗濯機でどんどん洗えます。ドロップバッグ包み、ショル
ダーバッグ包み、合わせ包み、お使い包み、いろいろな包み方のサ
ンプルをご用意しました。古書展へ行くときの必須アイテムとして、
みんなが風呂敷を持って歩くようになったら素敵ですよねぇ。

今回の目玉(?)は昔ながらのトタンの湯たんぽ。UBC仕様の特
製袋付きです。冬の読書のお供に。
は岡崎さんが日本各地の古本屋を訪ねた時に撮影した、古本屋写真
の紹介。古本屋らしいたたずまいの老舗、巨大倉庫のような新古本
屋、大地震の時に居合わせた古本屋……などなど。アルバムを見な
がら、古本屋の店頭というのはそれぞれみな違っていて味のあるも
のだと感心する。
今日のゲストは早稲田・古書現世の向井透史さん。イヨ!若旦那!
と掛け声のひとつも掛けたくなったが、もちろんそんなことはでき
ないです。向井さんが古本屋として働き始めた時の話から、バブル
期の話、そして現在の話へ。
昔は市場に“地方荷”といって、地方の古本屋が東京に本を送って
市場で売る、ということがよくあったが、今は地方でもインター
ネットで相場を掴んで自ら販売してしまうので、市場に出す必要が
なくなった、市場で扱う本の量も、昔より大幅に減っている、との
こと。
また、昔の古本屋は丁稚制で人手があったので、朝8時ぐらいから
開いていた。(今は10時半〜11時ぐらい。朝、市場に行って入
札してから開店)夜も夜間の学生のために11時頃まで開いていた
そう。
古書現世といえば、つい最近も深夜のケーブルテレビで再放送され
ていたテレビドラマ『気まぐれ天使』。山田吾一が店主で、2階に
石立鉄男が下宿している古本屋として、昔の古書現世が映るのだ。
向井さん曰く、石立鉄男は感じが悪く、一言もしゃべらなかったそ
うだ。私の同居人の家のすぐ近く(雑司が谷)で、やはり石立鉄男
が水道屋という設定の『水もれ甲介』の撮影をしていた時も、鉄男
は撮影現場に集まる子供達に「うるせぇ、あっちへ行け!」などと
暴言を吐いていたらしく、同居人は(テレビで見るのと全然違う人
だ…)とショックを受けたという。ちなみに『水もれ甲介』で使わ
れていた水道屋は、3年ほど前に取り壊されて更地になっている。
最近、古本屋に来るお客さんが変わってきていて、女性が増え、
横柄な人が減ったという。また、古本屋には時々変な人がやってき
て、7〜8年前、スーツ姿で頭に鎧兜をかぶった人が来店。帰りに
その兜を店に忘れていき、向井さんが兜を持って追いかけた、とい
うエピソードが可笑しくて、教室で笑いをこらえすぎて少し泣いた。
最後に、早稲田古書店街の現状として、毎月のBIGBOX古書市
はとてもよく売れる催事で、ここにいい本を持ってきてしまうので
店売りがどうしても弱くなってしまう。BIGBOXだけで終わっ
てしまって早稲田まで人が流れてこない。どうやって早稲田まで来
てもらうかが今後の課題だという。
講義のあと、岡崎さん、向井さん、生徒有志で明大の学食へ。土曜
日なのにとても混んでいて、席がばらばらになってしまい、お話で
きず。
その後、一旦中野の自宅に車を取りに行き、雑司が谷の事務所へ。
昨日まで準備していた商品10箱ほどを積み込んで、6時に再び
神保町へ。いもやでとんかつ定食をかき込み、7時から東京古書
会館にてアンダーグラウンドブックカフェの搬入作業。今回はハ
タナカさんに搬入の応援に来てもらった。その場勝負で展示して
いき、1時間ほどで完了。

“小粋なブックカバー”新作も多数ございます

好評“手拭い本”は箱付きになりました。「日本のこと秋編」
「お米のこと」「小豆のこと」が新たに加わりました

本を包むのに便利な、ポリエステルちりめんの風呂敷。シワが気に
ならず、洗濯機でどんどん洗えます。ドロップバッグ包み、ショル
ダーバッグ包み、合わせ包み、お使い包み、いろいろな包み方のサ
ンプルをご用意しました。古書展へ行くときの必須アイテムとして、
みんなが風呂敷を持って歩くようになったら素敵ですよねぇ。

今回の目玉(?)は昔ながらのトタンの湯たんぽ。UBC仕様の特
製袋付きです。冬の読書のお供に。
2006年10月12日
■急ぎたいのはやまやまなれど

本を並べてみた
家族や友人知人が様子見にやってくるようになったので、尻に火が
ついたような気持ちになっているのだが、日々の発送やメール対応、
それからUBCに一箱古本市の準備もあるしとアワアワで、なんて
誰にするともない言い訳をつぶやく午後3時。どっちが優先かと問
われれば、よそさまへの責任と期限のある仕事なわけで、やっぱり
自分の店のことが後回しとなっていく。畳の一目ずつでも、日々是
前進。

大家さんから、「旅館に泊まりに来たみたいだねぇ」という感想を
いただいた、照明+笊。

和傘の美しさを知って以来、どうしても売りたかった蛇の目傘。

ご来店の折には、どうぞお手に取ってみてくださいな。

もちろん開いちゃってください。中村主水の内職でおなじみかと思
いますが、実際に触ってみるとその美しさに感動すら覚えます。
2006年10月11日
■めし処困らず
兄が、お向かいのいなり寿司屋さんの定食が旨い!と言うので初め
て注文してみた。太巻き寿司といなり寿司しか食べたことがなかっ
たのだが、店頭のメニューを見ると、カツ丼、カレーライス、やき
そば、鮭弁当、ハンバーグ弁当、などなど……あらま、こんなにバ
リエーションがあったのか。どうりで昼になると、近くのサラリー
マンや、ヤマト運輸のお兄さん達が店の前に並んでいるわけだ。
いっぱいあるメニューの中からどれか1つを選ぶのがものすごく苦
手なので、「本日のおすすめ!」とかいうのがあると、おすすめさ
れるままに注文してしまうのであるが、ここのメニューにはおすす
めマークがないので一番上から食べてみることにする。注文をおか
みさんに伝えると、「はいよっ!じゃあできたらお店に持ってって
あげるよ!お金はあとでいいから!」と威勢のいい返事。

唐揚げ弁当、550円也。て、天ぷら付き……サラダてんこ盛り……
唐揚げがかなりいける。衣がさっくり揚がっていて、鶏肉がふわっと
柔らかい。お米ウマーい。量多いー。残さず平らげる。

そして何と!おかみさんからお祝いのお花までいただいてしまった。
五香蘭というお花。感激であります。
仕事場のまわりには、他にも天ぷら「結城」の天丼、鳥もも照り焼
き弁当、「アカマルベーカリー」のパン(特にカツサンド)など、
疲れた体にどりゃーと栄養補給してくれるおいしい食べ物が、すぐ
に手に入る環境。大家さんは毎日おやつの差し入れをしてくれるし、
この仕事場に来てからというもの、本当に食べ物に困らないのであ
る。自転車通勤していても一向に痩せないはずだ。
て注文してみた。太巻き寿司といなり寿司しか食べたことがなかっ
たのだが、店頭のメニューを見ると、カツ丼、カレーライス、やき
そば、鮭弁当、ハンバーグ弁当、などなど……あらま、こんなにバ
リエーションがあったのか。どうりで昼になると、近くのサラリー
マンや、ヤマト運輸のお兄さん達が店の前に並んでいるわけだ。
いっぱいあるメニューの中からどれか1つを選ぶのがものすごく苦
手なので、「本日のおすすめ!」とかいうのがあると、おすすめさ
れるままに注文してしまうのであるが、ここのメニューにはおすす
めマークがないので一番上から食べてみることにする。注文をおか
みさんに伝えると、「はいよっ!じゃあできたらお店に持ってって
あげるよ!お金はあとでいいから!」と威勢のいい返事。

唐揚げ弁当、550円也。て、天ぷら付き……サラダてんこ盛り……
唐揚げがかなりいける。衣がさっくり揚がっていて、鶏肉がふわっと
柔らかい。お米ウマーい。量多いー。残さず平らげる。

そして何と!おかみさんからお祝いのお花までいただいてしまった。
五香蘭というお花。感激であります。
仕事場のまわりには、他にも天ぷら「結城」の天丼、鳥もも照り焼
き弁当、「アカマルベーカリー」のパン(特にカツサンド)など、
疲れた体にどりゃーと栄養補給してくれるおいしい食べ物が、すぐ
に手に入る環境。大家さんは毎日おやつの差し入れをしてくれるし、
この仕事場に来てからというもの、本当に食べ物に困らないのであ
る。自転車通勤していても一向に痩せないはずだ。
2006年10月10日
■備忘録
7日(土)は明治大学リバティアカデミーで岡崎武志師匠の「古書
の世界・7」の講座の第1回(全5回)だった。わ、わ、遅刻する
ぅ〜と明大のエレベーターに駆け込んだら、岡崎さんが乗っていて
焦る。お店のことを気に掛けてくださっていて、それだけで心強く、
がんばろうと思う。
教室に入ると、コウノ嬢はじめ、久保田くん、ナリタさんと、去年
この講座で出会った仲間が揃っている。1年でいろんなところに
行ったり、話し合ったり、かなり濃い〜お付き合いだ。
講義は岡崎さんの自己紹介のあと、阿川弘之『なかよし特急』の話
から。いつも特急に手を振っていた“まこちゃん”の物語。新刊
『乗物絵本時代』も紹介され、今、いかに乗物絵本の人気があるか。
浅草の映画館の、映写技師のものと思われる個人のアルバム、これ
はいつかその映画館を特定してみたいとのこと。昭和26年の松島
トモ子を主人公にした、トモ子ちゃんマンガ『アパートちゃん』。
アパートちゃんカルタがあるらしい……。明治40年刊『吾輩は鼠
である』(影法師著・大学館刊)は、漱石の『吾輩は猫である』が
明治39年に発行されたわずか1年後に、こんなパロディ本が出て
いるという。『吾輩は〜』のタイトルを模した本は100種類以上
あるそう。アンリー・ベロー著『肥満漢の嘆き』37才で100キ
ロある男が、肥満を解消するために試行錯誤する、ダイエット本。
これが1922年フランス文学賞ゴンクール賞をとっている。
まとめ:「買った古本についてちょっと調べると、芋づる式に当時
の風俗・流行がわかってくる」
講義のあと、コウノ嬢、久保田くんと3人でさぼうるの山盛りナポ
リタンを平らげ、西秋書店へ。ちょうど西秋さんが表の均一棚に本
をさしているところだったのでしばし立ち話。お邪魔いたしました。
8日(日)は、仕事場に初めて姉がやってきた。同居人と3人で、
近くにある和カフェ「らばさん」へ。このカフェを経営する石田さ
んは、同居人の幼馴染みであるが、会うのは30年ぶりぐらいとい
う。石田さんのおじいさんは、石田一松という演歌師で、『酋長の
娘』を作った人。曲の歌い出しは
「♪私のラバさん 酋長の娘 色は黒いが 南洋じゃ美人」
「ラバさん=Loverさん=恋人」、これが店名の由来だそう。
すみません、その曲を聴いたことがないのですが、もしも音源を入
手できたら、旅猫雑貨店でもBGMとしてかけてみたいです。
3種類あるランチはどれも1000円。お茶かコーヒーが付く。今
度、雑司が谷2丁目でお店をしますと言ったらとても喜んでくだ
さった。
9日(月)今度は父がやってきた。再びらばさんへ。昨日と同じ、
鮭のづけ丼を食べる。美味。
の世界・7」の講座の第1回(全5回)だった。わ、わ、遅刻する
ぅ〜と明大のエレベーターに駆け込んだら、岡崎さんが乗っていて
焦る。お店のことを気に掛けてくださっていて、それだけで心強く、
がんばろうと思う。
教室に入ると、コウノ嬢はじめ、久保田くん、ナリタさんと、去年
この講座で出会った仲間が揃っている。1年でいろんなところに
行ったり、話し合ったり、かなり濃い〜お付き合いだ。
講義は岡崎さんの自己紹介のあと、阿川弘之『なかよし特急』の話
から。いつも特急に手を振っていた“まこちゃん”の物語。新刊
『乗物絵本時代』も紹介され、今、いかに乗物絵本の人気があるか。
浅草の映画館の、映写技師のものと思われる個人のアルバム、これ
はいつかその映画館を特定してみたいとのこと。昭和26年の松島
トモ子を主人公にした、トモ子ちゃんマンガ『アパートちゃん』。
アパートちゃんカルタがあるらしい……。明治40年刊『吾輩は鼠
である』(影法師著・大学館刊)は、漱石の『吾輩は猫である』が
明治39年に発行されたわずか1年後に、こんなパロディ本が出て
いるという。『吾輩は〜』のタイトルを模した本は100種類以上
あるそう。アンリー・ベロー著『肥満漢の嘆き』37才で100キ
ロある男が、肥満を解消するために試行錯誤する、ダイエット本。
これが1922年フランス文学賞ゴンクール賞をとっている。
まとめ:「買った古本についてちょっと調べると、芋づる式に当時
の風俗・流行がわかってくる」
講義のあと、コウノ嬢、久保田くんと3人でさぼうるの山盛りナポ
リタンを平らげ、西秋書店へ。ちょうど西秋さんが表の均一棚に本
をさしているところだったのでしばし立ち話。お邪魔いたしました。
8日(日)は、仕事場に初めて姉がやってきた。同居人と3人で、
近くにある和カフェ「らばさん」へ。このカフェを経営する石田さ
んは、同居人の幼馴染みであるが、会うのは30年ぶりぐらいとい
う。石田さんのおじいさんは、石田一松という演歌師で、『酋長の
娘』を作った人。曲の歌い出しは
「♪私のラバさん 酋長の娘 色は黒いが 南洋じゃ美人」
「ラバさん=Loverさん=恋人」、これが店名の由来だそう。
すみません、その曲を聴いたことがないのですが、もしも音源を入
手できたら、旅猫雑貨店でもBGMとしてかけてみたいです。
3種類あるランチはどれも1000円。お茶かコーヒーが付く。今
度、雑司が谷2丁目でお店をしますと言ったらとても喜んでくだ
さった。
9日(月)今度は父がやってきた。再びらばさんへ。昨日と同じ、
鮭のづけ丼を食べる。美味。
2006年10月09日
■壁ではありません

目白通りと明治通りが交差する千登世橋のそばにあるのぞき坂。初
めて見た時はあまりのことに笑ってしまった。都内で2番目に急な
坂だそうである。雑司が谷と早稲田の間はどこをどう行っても急坂
ばかりで、行きはよいよい帰りは怖い。本郷あたりにもめっぽう急
な坂はあるけれど、ここはその長さと角度が格別。この坂の途中に
住むのはいやだ。車で下ればジェットコースター気分。冬に雪が積
もったら、確実に上級者コースのスキーを楽しめる。
2006年10月08日
■三春の小路

JR目白駅から池袋方面に1分ほど線路沿いを歩いたところに、
こじんまりとしたギャラリーMIHARUDO(三春堂)がある。
作家もののガラス器や陶器、織物などの現代工芸が置かれていて、
オリジナルの衣類は池内紀さん御用達だとか。
私は店内の本棚がとても気に入っている。店主の三春さんが選んだ
美術工芸関連の書籍・雑誌・絵本などがぎっしり。いつまでも
いたくなるお店だ。
今は亡くなった店番ネコmayaは、MIHARUDOオリジナルTシャツに
その姿がある。
■三春堂ショップ&ギャラリー
http://www014.upp.so-net.ne.jp/MiharudoGallery/
2006年10月07日
■万灯ゆれる

出勤したら店の前の道路に突然、櫓が組まれていた。毎年10月16
日〜18日に行われる鬼子母神のお祭“御会式(おえしき)”で使う
万灯の準備が始まったのだ。各町会ごとに1つ大きな灯籠があり、町
会の人たちが紙で作った花をしだれ柳のように飾りつける。まるで巨
大クラゲのよう。

中心はこんな風になっている。

日が暮れて、万灯に火が入る。今日から18日まで、この道路は万灯
に占拠されるが、毎日万灯を眺めながら仕事をするのも悪くない。
2006年10月06日
■棚板届く

本棚の棚板は、狭い店内が少しでも広く明るく見えるよう、6mm厚
のガラスにした。このあとガラスに少し細工をする予定。

とりあえずその辺にある雑貨をのせてみる。少しお店らしくなった。
■ひろびろ〜

自宅兼事務所の時は、あまりに作業スペースが狭いため、毎回梱包
に難儀していた「かんからさんしん」。こんなに余裕で包めるわ〜。
うれしいわ〜。の1枚。
2006年10月04日
■のっとられる
知人からのメールに、
「“メガネ系お笑い女子”なんて思ってないから大丈夫ですよ」
と書いてあった。すでに“文系”が外れている。
気を取り直して、今日も自転車で出勤。店に着くと、店頭に大きな
パラソルが差してあり、しゃかしゃかと何やら怪しい人、2名。

あっ、兄です、兄です、包丁研ぎをここでやりたいとは聞いてたけ
ど、いきなり今日から、しかも勝手に始めておりました。そして、
師匠まで一緒です(左)!この方、刃物研ぎだけで生計を立ててい
るすごい方で、カンナなどの道工具、美容・理容のハサミ、芝刈り
機の刃など、刃物ならなんでも研いでしまうプロフェッショナルな
のです。そんな人に、たまたま釣りに行った荒川土手で偶然出会っ
てしまった兄は、師匠のなわばりを少しずつ譲ってもらって、技術
も教わって、まるで落語みたいな人生を歩んでおります。

早くも雑司が谷ご近所さまの包丁、ハサミなどが集まってきており
ます。

固い針金なんかを切って、刃がガタガタになってしまった裁ちばさ
み、これは刃を立てるのに1時間以上かかるとのこと。最後には切
れ味もよくなり、お客さんも喜んでいた。若干心配なのは、ここが
雑貨屋ではなく、包丁研ぎ屋だと思われてしまうことだが、そこは
兄がちゃんと営業トークで「ここは妹の雑貨屋で、もうすぐオープ
ンするから遊びに来てね」と、ちゃんと宣伝しまくってくれたのが
ありがたかった。

仕事場の奥ではハタナカさんが梱包作業中。助かりますようー。

一箱古本市で配るタビネコしおりができました。3種類、それぞれ
穴が開いていて、ひっくりかえすと………穴に意味があるんです。
もしもどこかで手にしたら、じっくり見てくださいましー。
「“メガネ系お笑い女子”なんて思ってないから大丈夫ですよ」
と書いてあった。すでに“文系”が外れている。
気を取り直して、今日も自転車で出勤。店に着くと、店頭に大きな
パラソルが差してあり、しゃかしゃかと何やら怪しい人、2名。

あっ、兄です、兄です、包丁研ぎをここでやりたいとは聞いてたけ
ど、いきなり今日から、しかも勝手に始めておりました。そして、
師匠まで一緒です(左)!この方、刃物研ぎだけで生計を立ててい
るすごい方で、カンナなどの道工具、美容・理容のハサミ、芝刈り
機の刃など、刃物ならなんでも研いでしまうプロフェッショナルな
のです。そんな人に、たまたま釣りに行った荒川土手で偶然出会っ
てしまった兄は、師匠のなわばりを少しずつ譲ってもらって、技術
も教わって、まるで落語みたいな人生を歩んでおります。

早くも雑司が谷ご近所さまの包丁、ハサミなどが集まってきており
ます。

固い針金なんかを切って、刃がガタガタになってしまった裁ちばさ
み、これは刃を立てるのに1時間以上かかるとのこと。最後には切
れ味もよくなり、お客さんも喜んでいた。若干心配なのは、ここが
雑貨屋ではなく、包丁研ぎ屋だと思われてしまうことだが、そこは
兄がちゃんと営業トークで「ここは妹の雑貨屋で、もうすぐオープ
ンするから遊びに来てね」と、ちゃんと宣伝しまくってくれたのが
ありがたかった。

仕事場の奥ではハタナカさんが梱包作業中。助かりますようー。

一箱古本市で配るタビネコしおりができました。3種類、それぞれ
穴が開いていて、ひっくりかえすと………穴に意味があるんです。
もしもどこかで手にしたら、じっくり見てくださいましー。
2006年10月03日
■よってらっしゃいUBC

ショップカードをせっせと制作。10月15日から3日間開催され
る、アンダーグラウンドブックカフェ(以下UBC)に向けて準備
を始める。今回は前回の半分ぐらいのスペースになるので、少し気
持ちが楽になっている。だけどがんばりまっせ。お客さまに「面白
い!」と思っていただけるように。

POPも手作り。旅猫雑貨店は「小粋なブックカバー」と題して、
またまた和の素材のブックカバーを中心に販売させていただきます。
他に、こっそりと変わったものも売ります。
日が暮れてもひとりせっせと値付け作業などしていると、コンコン
とドアを叩く人がありました。

ありゃりゃ!リコシェの阿部さんではあーりませんか。阿部さんは
リコシェの営業の他に、池袋のジュンク堂書店でも働いているので、
仕事場がご近所さんなのです。それで、仕事帰りにわざわざ自転車
で訪ねてきてくれたんです。びっくりー。雑司が谷を密かに盛り上
げようとか、ずいぶんお話がはずんでしまって長いことお引き留め
しました。阿部さんありがとう。また遊びに来てくださいね。
そんな阿部さんも出展するUBC、都内近郊にお住まいの方や、東
京にお越しの予定がある方は、ぜひぜひ、会場に足をお運びくださ
い。おいしいコーヒーや紅茶も飲める古書展はUBCだけですよー。
■アンダーグラウンドブックカフェ
〜地下室の古書店 Vol.8〜
日時:2006年10月15日(日)〜17日(火)
午前10時〜午後6時半まで
場所: 東京古書会館 地下ホール
【詳細は下記公式サイトにて!】
http://underg.cocolog-nifty.com/tikasitu/
追伸:16日(月)夜7時半から、絶賛応援中の“黒船レディと銀
星楽団”のライブがあります。なんとニューアルバム「古本屋のワ
ルツ」がリリースされることになり、その刊行記念ライブとのこと
。みなさん聞きましょう、そしてCDを買いましょう。
2006年10月01日
■やっぱり「お笑い」だった
月初めで大安でキリがよいので、本日ひっそりと事務所開き。同居人
と2人で恵比寿さん大黒さんにお樒と酒をあげて、商売繁盛を祈願。
そのあと小さな缶ビールで乾杯。がんばりますのでよろしくお願いし
ます。お客さまへのお披露目はもう少し時間がかかりそうです。あわ
てず焦らず、じっくりと店作りをしていますので、何卒ご了承のほど。
雲行きがあやしい午後、都電で鬼子母神前から早稲田へ。本日より開
催されている早稲田青空古本祭を見に行く。会場の穴八幡に着くと同
時に雨がポツポツと降り出した。テントの中に相方コウノ嬢の姿を見
つけると、すでに両手にたくさんの本を抱えていた。遅れまじと私も
棚を見る。古書現世の向井さん、リコシェの阿部さんに声を掛けてい
ただいた。雨が本格的に降り出して、なんとなくせかされた気持ちに
なりつつ8冊ほど好みの本を見つける。せっかく買った本が濡れてし
まうと嫌なので、ちょっと控えめ。会計を済ませ、コウノ嬢と遅いお
昼ごはんを食べる頃にものすごい豪雨となった。
少し小降りになるのを待って、また都電に乗って雑司が谷へ。コウノ
嬢を仕事場へ案内した。

「ブログで見ているより広いね」とのこと

コウノ嬢より、お祝いに、とこんなものをいただきました

マッチ箱を開けると……

“古本”“旅猫雑貨店”という活字を、渋谷パルコで開催されている
「印刷解体 Vol.3 LAST!」で集めてきてくれたのだ!感激〜
その後、高円寺へ移動。古本酒場コクテイルで行われた「古本ジェッ
トストリーム」を見る。南陀楼綾繁さんの新著『路上派遊書日記』刊
行を記念しての、日記本にまつわるトークショー。
この春の一箱古本市でいただいたセドロー賞の賞品、右文書院の本ど
れでも一冊もらえるハガキを行使して、その『路上派遊書日記』を
ゲット。右文書院のAさん、セドローさん、本当にありがとうござい
ました。南陀楼さん、本を買わなくてごめんなさい。
さて早速、南陀楼さんより伺っていた、旅猫書房の注釈のところを探
して読んでみたら、想像以上にいろいろと書いてくださっていて驚く。
ひゃー。活躍というほどのことは何もしていないけれど、このように
書いていただけただけで身に余る光栄です。しかし、
“店主のカネコさんは、相棒のコウノさんと「カネコウノ」なる「文系
メガネ女子お笑いコンビ」を結成。”
とあって、ああ、やっぱり「お笑い」かっ!私たちはお笑いなのかー!
南陀楼さんには何度も「お笑いはできません!」って言ったつもりだっ
たのになぁ。こうなったら岡崎さんにコントの台本書いてもらうしかな
いなぁ。うそうそうそうそ!うそでーす。

南陀楼綾繁著 『路上派遊書日記』(右文書院刊)¥2,310
と2人で恵比寿さん大黒さんにお樒と酒をあげて、商売繁盛を祈願。
そのあと小さな缶ビールで乾杯。がんばりますのでよろしくお願いし
ます。お客さまへのお披露目はもう少し時間がかかりそうです。あわ
てず焦らず、じっくりと店作りをしていますので、何卒ご了承のほど。
雲行きがあやしい午後、都電で鬼子母神前から早稲田へ。本日より開
催されている早稲田青空古本祭を見に行く。会場の穴八幡に着くと同
時に雨がポツポツと降り出した。テントの中に相方コウノ嬢の姿を見
つけると、すでに両手にたくさんの本を抱えていた。遅れまじと私も
棚を見る。古書現世の向井さん、リコシェの阿部さんに声を掛けてい
ただいた。雨が本格的に降り出して、なんとなくせかされた気持ちに
なりつつ8冊ほど好みの本を見つける。せっかく買った本が濡れてし
まうと嫌なので、ちょっと控えめ。会計を済ませ、コウノ嬢と遅いお
昼ごはんを食べる頃にものすごい豪雨となった。
少し小降りになるのを待って、また都電に乗って雑司が谷へ。コウノ
嬢を仕事場へ案内した。

「ブログで見ているより広いね」とのこと

コウノ嬢より、お祝いに、とこんなものをいただきました

マッチ箱を開けると……

“古本”“旅猫雑貨店”という活字を、渋谷パルコで開催されている
「印刷解体 Vol.3 LAST!」で集めてきてくれたのだ!感激〜
その後、高円寺へ移動。古本酒場コクテイルで行われた「古本ジェッ
トストリーム」を見る。南陀楼綾繁さんの新著『路上派遊書日記』刊
行を記念しての、日記本にまつわるトークショー。
この春の一箱古本市でいただいたセドロー賞の賞品、右文書院の本ど
れでも一冊もらえるハガキを行使して、その『路上派遊書日記』を
ゲット。右文書院のAさん、セドローさん、本当にありがとうござい
ました。南陀楼さん、本を買わなくてごめんなさい。
さて早速、南陀楼さんより伺っていた、旅猫書房の注釈のところを探
して読んでみたら、想像以上にいろいろと書いてくださっていて驚く。
ひゃー。活躍というほどのことは何もしていないけれど、このように
書いていただけただけで身に余る光栄です。しかし、
“店主のカネコさんは、相棒のコウノさんと「カネコウノ」なる「文系
メガネ女子お笑いコンビ」を結成。”
とあって、ああ、やっぱり「お笑い」かっ!私たちはお笑いなのかー!
南陀楼さんには何度も「お笑いはできません!」って言ったつもりだっ
たのになぁ。こうなったら岡崎さんにコントの台本書いてもらうしかな
いなぁ。うそうそうそうそ!うそでーす。

南陀楼綾繁著 『路上派遊書日記』(右文書院刊)¥2,310



