2007年06月30日

■わめぞバッジできました

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わめぞ(早稲田/目白/雑司ヶ谷)ブログでもお知らせしたのですが、わめぞ公式グッズのちいさな第一歩、オリジナル缶バッジが完成しました。

イラストレーター・武藤良子(画像:右上)、浅生ハルミン(左下)両女史による2タイプ。直径32ミリ、価格は各1個200円(税込み)です。

7月7日(土)、8日(日)に行われる第3回・古書往来座外市会場と、7月8日(日)ワメトークvol.2(荻原魚雷×浅生ハルミントークショー)会場となる上り屋敷会館にて販売いたします。「わめぞ」がなんだかわからない人が見ても「かわいい!」と好評です。

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▲バッグに

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▲リュックに

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▲帽子に

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▲服のワンポイントに

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▲Mac OS X-Safariでほぼ実物大(32mm)

えー、夜中にいろいろがんばりました。


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2007年06月29日

■工作の時間

雨の雑司が谷はびっくりするぐらい人が歩いていないので、ここぞとばかりにもろもろの雑用を済ませたり、時にはかんから三線をビヨンビヨン奏でたりして楽しんでいる。出勤途中にある100円ショップで表裏両面に色がついている折り紙を見つけて、はっ!コレを使ってアレをやらねば!と気がついた。次回の外市はちょうど七夕の日に行われるので、会場に笹を飾って、来場のお客さんに願い事の短冊を書いていただこうという趣向である。その笹に飾るものを折り紙で作る。

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笹に飾ってあるものって、こんなだったよなぁ……と、ウロ覚えの頭で手を動かす。こういうの作るの、何年ぶりだろう。小学生でも低学年ぐらいまでじゃなかったか。七夕っていつも気づかないうちに通過している行事で、梅雨の時期だから星空もほとんど見えず、なんかこう、いまひとつ盛り上がらないものが。そういえば雑貨業界もあまり七夕向けの商材がない。とにかく笹だ。笹を飾るのだ!うわーい!

折り紙をいろんな形に切ったり貼ったりするのがものすごく楽しくて、必要以上に作りすぎた気がする。雨の鬼子母神を抜けて、笹を買いに行った。とりあえず自分の店用。問題は、七夕が終わって笹をどうするかだ。みなさんの願い事を結んだ笹は、川に流すのか?はたして神田川にそんなものを流したら、不法投棄で捕まるかもしれない。駄目だ駄目だ。鬼子母神に奉納して、あとで燃やしてくれるといいのだが。
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2007年06月21日

■手作り石けん

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阿佐ヶ谷の古本屋・元我堂で月曜日の店長をしている香織さんが、このたび手作り石けんの専門店「シーモアグラス!」を立ち上げました。
http://www.see-more-glass.com/

私もいくつかサンプルを使わせていただいたことがあって、手作りの石けんと市販の石けんの違いを実感。まずは色と香りで楽しみ、きめこまやかな泡でやさしい洗い心地、洗ったあとに石けん独特の肌がつっぱる感じがない、など。詳しくはサイトのどんな石けんなの?をお読みいただければ、香織さんの石けんに対する考え方がよくわかり、共感する方も多いのではと思います。

いつか、旅猫雑貨店でも石けんを販売してみたい。旅猫印の石けん。誰も買わなそうだなぁー(笑)
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2007年06月20日

■出会ってしまった

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こけしエンピツ。
目が合ってしまったのよ。
削ったらかわいそうね。
どうしましょう。
(こけしけしゴムもあるらしい)
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2007年06月19日

■志の輔独演会

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2年ぶりぐらいだろうか、ずいぶん久しぶりに志の輔の高座を聞いてきた。いつもチケットを取るのに必死になるわけじゃないので、気がついたら売り切れ、ということが多いし、実際、必死になっても取りにくいようだ。この日も1300人入る中野ZEROホールという大きい会場が満席だった。

前座に立川メンソーレ「道具屋」。沖縄出身の4番弟子で、「メンソーレ」は沖縄の方言で「ようこそいらっしゃいました」なので、出てくるだけでご挨拶になるとか。
志の輔の最初の噺は「千両みかん」。気の病で10日も床に臥せっている若旦那。見かねた旦那が、倅と仲のいい番頭に悩みを聞いてこいと言う。陽気に尋ねる番頭に、若旦那が打ち明けた恋焦がれるものとは「みかん」が食べたい、ただそれだけだった。

それならみかんを買ってきますと安請け合いしたものの、時期は真夏の盛り。みかんなど出回っていない。ありませんでしたと言って倅が落胆して死んでしまったらどうする、お前は人殺しの罪に問われて磔獄門になると旦那に脅され、あちこちみかんを探しまわる。人づてに聞いて日本橋のみかん問屋に辿り着くと「ありますよ」という返事。

しかし、土蔵にしまっていたみかんを雇い人たちが調べると、すべて傷んでいてだめだという。そんなことを言わずにもっと調べてくれと食い下がる番頭。みかん問屋の大旦那自ら、ひとつひとつ調べていくと、たった1個だけ、傷みのないみかんが見つかる。その値段を尋ねると、「1個千両」だと言われてしまう。

真夏にみかんを買いに来る人はいないけれど、毎年、大量のみかんを土蔵いっぱいに保管し、結局は処分している。それはみかん問屋として「みかんはありません」と客に言わないための無駄である。その経費は莫大なもので、いくらでもいいからみかんを売ってくれと言われれば、千両とつけさせていただく、というのが理由だった。

番頭は飛んで帰ってそれを旦那に伝えると、倅の命には代えられないと、千両を出す。たった1個のみかんを千両で買ってきた番頭、それをうまそうに食べる若旦那。そして番頭は考えた………

最初、志の輔の衣装がとても派手で、笑点のこん平ちゃん(もう出てないですけど)みたいだなぁと思っていたのだが、噺を聞いているうちにそれが「みかん」色の着物で、ちらりと見えている襟元に緑、つまりみかんのヘタの色だ、ということに気がついてきて、やるねぇ、とニヤリとしてしまった。

仲入りのあとは「へっつい幽霊」。毎夜へっついから出てくる幽霊が「金出せ、金出せ」というのが、“幽霊の談志みたいなの”と言ってるのが笑えた。今日は風邪気味ということで喉の調子が悪かったようだが、それでも充分に魅力のある高座を堪能させてもらった。


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2007年06月17日

■もろもろ雑記

最近、店の定休日である月曜日には、阿佐ヶ谷の岩盤浴に行って汗を流している。普通のサウナは苦手で3分も入っていられないのだが、岩盤浴ならゴロゴロ寝ころんで本を読んだりして、90分があっという間。指先からも汗が噴き出し、ミネラルウォーターを1リットルも飲む。終わったら喫茶室で香りのよいお茶を出してくれる。

岩盤浴のあと、吉祥寺をぶらぶらしていたら駅前でいい感じのバンドが路上ライブ中。あっ!ヤング★ナッツのベンちゃんだ!以前、神保町の古書会館で行われた黒船レディと銀星楽団のライブにゲスト出演していて、初めてその存在を知った“ウォッシュボード”という楽器を演奏する人。アメリカ製の洗濯板に、小さなシンバルや打楽器を取り付けて、指にはシンブル(裁縫で使う指抜き)をはめ、波板の部分を擦ったり叩いたりして音を出す、見て聞いて楽しめるユニークな楽器なのだ。しばし観客と化す。

新しい体重計を買った。足をのせるところと、手で持って測定する電極がコードの先についているタイプ。体脂肪率、骨格筋率、BMI値、基礎代謝、内臓脂肪レベルなど、なんだか意味がよくわからないものがいろいろ測定できるようだ。現在、筋トレやウォーキングに勤しんでいるので、成果を確認したいと思っている。測定値のひとつに「体年齢」という余計なお世話の測定値がついており、試しに測ってみると私の体はなんと「49才」だそうだ。ぎゃふん。

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2007年06月16日

■第3回です

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▲クリックで拡大します

7月最初の週末は外市です。往来座を起点に、早稲田古書店街へ行くもよし、目白界隈の絵本の店を巡るもよし、はたまた都電に揺られて沿線散歩……あっ、雑司が谷もお忘れなく!

またまたやります「けん玉割引」。新しい雑貨も続々入荷中です。遊びに来てくださーい。

「外、行く?」
第3回 古書往来座外市
       〜わめぞ七夕、外に願いを!〜
7月7日(土)〜8日(日)
7日⇒11:00〜20:00(往来座も同様)
8日⇒11:00〜17:00(往来座は22:00まで)
■会場 古書往来座 外スペース
(池袋ジュンク堂から徒歩3分)
東京都豊島区南池袋3丁目8-1ニックハイム南池袋1階
http://www.kosho.ne.jp/~ouraiza/

7月7〜8日に開催の古書往来座外市に併せて開催のトークショー「ワメトーク」の参加者募集開始です。よろしくお願いいたします!

ワメトークvol.2 『古本暮らし』刊行記念
「三重県人!〜わたしたちが東京に来るまで〜
荻原魚雷さんの『古本暮らし』(晶文社)の刊行を記念いたしまして、トークショーを開催します。お相手は人気イラストレーターの”猫ストーカー”浅生ハルミンさん。お二人の共通点、それは三重県出身! 三重とは?、不良との戦い、地方での古本体験から東京に出てくるまでのエピソードを交えて語っていただきます。
荻原魚雷 × 浅生ハルミン
司会・向井透史(古書現世)


■日時 7月8日(日)14:00〜16:00
          (開場1:30)
■会場 上り屋敷会館2階座敷
東京都豊島区西池袋2−2−15 
地図はコチラです。→http://f.hatena.ne.jp/wamezo/20070413174217
■参加料 600円
■定員 40名
■予約方法 予約・問い合わせは古書往来座が受けます。電話・メール・FAXのいずれかで、お名前、参加人数をご記入の上、お申し込みください。

◎古書往来座 営業時間11:00〜22:00
 TEL&FAX 03−5951−3939
 ouraiza@kosho.ne.jp

※当日、参加希望の方は、外市会場で直接、もしくは往来座に
 電話にて座席の有無をご確認ください。事前に定員に達した
 場合は「わめぞブログ」にてお知らせいたします。
http://d.hatena.ne.jp/wamezo/

【プロフィール】
◎荻原魚雷(おぎはら・ぎょらい)
1969年三重生まれ。フリーライター。著書に『借家と古本』(スムース文庫のちにコクテイル文庫)、編著に『吉行淳之介エッセイ・コレクション』(全四巻、ちくま文庫)。最新刊『古本暮らし』(晶文社)が好評発売中。

◎浅生ハルミン(あさお・はるみん)
三重生まれ。イラストレーター。数々の雑誌にイラストやコラムを寄稿。本の装丁も手がける。著書に『私は猫ストーカー』(洋泉社)がある。『彷書月刊』にて「ハルミン&ナリコの読書クラブ」、講談社サイト『moura』で『帰って来た猫ストーカー』を連載中。
http://moura.jp/liter/harumin/

◎司会 向井透史(むかい・とうし)
1972年早稲田生まれ。早稲田の古本屋「古書現世」店主。「本の雑誌」「WiLL」で連載。著書に『早稲田古本屋日録』(右文書院)、『早稲田古本屋街』(未来社)。
posted by 店主かねこ at 17:25| Comment(0) | TrackBack(0) | □イベントのご案内 | 更新情報をチェックする

2007年06月10日

■築地で御神輿

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一箱古本市友達のひとみちゃんにお誘いいただき、築地・波除稲荷神社の祭礼「つきじ獅子祭」で神輿を担いできた。この神社の神輿はかなり変わっていて、写真のような巨大な獅子頭を担ぐのだ!威勢のいい築地の人たちに混ざって、築六町会でお世話になった。

獅子頭は2種類あって、今年は陰の年なので赤い顔のお歯黒獅子(雌)。黒い顔の雄獅子の神輿もある。江戸時代中期からこういう神輿なのだそう。この他に、4年に一度出る宮神輿(一般的な神輿だがこちらも巨大)もあるそう。やはり商人が多い地域は神輿にお金をかけているので迫力が違う。

獅子頭の神輿なんて担いだことがないので、実際に見てみたら想像していたより巨大。軽いのかと思っていたのに、女神輿なので肩を入れたら重いこと重いこと。燃えました。

午前中に担ぎ、昼食をとったら雑司が谷の店に戻ろうと思っていたのだが、帰りがけにちょうどまた神輿が来ていて、せっかくだからとまた肩を入れる。あいにくの雨も、担ぎ手にとっては水浴びになって気持ちがよかった。ひとみちゃん、お世話になりました。
また来年も呼んでくださーい。
posted by 店主かねこ at 18:21| Comment(2) | TrackBack(0) | □路地裏縁側日記 | 更新情報をチェックする

2007年06月05日

■アトリエ空心

日曜日の夕方、ご近所の陶芸家、五月女(さおとめ)さんご夫妻が店の前を通りかかり、「これからうちにロジカフェさんが来るから、旅猫さんもおいでよ」とお誘いいただく。
ロジカフェは板橋にある、料理がおいしいと評判のカフェ(まだ行ったことないのですが)で、雑司が谷の鬼子母神境内で毎月1回開催されている「手創り市」の主催者。私も第1回に参加させていただいた。

閉店後、五月女さん宅へ。築70年の下宿屋を、3年がかりで自分で改装したという素敵な家で、たくさんあった部屋を潰して吹き抜けの空間にし、作陶をする仕事部屋、作品の展示スペース、そして2人の娘さんを含む家族の居住部分を持つ、自宅兼アトリエ。アトリエの名は空心(くうしん)。

私が伺うのは2度目なのだが、いつも手工芸の若い作家達が集っていて、人見知りの私はなんとなく溶け込めないまま、ご挨拶もそこそこに、さおとめ家の娘たちと遊んだりしている。それと、何といっても五月女さんの奥さんの料理がたいへんおいしく、ひたすら食べまくる。

この日は、青山にあるカギロイという和のインテリアショップの女性(すいません、お名前失念)を紹介していただき、少しお話した。カギロイ、と聞いて、なにか雑誌で拝見したと思っていたのだが、あとで気がついたらわめぞ仲間(でいいのか?)の学下コーヒーの店舗デザインを手がけたのがカギロイだった。すぐに繋げることができなくて、自分のうすぼんやりを嘆く。

ロジカフェより、新たに手創り市のチラシ兼出展申し込み書をお預かりし、店頭で配布しております。今月は30日(土)9時〜16時の開催、出展者は常時募集している。以降7月29日(日)、8月25日(土)、9月30日(日)と続く。当店も、7月に久しぶりに参加してみようと思っている。着物地のコサージュとか、和綴じノートとか、久しぶりに手作りに勤しみたい気分なのです。

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posted by 店主かねこ at 20:01| Comment(0) | TrackBack(0) | □路地裏縁側日記 | 更新情報をチェックする

2007年06月04日

■近いですね

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みつめる猫@中野
posted by 店主かねこ at 20:34| Comment(2) | TrackBack(0) | □お さ ん ぽ ね こ | 更新情報をチェックする