2007年09月29日

■夜の穴八幡宮

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閉店後、早稲田青空古本祭へ。初日に来た時も小雨が降ったが、今日も降ったり止んだりのあいにくの天候だった。穴八幡宮の入口には「開催中/雨天決行」の張り紙。がんばれー!

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夜の穴八幡に来るのは初めて。提灯の明かりに風情があってとてもいい。夜の屋外古本市は縁日っぽくて好きだ。古本くじ引き、古本射的場とか作ったら盛り上がるかも。落とせなくても文庫1冊もらえるとか。

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この店名入りの提灯、憧れます。旅猫雑貨店のも作ってみたいなー。

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雨の日だからこそ、いい本が忍ばせてあったりして、と思いながら見たら、探していた1冊が。うれしい。日々補充されているので、また来よう。10月2日(火)まで。

立石書店の店内でも、南陀楼綾繁さんの「古本けものみち」はじめ、往来座外市メンバーが持ち寄った本で【 わめぞ青空古本祭 】やってます。棚の様子はわめぞフォトライフでご覧ください。>> こちらのページから「07-9-27 わめぞ青空」フォルダをクリック
posted by 店主かねこ at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | □古本のこと | 更新情報をチェックする

2007年09月27日

■ ちょっとご報告(往来座のマネ)

6月の終わり頃に武藤さんが目白台で目撃したという、電線の上を歩く生き物。往来座のまこちさんによると、ハクビシンではないかという。
以来、電線の上が気になって気になって、自転車で帰宅する道々、頭上に黒い塊の気配がするたびにスルドく視線を投げてきた。が、いつもそれは電線の余りをまとめてある輪っかだったり、配線のコネクターのようなものばかり。

いつものように店を閉めて、さて自転車で40分、がんばって帰りますか、とこぎ出して2分も経たぬ雑司が谷の住宅街、旧高田小学校の正門の前まで来て、ふと上空を見ると木の梢にぶっとい「しっぽ」状のものがひょいひょいと動いて見えた。ややや!

よく見える位置に移動すれば、電線の上を綱渡りよろしく四つ足で進む生き物。これだ、これにちがいない!武藤さんが見たヤツ。電線を渡り終えて、電信柱のてっぺんでしばらく停止。私がゴソゴソと鞄からカメラを取り出すところを、上からじっと見ている。目が合うこと10秒。顔の真ん中に白い線が入っていて、油粒のような黒い目もよく見えた。体は予想以上に大きく、我が家の猫の1.5倍、70cmぐらいはありそう。太いしっぽも長く、体長と同じぐらいあるように見えた。

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慌ててシャッターを切るが、光が届かない電柱の上のため、シャッタースピードが遅くブレてしまう。もうちょっと下に来てくれれば、と思っていると、カメラを恐れたのか少しオドオドした様子で、民家の屋根へ斜めに伸びている電線を下りはじめた。チャンス!

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細い電線を器用につかんで、するすると降りていく。すぐに屋根まで着いて、人の目から逃れるように見えなくなった。

武藤さんが目撃したのは椿山荘のそば、住所で言うと文京区目白台になると思う。そこから私が目撃した豊島区雑司が谷2丁目までは、4〜500メートルは離れている。はたして同じハクビシンが電線を伝って広範囲を移動しているのか、それとも複数いるのか。

ところで、7月には往来座の瀬戸さんがやはり雑司が谷でタヌキを目撃している。タヌキについては、当店にいらっしゃったお客さまからも、「大鳥神社と鬼子母神前の間の、踏切のそばで見たわよ」という目撃情報が寄せられている。大まかな目撃マップを書いてみた。
▼クリックで拡大
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数年前、私の自宅(中野区上鷺宮)の裏庭で深夜、アライグマに遭遇したことがあった。ラスカルのようにまるまる太って愛らしい顔をしていたが、商店街のそばで公園らしい公園もなく、車の交通量も激しいところでよく生きているなぁと感心したものだ。

参考リンク:タヌキ・アナグマ・ハクビシン・アライグマの顔と尾

深夜の東京には、いろいろな生き物が蠢いていますね、というお話でした。
posted by 店主かねこ at 22:31| Comment(20) | TrackBack(0) | □路地裏縁側日記 | 更新情報をチェックする

2007年09月26日

■便乗してます

諸々あって、深く反省の日々を過ごしております。
季節の変わり目、気分は少々ぱりっとしませんが、これから怒濤のごとく秋のイベント目白押し。ぼんやりしてはいられないのですよ。まずは明日。
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「読書の秋」はワセダから・・・
第22回 早稲田青空古本祭
今年は少し早めの開催です。文庫・新書から全集類まで、6日間でのべ30万冊。本は毎日追加補充いたします。早稲田古本屋街、年に一度の大バーゲンセールです。

■日時
'07年9月27日(木)〜10月2日(火)
午前10:00〜午後19:00(最終日17:00閉会)

■会場
穴八幡宮境内(早大文学部前)
地下鉄東西線・早稲田駅下車 徒歩3分
JR・西武新宿線 高田馬場駅下車 
駅前から学バス「早稲田大学正門前」行き乗車。「馬場下町」下車・会場前

■参加店舗 
浅川書店・渥美書房・安藤書店・古書かんたんむ・谷書房・鶴本書店・飯島書店・いこい書房・古書現世・関書店・寅書房・平野書店・三幸書房・文省堂書店・照文堂書店・五十嵐書店・金峯堂書店・ブックスアルト・立石書店・虹書店・三楽書房・阿南古堂書店・中央書房・ぶっくす丈

■会場で1000円以上お買い上げのお客様にもれなく、早稲田古本街の「協力店」で使える1割引券を差し上げます。会期中は何回でも使用可能。(一部商品除く。店で問い合わせください)

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さらに。この青空古本祭会場のすぐ足下にある立石書店にて、わめぞが(便乗)古本祭を行います。お立ち寄りくださーい!

「読書の秋」はワメゾから・・・
第1回 わめぞ青空古本祭 
'07年9月27日(木)〜10月2日(火)
11:00〜19:00ごろ(初日20時まで!)
立石書店(穴八幡宮本殿側出口すぐ下)
店内一部棚にて

■参加者
外市ブラザーズ
古本けものみち(南陀楼綾繁)/ふぉっくす舎/退屈文庫(退屈男)/旅猫雑貨店/リコシェ/古書往来座/bukuぶっくす/朝/Y's/

■主催・立石書店/後援・わめぞ
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2007年09月25日

■わらわらわら

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猫男@要町
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2007年09月15日

■白い本棚

店を閉めた後、ブックギャラリーポポタムへ。壁一面を占める本棚の本すべてに、白いカバーをかける作業のお手伝い。
高知から来るピンホール写真家が、ポポタムの店舗空間全体をピンホールカメラにして、いつも本棚が見ているであろう風景を写し取るというインスタレーションの準備だという。先日説明を聞いた時も、作業をしている間も、いったいどんな写真になるのかよく理解できていないのだが、とにかく本棚の本を白くしないといけないらしい。
6時頃から作業を続けているポポタムの大林さん、サワダさん、それからわめぞ仲間の武藤さん、N氏の4人に加わって、黙々と白い紙を本に巻いていく。

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絵本も小説もとにかくカバー

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手早い大林さん

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白い背表紙はカバーなしでもOK

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面出しの本にもカバー

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午後9時に完成。夢中でやっていたらあっという間に時間が経っていた。大林さんに大きなぶどうをもらって帰ってきた。

どんな写真なのかなー。気になる!
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2007年09月14日

■落としもの

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あれ、なにか落ちてる

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落としもの猫@要町
posted by 店主かねこ at 00:58| Comment(2) | TrackBack(0) | □お さ ん ぽ ね こ | 更新情報をチェックする

2007年09月12日

■ちいさい秋

9月13日(木)は誠に勝手ながら、都合により臨時休業とさせていただきます。14日(金)からは通常通り営業いたします。あいすみません。

このお知らせだけではナンなので、最近入荷した雑貨をちょこっとご紹介してみます。

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秋の箸置きいろいろ(¥260〜)

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イッチンという手法で絵付けされた、どんぐり柄のマグカップ
(¥1,200)

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勉強しまっせ、帆前掛け(¥1,300)

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さらし文生地の切りっぱなしで、清潔、乾きが早いふきんは
なんと1枚¥70

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ご近所の陶芸家、五月女さん(アトリエ空心)の盆栽鉢、ハゼ、屋久島萩、カリヤスなどが植え込まれています(¥2,600〜)

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竹久夢二のパターンが表紙のフォトアルバム(¥1,260)

秋を感じる品が少しずつ増えております。気になるものがございましたら、週末、ぜひ当店まで足をお運びいただければ幸甚です。
posted by 店主かねこ at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | □新着/再入荷のお知らせ | 更新情報をチェックする