2007年10月31日

■縫うゾー

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もうあの季節です、とっくに……
9月頃からチラホラとご注文が入りはじめております、湯たんぽ。今年も縫って縫って縫いまくります、湯たんぽ袋。先日の定休日、布の仕入れに行ってきました。今年は5種類の生地で作ってみます。

販売は、今週末の外市からスタート。まだ使ったことない方、使っているけど、お友達や親類縁者にプレゼントしたい方、この機会によろしくお願いいたします。

中学の家庭科レベルの私ですが、この5年で数百枚の湯たんぽ袋を縫っていまして、年々、ちょっとした細かな点を工夫、改良しています。
去年「わかった」ことと言えば、2枚の生地を縫い合わせて、湯たんぽのカーブにあわせてミシンで縫う際に、どうしてもわずかに布がずれる、という問題があったのですが、それは「まち針をこれまでの倍打つ」ということで解消されました。
和裁、洋裁を学んだ方には、「なんだそんなことも知らないのッ」ってなことだと思いますが、にわか袋縫い女工としては、それが目からウロコが落ちるとまではいきませんけど、ひとり夜中にひゃっひゃっ!と喜んでしまうような出来事なのでした。
湯たんぽのためだけに縫う袋、それが当店のウリです。

>>湯たんぽのページ
http://www.tabineko.jp/yuta01.html
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2007年10月30日

■丸木美術館

10月上旬の話ですが、目白のブックギャラリーポポタム・大林さんと、埼玉県にある丸木美術館へ行ってきた。池袋から東武東上線で森林公園までおよそ1時間、駅からタクシーで10分。雨で煙った都幾川を見下ろす土手の上に、木々に囲まれてひっそりと美術館が建っていた。

ポポタムで11月26日から12月8日にかけて行われる、「丸木俊のイラストレーション展」に向けて、僭越ながら、カメラマンとして大林さんに抜擢(?)され、DM用の写真撮影をするのが目的。丸木美術館へ来るのも初めてだし、作品は印刷物でしか見たことがなかったので、お仕事というよりは好奇心の方が勝っていたのだった。

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丸木俊の姪で養女でもある村上ひさ子さん、丈二さんご夫妻に案内されて、敷地内に建つ古民家へ。広い土間にガラス瓶が並んでいる。

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最初は梅干しでも漬けてあるのかな、と思ったが、よく見るとたくさんの古銭だった。緑青がふいていて、保存液のようなものに漬けられている。いつ頃のものなのか、あとで丈二さんに聞いたら、40年ほど前、家を建てる時に土地を造成していたら土の中から大量に出て来たものだという。ただし、中国の古銭で、ほとんど価値はないのだとか。この丸木美術館の住所は埼玉県東松山市下唐子といい、400年ぐらい前から中国の陶芸職人が多く住み着いて、陶磁器を作っていた土地だという。

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古民家の縁側廊下をお借りして撮影。ふと足下を見ると、軒下のコンクリートに埋められた小石がお花の形。

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撮影が終わってから、美術館の休憩所となっている別の建物でお昼をごちそうになった。村上さんご夫妻が畑で作った野菜を天ぷらにしたもの、茹でたオクラや、おかかと一緒に炒めたししとう、うどん、大林さんが作ってきてくれたお稲荷さんなど。いろいろなお話を伺いながら、飲んだり食べたり2時間ほど。ごちそうさまでした。

そのあと、美術館で展示を見た。初めて見る「原爆の図」、想像していた以上に大きな作品だった。広島が、アメリカが、ということよりも、「人間」について考えさせられた。
丸木位里・俊夫妻の旧アトリエが「小高文庫」として公開され、その蔵書や関連の出版物を閲覧できるようになっていた。丸木俊がさし絵を描いた絵本や、村上ひさ子さんの絵本など、絶版になっている本を大林さんに教えてもらう。
美術館を出ると、それまで降っていた雨が止み、日が差す。ここぞとばかりに、美術館周辺の撮影も。あんまりうまく撮れなかったなぁ。使える写真が何枚かあればいいのですが。ポポタムでの展示内容は、

「原爆の図で知られる女絵描き・丸木俊(1912--2000)は絵本をはじめ子どもの本の分野でも多くの仕事をのこしています。今回で3回目となるポポタムでの丸木俊展では、児童雑誌の挿し絵や装画を中心に、丸木俊のイラストレーターとしての仕事をご紹介します。」

というものです。ぜひ足をお運びください。

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2007年10月29日

■ついてゆきます

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今週末は古書往来座 外市です。
今年2月から隔月で始まって、早いもので第5回目。今年最後の開催となります。あれよあれよといろんな企画が進行していき、アイデアが実現され、この突進する力強さはなんだろう、と、ふと考えが及んだのは、わめぞのメンバーには、長男長女、第一子が多いようだということ。みな私より年下なのに面倒見がよくて、頻繁に、お兄さんお姉さんについていく末っ子みたいな気分になるのです。

私は2人兄妹のいちおう末っ子なもので、兄のすることを傍観しつつ、ちゃっかり得をするずるっ子であります。(わめぞのみんなにはバレてると思いますが。)なにが言いたいのかといいますと、もっとお役に立ちたいということです。いや実のところついていくだけでも精一杯なんですが……。

ところで、今回の外市では、「雑司が谷横丁レコード」なる箱が出品されます。初参加される手廻しオルガンミュージシャンのオグラさんにちなんで、という訳でもないのですが、我が雑司が谷二丁目、通称「雑二(ぞうに)ストア」あたりから溢れてきたLPレコード(コンディションはまったく良くありません)100枚ほどを、一枚100円〜格安で販売する予定。ジャズ、クラッシック、映画サントラ、昭和歌謡、ビートルズにウルトラマンにフランダースの犬まで!ある程度聞ければいい、という方なら、掘り出し物があるかもしれません。どうぞよろしく。

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「外、行く?」
第5回 古書往来座外市
      〜吉祥寺より愛をこめて〜

約25名参加、往来座の外壁にズラリ2000冊! 雑貨、ガラクタも販売。包丁研ぎの実演もあり。

■日時
11月3日(土)〜4日(日) 
3日⇒11:00〜20:00(往来座も同様)
4日⇒11:00〜17:00(往来座は22:00まで)
■雨天決行(一部店内に移動します)

■会場
古書往来座 外スペース(池袋ジュンク堂から徒歩5分)
東京都豊島区南池袋3丁目8-1ニックハイム南池袋1階
http://www.kosho.ne.jp/〜ouraiza/  

▼メインゲスト
藤井書店(吉祥寺)
百年(吉祥寺)http://www.100hyakunen.com/
バサラブックス(吉祥寺)http://basarabook.blog.shinobi.jp/

▼スペシャルゲスト
嫌記箱(塩山芳明)http://www.linkclub.or.jp/〜mangaya/
古本けものみち(内澤旬子&南陀楼綾繁)
ハルミン古書センター(浅生ハルミン)http://kikitodd.exblog.jp/
文壇高円寺(荻原魚雷) http://gyorai.blogspot.com/
伴健人商店(晩鮭亭)http://d.hatena.ne.jp/vanjacketei/
ふぉっくす舎 http://d.hatena.ne.jp/foxsya/
不思議(はてな・千駄木)http://higishi.seesaa.net/
やまねこ書店 http://yamaneko-bookstore.com/modules/shop/
他、お客様オールスターズ(朝/Y‘s/おんじょろ)

▼わめぞオールスターズ
古書往来座(雑司が谷)http://www.kosho.ne.jp/〜ouraiza/
古書現世(早稲田)http://d.hatena.ne.jp/sedoro/
立石書店(早稲田)http://d.hatena.ne.jp/tate-ishi/
m.r.factory(武藤良子)http://www.toshima.ne.jp/〜mryoko/
旅猫雑貨店(雑司が谷)http://www.tabineko.jp/
リコシェ(雑司が谷)http://www.ricochet-books.net/
kika zakka(ベトナム雑貨・雑司が谷)http://kikazakka.seesaa.net/
ブックギャラリーポポタム(目白)http://popotame.m78.com/shop/
貝の小鳥 http://www.asahi-net.or.jp/〜sf2a-iin/92.html
琉璃屋コレクション(目白) 版画製作・展覧会企画
ぶくぶっくす(「buku」・池袋)http://www.c-buku.net/
退屈男(名誉わめぞ民)http://taikutujin.exblog.jp/

▼「本」だけじゃないのです!
刃研ぎ堂(包丁研ぎ) http://www1.tcn-catv.ne.jp/kai555/
古陶・古美術 上り屋敷(会場では特選ガラクタを販売)
          http://www.wakahara.com/agariyashiki/
オグラ(手廻しオルガンミュージシャン・雑貨、小物販売)
            http://www.lilyfranky.com/reg02/
こまものや(小物(バッヂ、コースターなど)販売)
雑司が谷横丁レコード(LP:ジャズからアニメソングまで100円〜)

■主催・古書往来座
■協賛・わめぞ http://d.hatena.ne.jp/wamezo/
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2007年10月14日

■一箱古本市で目撃

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■肩乗り猫@谷中
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2007年10月13日

■秋もアンダーグラウンド一箱古本カフェ

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「秋も一箱古本市」と同時期開催の「芸工展」でにぎわう谷中

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今回の大家さんも春と同じ”貸しはらっぱ音地”、兄・刃研ぎ堂と一緒です

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お客さまとの距離が近いのが面白い。どの本を手に取るか観察します

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今回は外売り用什器「物干しミニラ」を箱と合体させ、紙風船で幼児のココロを鷲掴みです

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一箱古本市の打ち上げイベントには参加せず、撤収後そのまま神保町へ。さぼうる2でナポリタン(山盛り)をかっこみ、夜7時に古書会館。アンダーグラウンド・ブック・カフェの搬入作業。のるかそるかの3日間、この品揃えはいかに?

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POPを書いております

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古本の谷間に埋もれて。ブックカバー新作もたくさん並べました。読書のお供によろしくお願いします

という感じで、怒濤のロードが無事終了いたしました。ご来場、そしてお買い上げくださいました皆さま、本当にありがとうございました。一箱古本市では自分の本棚に並べておきたいような本も思い切って放出したのですが、やっぱり売るときはちょっと淋しくなって、必要以上に撫でさすってみたりしてお客さまに怪訝な顔をされたりもしました。すみません。

アンダーグラウンド・ブック・カフェでは、だいたいクロークのお手伝いをしていました。こんにちは。恐れ入りますがお手荷物をお預かりしております。お財布はお手元にお持ちください。お待たせいたしました。ありがとうございました。その合間に珈琲豆屋オカモトのおいしいカフェ・ラテとか、キャラメル・ラテを何杯もいただきました。目の保養に古本も沢山見ます。前川千帆『版画浴泉譜』が箱なしで安く出ていたのを一冊買いました。和田誠さんのトークショー、瀧川昇鯉さんの落語、最終日には、赤井都さんの豆本ワークショップも受講して、3cmの豆本を装本。ブックカフェ満喫。すみません。

ここに書いておかなければならないこと、いろいろ、いろいろ、あれもこれも思い浮かびます。古書ほうろうのミカコさんに聞いたハクビシン目撃談とか。後日また。
posted by 店主かねこ at 00:00| Comment(7) | TrackBack(0) | □古本のこと | 更新情報をチェックする

2007年10月12日

■連続ドラちゃん

10月13日(土)〜16日(火)は、催事出展のため店舗はお休みいたします。

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▲クリックで拡大します
明日から連続イベント、連続ドラちゃんです。
2回目となる「秋も一箱古本市」では、貸しはらっぱ音地に兄・刃研ぎ堂と共に出店します。(一緒じゃなくてもよかったんだけど……笑)
江戸・東京に関する本を中心に、いい本たっぷり持って行きます。滝田ゆう『ネコ右衛門太平記1・2』も放出しちゃおう。覗きにいらしてくださーい。

そしてあさって14日(日)〜16日(火)は、
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魅惑のアンダーグラウンド・ブック・カフェ!今回もイベント盛りだくさんです。
http://underg.cocolog-nifty.com/tikasitu/

和田誠さんの展示・トークショーはもちろん面白いこと間違いなしですが、何といっても今回は落語会があるんです!瀧川鯉昇(りしょう)師匠です!!面白さはお墨付き。落語ファンはもとより、初めて落語を聞くという方も、ぜひに。14日と15日(10時〜18時半)にアンダーグラウンド・ブック・カフェ会場で当日券を販売しています。

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そしてそして!16日(火)から雑司が谷にある鬼子母神(法明寺)のお祭り、御会式(おえしき)が始まるんです!もう!びっくりマーク連発です!!最終日の18日(木)が最も盛大で、午後7時に池袋東口、西武百貨店前からおよそ50の講(町内会や同好会からなるグループ)が次々とスタート、明治通りから目白通りを通って鬼子母神まで、5時間にわたって太鼓を叩きながら練り歩きます。鬼子母神の境内は縁日が立ち、普段静かな雑司が谷がにわかに活気づきます。
御会式の話になると熱くなり長々と説明したくなるのでこの辺でよします。だって一箱古本市の準備がまだこれからなんです……一箱古本市、アンダーグラウンド・ブック・カフェ、御会式と、濃い〜毎日、はたして体力が持ちますかどうか。

あ、ちなみに、「連続ドラちゃん」っていうのは、10年くらい前、中野駅北口の飲み屋街の路地に書いてあった落書きのことです。今はもう消されてないんですが。
▼こんなの
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誰が描いたのか知りませんが、個人的に落書き名作と思っております。どうでもいいですね。てへ!
posted by 店主かねこ at 19:00| Comment(4) | TrackBack(0) | □古本のこと | 更新情報をチェックする