2007年12月30日

■忘年会その2

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仕事納めの日。営業終了後、早稲田へ。立石書店・岡島さん、古書現世・向井さんと連れ立って原宿の味屋という中華料理屋をめざす。

が、本日貸し切りにて入れず。浅生ハルミンさん、リコシェ・豆子さん、相棒コウノ嬢と新宿で合流し、6人で新大久保のタイ料理屋へ。皆でもりもりと注文する。ワタリ蟹のカレーがおいしい。

私はトウガラシの辛さが全く苦手なのだが、岡島さんが辛くない料理を選んでくれたのでおいしく食べることができた。ほとんどの料理に、上の写真のようなニンジンのお花がついていて、一人一個のノルマで完食。

そのあと、ぶらぶらと食後のお散歩。新宿歌舞伎町を抜けてホストの看板を眺めながら稲荷鬼王神社へ。少し前に向井さんに教えてもらったのだが、この神社の入口に、小鬼が四角い手水鉢を支えている像があって、鬼がなんとも困ったような顔をしているのがかわいいのだ。参道に沿って、日本各地のお雑煮の写真と解説が掲示されているのを眺める。

神社の奥には小さな富士塚がある。頂上まで2.5メートルぐらい。ちゃんと「五合目」「八合目」「九合目」の碑が途中に建っている。縁起物なので頂上まで登っておく。そういえば先日、コクテイルの狩野さんに「かねこさんの今年の3大ニュースはなんですか」と聞かれたとき、咄嗟に答えられずに「ぼんやり生きているので思い出せない」などと言ってしまったのだが、今年7月に人生2度目の富士山登頂を果たしたではないか。あれは確実に3大ニュースの1つだ(あとはわめぞの仲間と、店舗1周年か)。

そんなことをぼんやり考えていると、いつの間にかハルミンさんが富士塚に登り、降りるに降りられなくなっていた。すわ、ハルミンさん富士山で遭難、という場面で、向井さんがレスキューに。そのスクープ映像がこの写真です。

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2007年12月29日

■ミニよさらば

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10年間乗ったローバーミニ・ケンジントンを手放し、車を買い替えることになった。今どきパワーステアリングでもパワーウィンドウでもなく、鍵は3つも必要で、夏になると必ずエアコンが不調になったり、高速に乗るとラジオが聞こえなくなったり、ガソリンメーターが満タンにしても0のままだったりしたけど、本当に大好きな車だった。なんといっても狭い路地をすいすいと走れた。荷物も意外と積めた。がんばった。ありがとう。余生も達者でなー。

新しい車は、日産のラシーンという車。色は「日焼けしたちくま文庫の背表紙」色(うすい黄色)です。94年製の中古車で、内装はなんだかトラックみたいな雰囲気。ちょっとでもミニの雰囲気に近づくよう、ウッドパネルに交換したり、いろいろいじってみる予定。4ドアなので、おじいちゃんおばあちゃんも乗り降りがしやすくなったと好評。本も前より積めますが、なにぶんミニと比べて車体が大きいので、運転に慣れるのにしばらく時間がかかりそうです。
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2007年12月19日

■またまた製作中

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21日からのウィークエンド・ワセダ、会場となる3店舗の目印になればと、招布を自主製作。数年前に買ってあったアイロンプリントペーパーが5枚あった。ちょうど店にあった帆布が3枚。うひょひょ。経費は吊り下げのための丸棒ぐらいで済みそうですよ、向井さん。

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この招布が目印です!


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2007年12月11日

■創作意欲の行方

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12月10日発売『和布くらふと Vol.12―にほんの手仕事を楽しむ (12) 』(パッチワーク通信社)にて、「日帰りおさんぽ道2/目白・雑司が谷」記事内で当店をご紹介いただきました(p.24〜25)。案内人は、目白在住の人形作家・きくちのばら先生。目白/花想容→自由学園明日館→LUNCO→千登世小橋(都電)→雑司が谷/鬼子母神→旅猫雑貨店、というコース。まことに光栄でございます。

取材の際、恥ずかしがってもごもごしている私を見かねて、きくちのばら先生が「ホラ、この辺の古本屋さんでいろいろイベントやったりしてるのよね、なんだっけ、わぞめ?」と、編集者の方にわめぞをプッシュしてくださいました。(先生、惜しいです、「わぞめ」でなく「わめぞ」です)のばら先生、ありがとうございましたー!!また遊びにいらしてください。

こういうお細工ものの本を見ているとムラムラと創作意欲がわいてくるのですが、材料を買うだけで燃え尽き、そのまま忘れてしまうのが常。いっぱい作って手創り市で売ったるでー!と欲をかき、材料を買いすぎる→まとまった製作時間がない→棚にしまい込み放置→上に別の仕事道具を乗せる→埋没、忘却。は〜なんだかなぁ。というわけで、仕事場といい自宅といい、たまに引き出しや押し入れを探ると布やらパーツやら忘れているものがザクザク発掘できて楽しい。あっ、これって古本も同じですね。

次に手創り市に出られるのはいつになるやら。(ヤマオカさん、一緒に出ない?…と人を誘って自分を追いつめてみる)
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2007年12月09日

■おぺらに鳥肌

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わめぞの世話役、早稲田・立石書店の岡島さんと、オペラ歌手なべちゃんの結婚披露パーティーに出席してきた。新宿御苑そばのゴージャスなレストランで行われたのだが、普段古本にまみれ風に吹かれているわめぞの仲間たちが、スーツやジャケット、ワンピースを着ている姿が新鮮で新鮮で。かく言う私も、NEGIさんに「スチュワーデスみたい」とお褒め(?なのか!?)の言葉をいただく。バイキング形式のおいしい料理に群がるわめぞ民。いやー、食べた。さすが岡島さん、とりあえず食わせとけ、って感じでしょうか。ありがとうございました。

宴もたけなわの頃、お色直しで深紅のドレスに身を包んだ新婦が、2階から螺旋階段を使って降りてくる。お友達のバイオリン、ピアノの伴奏で2曲、オペラを披露してくれたのだが、その声量、美しさに鳥肌が立った。なべちゃんてこんなにすごい人だったのね。感動に包まれてお開きに。いいパーティでした。末永くお幸せに!
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2007年12月08日

■吉祥寺で落語

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吉祥寺・前進座にて落語を楽しむ。Mongoさんの落語好き仲間とご一緒させていただくのは3度目。前回は談志でした。プログラム見て一番期待したのは古今亭志ん輔。教育テレビ「お母さんと一緒」でお馴染みだが高座は初めて。廓ばなし「お見立て」、期待を裏切らない面白さでした。しつこい旦那の栃木訛りが名古屋弁みたいに聞こえるのはご愛嬌か。

こちらも初めて聞く柳家三三(さんざ)、「釜どろ」。短い噺だったのであんまりこの方の良さがわからなかった。まじめそうということだけ。

トリは2度目の小三治。私はまだお見かけしたことはないのだが、古書往来座の向かいにある喫茶店によくいらっしゃるとのことで、なんとなく親近感を持っているのだ。(隙あらば、"わめぞ落語会”を企画してご出演願いたいというのがわめぞ民の密かな願い。……無理だろうなぁ・笑)

で、今日のネタは「鰍沢(かじかざわ)」。マクラを聞いて「あっ!」と思った。少し前にわが師匠・岡崎武志さんがやはり鰍沢を聞いたとブログに書かれていたから。小三治の訥々とした語り口で静かに噺が進んでいくが、最後に雪の中を逃げ出しサゲに至るところが、なにかもうちょっと勢い、凄みが欲しかったなぁ、という感想。今ひとつ映像が浮かんでこないまま終わってしまった。

久しぶりに土曜日の吉祥寺、ハモニカ横町をぶらぶらしたら、いろんな新しい店ができていて楽しかった。が、人が多すぎて意識がシャットダウン、眠くなってしまい吉祥寺退散。阿佐ヶ谷で夕飯を食べて帰宅した。
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2007年12月06日

■冬ごもりしたい

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冬はキライ!猫@自宅


早稲田大学のコーププラザブックセンター内で販売中のブックカバーや和雑貨ですが、12月22日(土)まで期間延長していただけることになりました。(古本フェアは明日7日(金)まで。)

ありがたいです(涙)21日(金)夜からはウィークエンド・ワセダもありますので、年末は早稲田でお世話になりっぱなし、足を向けて寝られません。頭も上がりません。くの字で寝ます。

■誠に勝手ながら、12月8日(土)は臨時休業いたします。あいすみません。
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2007年12月03日

■早稲田大学のみなさまへ

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12月3日(月)〜7日(金)まで、早稲田大学(西早稲田キャンパス)生活協同組合の新刊書店、コーププラザブックセンター内で、古本フェアが行われます。参加店は古書現世、立石書店、谷書房、三楽書房の4店舗。
その一角に、旅猫雑貨店のブックカバー、紙製品を中心とした雑貨のコーナーを設けていただきました。大学生協を利用したことがなくて知らなかったのですが、学生証を提示すると、書籍も1割引で買えるんですね。(もちろん雑貨も。)

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福岡で織られている久留米絣を使ったブックカバーや、冬だけのフェルト素材のカバーも揃えました。

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お正月用のぽち袋、お年玉袋、はがき箋にレターセット、小風呂敷、ちりめんでできたストラップなど。プレゼントにできるよう、クリスマス用のラッピングもご用意しています。

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「ゴリゴリのモーガン・フリーマンみたいな棚」と称する、古書現世さんの棚。外市と全然違いますねぇ。なるほど〜、勉強になります。

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それにしても大学生協の書店って、広くてきれいでびっくりしました。サービスカウンター横が会場です。学生のみなさん、職員のみなさん、先生方、ぜひぜひお立ち寄りください。平日10時〜19時までです。
一般の人も入れるのかなあ?たぶん大丈夫です。割引にはならないですが。
posted by 店主かねこ at 03:05| Comment(0) | TrackBack(0) | □古本のこと | 更新情報をチェックする