■ブチ猫@自宅
2008年07月30日
2008年07月28日
■鞄におひとつ
鞄のポケットからなにか見えています。
ん?
顔?
おわー!
こ・け・し・?
ハイ、こけしですッ!!
これ、実は……
ティッシュケースなのでした。
静岡在住の中根さんという若い女性が一人で作っていて、ひとつひとつ、手作業で型染めして作られているとのこと。眺めたり使ったりするときに「ムヒッ!」っと楽しい気持ちになるモノ、を心に留めて品揃えしている当店としては、一目見て惚れてしまい、販売させていただく運びとなりました。
こけしの顔は4種類あります。鳴子系、山形系、弥治郎系、遠刈田系、ほか、11の系統に分けられるこけしですが、まぁ、お好みで気に入った顔をどうぞ。裏地の柄はいろいろで、1つ780円です。ちゃんとポケットティッシュが中に1つ入っています。ちなみに私が個人的に買った横向き顔のは、中根さん曰く「サブカルが好きそうな人がよく選ぶ」タイプだそうです。
❖通販も承ります。order(アットマーク)tabineko.jpまでお名前・郵便番号・ご住所・電話番号・ご希望のタイプと個数をメールしてください。
2008年07月27日
■手創り市見学
▲アトリエ空心の盆栽鉢
いつもよりちょっと早めに雑司が谷に行って、鬼子母神境内で行われている手創り市へ。今回はご近所の陶芸家・五月女寛さん(アトリエ空心)が「苔・野草・陶展」として会場内の企画ブースで展示を行っていた。ご挨拶に行くと、いつもお世話になっている歩さん(五月女さんの奥さん)が、「後で持っていこうと思ってたんだけど」と言って、手製のいなり寿司のお弁当を用意してくれていた。前々回私が出店した手創り市の時も、鬼子母神古本まつりの時も、はらっぱ市の時も、いつも手作りのいなり寿司やお赤飯を持ってきてくれるのです。なんというか、面倒見のよい親戚のお姉さんみたいで、こういうことってできそうでできないですよね。というか、末っ子気質で気の利かない私は考えてもみないことです。歩さん、ありがとう。
メーちゃん姉妹が、こんな新作を!パソコンでメーちゃん模様を作って紙にプリントし、竹製の骨に貼付けてある団扇なり。フチはカラーのマスキングテープで留めてある。ちょっとでこぼこした感じが良いのです。店でお客さんに使っていただく団扇にします。もしかしたら販売も?
会場内を見てまわると、最近何度か店に足を運んでくれている大学生のヤマモト君が、自分でイラストを描いた紙のブックカバーを出品していた。彼が豆惚舎(ずぼらしゃ)として編集・発行したフリーペーパー「東京トーフ屋散歩手帳」は「トーフ」に合わせて102部ずつ製本しているという凝りよう。茶紙にプリントした「雑司が谷ブックカバー」の他、「酒」「秋田」「豆腐づくし」などがある。どれも50円也。古書往来座で販売されるとこと。新たな雑司が谷みやげですね。
このあと、衝撃的な出会いが!それはまた明日。
2008年07月26日
■夏休みは長野へ
▼以下、本の家ホームページより一部転載
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海ねこ&旅猫〜絵本と雑貨の夏やすみ
2008年8月5日(火)〜9月15日(月・祝)
「本の家」初のゲスト店を招いての試み。しかもいきなり「猫」つながりで2店来襲!という大胆な企画となりました。会期中「古本 海ねこ」「旅猫雑貨店」両店の古本、雑貨などを展示販売いたします。
会場:喫茶と古本「本の家」
http://hon-no-machi.com/
住所:長野県伊那市高遠町西高遠1698
JRバス高遠停留所の向かい
TEL/FAX:0265-94-3933
10:00〜19:00 月曜定休(祝日の時は営業)
プロフィール:
古本 海ねこ
ネット専門古書店として開業してから5年。古書組合へも加盟し、各種展示会に参加するなど、着々と本格古書店へと進化中の人気店です。得意ジャンルの「絵本(日本、海外)」「児童書」「少年少女雑誌」から「70〜80年代女性誌」まで、女性店主ならではの視点で集められた本たちが、「本の家」の壁や棚を彩ってくれます。
http://www.umi-neko.com/
旅猫雑貨店
東京都豊島区雑司が谷にある、和雑貨と古本のお店です。郷愁を誘うような雑貨から、お手玉、折り紙、ブックカバー、手ぬぐいまで扱う商品は多種多彩。何かとチェックのきびしい若い女性にも口コミで人気が広がっている注目店。高遠にも、見るだけで楽しい気分になる商品を揃えてやってきてくれるはずです。
http://www.tabineko.jp/
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告知が大変遅くなりましたが、8月5日から1ヶ月ちょっと、長野県・高遠にある「本の家」にて、古本海ねこと共に展示販売を行うことになりました。海ねこさんとは5年ほど前から親しくさせていただいており、一緒に阿佐ヶ谷の古本屋の日替わり店長をしていたことも。わたしとしては念願だった共同イベントで、思いがけず「本の家」からお話をいただいた時は本当にうれしかったです。
また、「本の家」は、ライターの北尾トロさん、ネット古書店・文雅新泉堂の野崎さん、西荻窪にあったブックカフェ・ハートランドの斉木さんらが、イギリスにある古本の町ヘイ・オン・ワイのような「本の町」を日本にもつくりたい、という目標のもと、共同運営という形でこの春開店した新しい店舗。これからどんな風に「本の町」が展開していくのか、注目が集まる場所となっています。
海ねこさんは洋書絵本が中心、当店は和雑貨と、一見ミスマッチかと思われるかもしれませんが、どちらも「ねこ」というキーワードで繋がっております。と言っても「ねこ」は売りません。どんな売り場になるかはお楽しみ、お楽しみ〜。夏休みのご予定がまだの方、長野へ行ってみませんか?きっと空気も食べものもおいしいですよ。
2008年07月22日
■高田富士登頂
水稲荷神社にある高田富士に登れるのは1年のうちこの2日間だけ。普段は門を閉ざして入れない。
麓にある浅間神社。小さめ。
登山するパンダ目撃。
ホンモノの富士山と同じ、つづら折りの登山道が!いやぁ、思い出すなぁ。
1分もかからず登頂。頂上にはなぜか鐘が吊り下げられており、一人ずつ「カーン、カーン、カンカラカンのカーン(だっけか?)」という調子で2回繰り返さなければならない。
頂上にある祠。小さい。
神社の長い参道には、地元町会による縁日が行われていた。ここもテキ屋を入れず、主婦らしき皆さまが手作りの焼きそばやかき氷、焼きとうもろこしを売ったり、射的やくじ引きみたいなこともやっていた。いいですね、こういうの。
小学生の俳句みたいなのがいっぱい貼ってあった。変にやる気のない子供の方が面白かったりしますね。
「これ俺かよ!」とパンダ。
こんなナマ足出した色っぽい太鼓連、初めて見ました……うへへー。盆踊りの主役はやっぱり地元のおばちゃん達だ!
2008年07月18日
■雑司が谷のイベント2つ
夜の街歩き
《日時》2008年7月26日(土)19:30〜
《内容》雑司が谷の、普段は夜に歩かないような場所を街歩きして楽しみます
《集合場所》都電荒川線 鬼子母神前駅
主催:目白だいち・かざぐるま
http://www.mejiro-de-art.org/
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ルートは明かされておりませんが、やっぱり、霊園ですかねぇ……夏の宵、ヒンヤリしたい方はご参加くださーい。
▲クリックで拡大します
郷土のおもちゃ
「かざぐるま」をつくろう!
日時:2008年7月25日(金)、26日(土)
いずれも午前10時〜12時
場所:区民ひろば南池袋(旧・日出小学校 集会室)
講師:矢島勝昭ほか
対象:こども、大人
参加費:無料(作った作品は差し上げます)
定員:各日とも15名(申し込み順)
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雑司が谷の郷土研究家、矢島勝昭さんが復元したかざぐるまは、元禄時代に鬼子母神のお土産としてで売られていたもの。当時、子供の手遊びの郷土玩具として庶民に親しまれていたそうです。材料や大きさ、羽の角度は矢島さんが浮世絵を頼りに復元。竹と和紙でできています。
江戸時代の絵双紙『吾妻遊 (あずまあそび)』(喜多川歌麿/画 奇々羅金鷄(ききら きんけい)/撰 寛政二年(1790年)序 東北大学附属図書館狩野文庫 所蔵)にも描かれています。
▲クリックで拡大します
雑司が谷 金鷄
「風車 かふて かへさの 酒きけん
しだい/\に 酔や まハらん」
(かざぐるまを買って、その帰りに酒を飲むと危険だよ、[かざぐるまがぐるぐるまわるので]しだいしだいに酔いが回っちまうぜー)と歌っております。大人も子供もかざぐるまを持っていますね。
矢島さんにいただいたかざぐるまを店に飾っています。とても愛らしい形です。イベントではこれと同じものを作ります。
2008年07月17日
■宇宙からの物体X
メダカ用、ジャイアン(金魚)用、ヤゴ用と、店先に水槽が増殖しつつある昨今、もうこれ以上ふやすと商品の陳列に支障が出るので、おかしな生物の自然発生はご勘弁願いたい。なのに、なのに……その願いも空しく、本日また新たな生物を発見しまいました……しかも見たこともない、NHKスペシャルに出てくる古代生物のCGみたいな、深海の生き物みたいな、宇宙から落ちてきた物体Xみたいな、とびっきり不思議なやつ!(私にとって、です)
ヤゴ水槽の中を、ふわーんと泳いでいた。細かい足みたいのが繊毛運動のようにワラワラワラワラワラワラワラワラ動いて進んでいる。エビに似ているけど、足が体の上にあって、常に仰向け(?)になっている。目は飛び出し、その間に鎌のような形の口(?)があります。下半身はツルッとしてクネクネ動き、生っぽい。体長3cm弱くらい。
横になったところ。ぴこぴこ動き回るので写りがよくありません。黒いのはエビの背わたみたいなもので、じっと見ていると二股のしっぽの間から、30秒に1回ぐらい細かいフンがぽこっと出てくる。なんだこれ!
目やしっぽの様子から、一番近そうなのはエビではないかと思い、「沼エビ 幼体」「エビ 孵化」などのキーワードで検索を繰り返す。すると出てきましたー。
◎クゲヌマエンシスと呼ばれる小さなエビの話
http://kugenuma.sakura.ne.jp/k077j.html
◎三水地区に豊年えび(ホウネンエビ)現る
http://www.town.iizuna.nagano.jp/joho/2006.6/ebi/ebi.htm
どうやらわたしが捕まえたのはオスらしい。メスもいるのかな。名前も縁起がいいし、見ているうちにだんだんかわいくなってきた。1ヶ月ぐらいで死んでしまうようなので、見てみたい方はお早めにどうぞー。
ヤゴ水槽の中を、ふわーんと泳いでいた。細かい足みたいのが繊毛運動のようにワラワラワラワラワラワラワラワラ動いて進んでいる。エビに似ているけど、足が体の上にあって、常に仰向け(?)になっている。目は飛び出し、その間に鎌のような形の口(?)があります。下半身はツルッとしてクネクネ動き、生っぽい。体長3cm弱くらい。
横になったところ。ぴこぴこ動き回るので写りがよくありません。黒いのはエビの背わたみたいなもので、じっと見ていると二股のしっぽの間から、30秒に1回ぐらい細かいフンがぽこっと出てくる。なんだこれ!
目やしっぽの様子から、一番近そうなのはエビではないかと思い、「沼エビ 幼体」「エビ 孵化」などのキーワードで検索を繰り返す。すると出てきましたー。
◎クゲヌマエンシスと呼ばれる小さなエビの話
http://kugenuma.sakura.ne.jp/k077j.html
◎三水地区に豊年えび(ホウネンエビ)現る
http://www.town.iizuna.nagano.jp/joho/2006.6/ebi/ebi.htm
どうやらわたしが捕まえたのはオスらしい。メスもいるのかな。名前も縁起がいいし、見ているうちにだんだんかわいくなってきた。1ヶ月ぐらいで死んでしまうようなので、見てみたい方はお早めにどうぞー。
2008年07月15日
■夏風邪にご用心
土曜日あたりからのどが痛いなぁと思っていたら、鼻づまり、首のリンパ腺が腫れてきて、どうやら夏風邪をひいてしまった。夕べからカコナールを飲んで、おでこに冷えピタを貼って、首に湿布を貼って、人様にはお会いできない格好で猫と一緒にダレている。(店は代わりの者が営業しております。)どうかどうか、みなさまもお気をつけくださいまし。
テレビはつまらんし、本を読むと首が痛くなる。ひまつぶしに調子にのってまたGIFアニメーションを作ってみました。題して「はずかしがりやのチビ猫、またはクロッチ」(チビ猫は我が家の黒猫、クロッチは海ねこ家の黒猫。)
気力があれば続きを作るかも。とりあえずその1、ということで。ではでは。
テレビはつまらんし、本を読むと首が痛くなる。ひまつぶしに調子にのってまたGIFアニメーションを作ってみました。題して「はずかしがりやのチビ猫、またはクロッチ」(チビ猫は我が家の黒猫、クロッチは海ねこ家の黒猫。)
気力があれば続きを作るかも。とりあえずその1、ということで。ではでは。
2008年07月13日
■はばたけ武藤良子
あちこちのブログで告知が始まっているが、雑司が谷の絵姫・武藤良子の本を、わめぞで刊行することが決定。その名も「わめぞ文庫」。世界にはばたけ武藤良子、の応援の意味を込めて、わめぞブログのトップ画像を渾身のアニメーションで作ってみました。(構想に費やすこと1分、絵はメモ帳の裏に5分でテキトーに書いたもの。先に謝っておこう、武藤さんごめんなさい。)
■わめぞblog >>http://d.hatena.ne.jp/wamezo/
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わめぞ文庫001
武藤良子著
『大阪京都死闘篇 武藤良子関西旅行記(仮題)』
解説・南陀楼綾繁
予価 500円(税込)
武藤良子(むとう・りょうこ)
イラストレーター。1971年生まれ。セツ・モードセミナー卒。わめぞメンバー。主な装画に、未來社PR誌「未来」の表紙、「白蓮れんれん」林真理子・集英社文庫、「作家の読書道」本の雑誌社、「千の命」植松三土里・講談社、「FUTON」 中島京子・講談社文庫、・「庭の桜、隣の犬」角田光代・講談社文庫など。
ブログ http://d.hatena.ne.jp/mr1016/
以下、続刊!
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2008年07月12日
■なにこれ!
安かったので「荒木田土」という園芸用土を通販で買ったら、10kgの米袋ぐらいの量(土なので重さは20kgはある)が届いてびっくり。運んできたヤマト運輸のお兄さんも「やばいよこれ!」とへっぴり腰になるほど。もっと小さい袋だと思ってた。ネット通販はむずかしい(わたしも運営してるので、勉強になりますねえ)。メダカ用の睡蓮鉢の底の方にちょこっと入れるつもりだったので、残った土をどうしたらいいのか……。プランターに田植えでもしようかしらん。もう遅いか。
土とセットで、前から探していて園芸店やアクアリウム専門店ではなかなか手に入らなかった「アサザ」という水生植物も購入。これ、日本で絶滅が危惧されている植物だという。そんなの通販で売っていいの?ってなもんだが、大事に育てて増やしましょう。
仮住いといいながらかれこれ2ヶ月も黄色いバケツで暮らしている親メダカ。見た目もなんなので、ちゃんとした陶器の水鉢にお引っ越し。
荒木田土を鉢底に入れる。火鉢に入れたケト土よりは粘度は低いが、ぽくぽくとしたかたまりの多い粘土質の土。
アサザの葉が水面に浮くように、土の高低差をつけて調整。
水を注ぐ。この時、水を少しずつそろりそろりと入れれば濁りが少なくて済むのかもしれないが、根がせっかちなので無理。どぼどぼと注いだので激しく濁る。あーあ。
待つこと1週間。
ところが水の濁りがなかなかとれない。荒木田土は粒子が細かいらしく、水に溶け込んでいるみたい。これは一回、上澄みを掬って入れ替えしないとだめかな?などと考えているとき、不思議な物体が目に入ったことである。(えー、またぁ?)
なにこれ!!頭がハエで体がトンボでしっぽがエビ!ひー。
都会ッ子なもので、生まれて初めて見た。こ、これはヤゴというものなのでしょうか?インターネットで検索すると、「イトトンボの仲間のヤゴ」というのに似ている。今のところ雑司が谷でトンボを見かけたことはないので、土にまじっていたのでしょうか。それともアサザにくっついていたのでしょうか。いつまでこの水鉢にいるつもりなわけ?メダカが入れられないんですが……。