2008年09月29日

■殿キンからポニョ

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梟の宵だくみ。

宵っ張りで深夜になるほど仕事がはかどるたちで、帰宅は毎日午前0時過ぎ、3時4時になることもしばしば。通勤は自転車(片道40分)なので、この時間帯は道にほとんど人がいないため、鼻歌を歌ったり口笛を吹いたりしてのんびりとペダルを漕ぎ、道中を楽しんでいる。

最近はiPodに入れている『唱う小沢昭一的こころ』を繰り返し聞いているので、鼻歌は石田一松「のんきな父さん」や「ストトン節」を、口笛で吹くのは「美しき天然」、灰田勝彦「バタビアの夜は更けて」、美空ひばり「ラ・浅草」など、自分の親が生まれた頃(またはそれ以前)に流行した歌。もちろん原曲は聞いたことがなく、小沢昭一のアカペラによるもの。

石田一松・辞世ののんき節がいい。
「歌でのんきを数えたけれど 生きていりゃこそ このシャバこの世界 みなさんさよならひと足お先に のんき探しに出かけます ハゝのんきだね」

小沢昭一は、昔の流行歌というのはじんわり流行ってなかなか廃れず、周囲の大人が好んで歌っていたのが自然に耳に入ってきて覚えたもので、何十年経っても耳の底に残っている、という。

そう言われてみると私にも覚えがあり、それは物心ついた時から隣に住んでいた、幼なじみのAちゃんのお母さんが歌っていた歌で、殿さまキングスの『なみだの操』という歌だ。この歌が流行ったのは1973年というから、私がまだ5〜6才の頃のことで、Aちゃんと遊んでいると台所から必ず、♪あなたぁ〜の ためぇにぃ〜 まもりぃ〜とおした おんなぁ〜のみさぁおぉ〜♪と歌う声が聞こえてきたので、意味もわからないままいつの間にか最初から最後まで歌えるようになってしまった。(もちろん今でも歌える。)

今、鼻歌で歌える歌って何かなー、と考えてみるに、やっぱりポニョ?いやいや、サビしかわからん(映画は見たけど)。なんかこう、静かな夜道で思わず口ずさむ流行歌が、昨今の歌に思い当たらない自分が少し悲しい。


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2008年09月18日

■弦巻鳥クロニクル

誠に勝手ながら、9月22日(月)、23日(火)、
24日(水)は店舗の営業を休みます。


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9月1日より、旅猫雑貨店が加盟している商店街の名称が、「雑司が谷商友会」から、「雑司が谷弦巻(つるまき)通り商友会」に変更されました。商店会長からの依頼で、街路に飾るフラッグのデザインを担当させていただきました。上の画像がそれです。名前は弦巻鳥といいます。なぜに鳥かと申しますと……

まずは弦巻通りの由来から。むかしむかし、この商店街のある道は、池袋西口にあった丸池を水源とする<弦巻川>という川が流れておりました。この川は昭和15年には暗渠(川に蓋をして道路にしてしまうこと)になったので、弦巻川のことを覚えている人は現在70代後半〜80歳を越えた方だけでしょう。ちなみに弦巻川の暗渠は、パリの下水道を手本に作られたそうで、今でも人が立って歩けるぐらいの大きなトンネルになっているそうです。この弦巻川にちなんで、川に沿った道を弦巻通りと呼ぶようになりました。
(弦巻川についてのおはなしは、雑司が谷の郷土研究家・矢島勝昭さんから直接伺いました。また、矢島さんの自費出版の本にも詳しく書かれています。古書往来座で購入できると思いますので、興味のある方はどうぞ。さらに矢島さんは、この弦巻川の歴史を紙芝居に仕立てて、時々、地域のイベントで上演されています。)

弦巻川のそばにはは江戸名所図会にも描かれた法明寺があり、鬼子母神堂はこの法明寺の飛び地(正確には神社ではないのです)、今は近くの別の場所にある大鳥神社も、元々は鬼子母神境内に鷺明神として祀られていました。それが明治時代に入ってすぐ、神仏判然の令(寺と神社は分けなさい、という命令)が出て、大鳥神社は現在の場所、弦巻通りの道沿いに移転しました。雑司が谷の各町は大鳥神社の氏子として、酉の市や例大祭に参加しています。

というわけで、この大鳥神社の大鳥様と、弦巻通りの弦巻を掛け合わせまして、<弦巻鳥>というキャラクターを考えたわけであります。(は〜、疲れた……長々とおつきあいさせてすみません)キャラクターと言っても、遠くから眺める旗なので、単純明快な図案といった感じですが。手に持っているのは、先日もこのブログに書いた、江戸時代に雑司が谷土産の名物だった<かざぐるま>です。このかざぐるまも、復刻者の矢島勝昭さんのご了承を得て図案化させていただきました。近日、当店周辺の商店街に、このフラッグがしらしらとしらめきます。もし見かけることがございましたら、どうか暗渠になった弦巻川や、明治政府の神仏分離などに思いを馳せていただければ幸いです。

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お知らせ:
9月21日(日)は、目白台・月の湯にて歌ごえ銭湯
posted by 店主かねこ at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | □路地裏縁側日記 | 更新情報をチェックする

2008年09月13日

■わめぞ文庫 通販開始のお知らせ

わめぞ文庫001、およびわめぞバッジ2種は完売し、ご注文の受付は終了しております。現在のところ増刷の予定はございません。誠にありがとうございました。(2010.3.10)

お待たせいたしました。武藤良子の初の著書である『大阪京都死闘篇 武藤良子関西旅行記 完全版』(わめぞ文庫001)の通信販売を開始いたします。

わめぞメンバーにして女絵描きの武藤良子が、個展のため訪れた関西旅行記。個展の話はそこそこに、歩きたいように歩き、人に会い、酒を飲み、旨いものを食べ、そして銭湯に入る。時には鍵なしっ子につきまとわれたり、トビに襲われたりする。それでも武藤良子はずんずんと歩く。痛快な文章は人柄そのままで、随所に配されたイラストと共に武藤良子の魅力が楽しめる一冊です。
解説:南陀楼綾繁「野放図なうつくしさ――私が見た武藤良子」
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大阪京都死闘篇 武藤良子関西旅行記 完全版
発 行 :わめぞ
仕 様 :文庫判 総ページ数 58
定 価 :500円(税込)
送 料 :80円(メール便利用のみ)
お支払い:郵便振替(ぱるる口座)への先払い
     (代引き、クレジットカードはご利用いただけません)
発送方法:ご入金確認後、クロネコヤマトのメール便にてお届けいたします。(ポスト投函にて配達完了)

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ご注文はメールにて、下記事項をorder●tabineko.jp(●をアットマークに変更してください)までお知らせください。折り返し、代金と振込先口座番号をご連絡いたします。

 ◎お名前◎郵便番号◎ご住所◎電話番号
 ◎メールアドレス◎ご注文の冊数


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武藤良子自作の帯は、色柄がさまざま。発送の際は、こちらで選ばせていただきますので、どうかご了承ください。

尚、わめぞオリジナルバッジの武藤良子バージョンも若干ですが在庫がございます。(浅生ハルミンバージョンは売り切れました)
▼写真はこちら
http://tabineko.seesaa.net/article/49681346.html
『大阪京都死闘篇 武藤良子関西旅行記 完全版』と一緒にご注文いただいた場合、バッジは半額(200円→100円)にてご提供させていただきます。「わめぞバッジ○個希望」とお書き添えください。

ご不明な点、ご質問等はお気軽に info●tabineko.jp(●をアットマークに変更してください)までどうぞ。みなさまのご注文をお待ちしております!よろしくお願い申し上げます。
posted by 店主かねこ at 21:39| Comment(0) | TrackBack(0) | □路地裏縁側日記 | 更新情報をチェックする

2008年09月11日

■road to 月の湯/その2

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▲クリックで拡大します
road to 月の湯/その1、外市へのご来場、そしてたくさんのお買い上げ本当にありがとうございました!

月の湯への道、第二弾は早稲田組の「青空古本祭」です。穴八幡宮の境内に、古書現世立石書店ほか20店舗の古本屋さんが集結します。秋空の下、屋外の古本市は格別。お誘い合わせの上、ぜひご来場くださいね!穴八幡のすぐそばにある立石書店では、店頭でわめぞメンバーによるミニ外市も開催予定です。便乗だぜ〜(笑)

第23回 早稲田青空古本祭
■日時
2008年10月1日(水)〜6日(月)
午前10:00〜午後19:00(最終日17:00閉会)
■会場
穴八幡宮境内(早大文学部前)

■詳細はわめぞブログで!
>> http://d.hatena.ne.jp/wamezo/20080908
posted by 店主かねこ at 01:16| Comment(0) | TrackBack(0) | □イベントのご案内 | 更新情報をチェックする
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