2008年10月06日

■着物ぎらい

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竹久夢二のポストカードいろいろ、再入荷しました。左上より時計回りに「おび」「初夏」「宵待草」「やなぎ湯」、1枚各105円。ほかにも20種類ほどあります。

港屋版木版画から起こしたポストカードは100種類近く絵柄があるのですが、その中から個人的趣味にて、着物をヨレっと着ている女の人の絵ばかりを選んでいます。

私は着物というものが大の苦手でありまして、それは子供の頃に母親に無理矢理着物を着せられて、うんざりしてしまった、というよりも、嫌悪に近いものを抱いてしまったせいだと思う。着物のイメージが「窮屈、面倒、堅苦しい」の三大要素から成り立っており、七五三の日なんかはちっとも楽しくなくて、早く着物が脱ぎたくて仕方なかったことだけ覚えています。成人式の時は、振袖なんていらないから、一生使える鞄を買ってほしい、と親にお願いして、成人式も欠席。着物の仕立てをしている叔母から「浴衣を作ってあげる」と言われても、いらないと断ってきました。20代の頃は毛嫌いに近かったです。

近年は街なかでアンティーク着物なぞを素敵に着こなしている人を見かけたりすると、なかなかいいなぁとは思うようになったけれど、やっぱり自分は着なくていいや、というのは変わりません。どんなに着物がブームになっても、あの「着付けのルール」的な押し付けがましさや、こんな席にはこんな着物と帯で、とかの面倒くさい格付けみたいなのは相変わらずのようで、某教育テレビで着物についてエラそうに指南している芸能人のおばさんを見るとホントうんざりします。あと、着物の人には町行く年配の女性たちの目も厳しいですよね。「あら、あんな着付けしちゃって」みたいな。あーいやですね。

で、夢二の絵を見ると、着物がクタッと柔らかく体の線に沿っていて、襟元もゆるやか、帯もかなり適当に結んでいるのが表現されてたり、下紐(っていうのかな?)がウエストのところからはみ出てたりしてかわいらしい。着物が普段着だった頃って、色や柄に凝ったりはしたでしょうが、着付けは案外みんなテキトーだったんじゃないかしらん?と思われるのです。こんな柔らかな雰囲気の着物なら着てみたい……とさえ思う。上の4枚の絵はそういう意味で特に好きです。

そうそう、当店は和雑貨を扱っているせいか、着物でご来店くださる常連のお客さまが何人かいらっしゃいるのですが、その中に女物の着物に男物の帯(幅の狭いやつ)を腰のあたりに粋に結んで、時にはハンチング帽をかぶったりしてやってくるかっちょええ女性がいるのです。着物なのに、洋服みたいにササッと1分ぐらいで着てきました、といった風。そういうのもいいですよね。それから、骨董市で気に入った生地を買い、自分で縫った着物を着て来られる方もいます。銘仙などの大胆な柄も、着物に仕立てるとそんなに派手にならないのがいつも不思議。どちらの方も、私の着物のイメージを打ち破る頼もしい存在です。

夢二のポストカードで他に気に入っているのが、

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<読書>

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<居眠り>

など。本好きの諸兄にもたまらない構図ではないでしょうか。クッタリ着物ばんざい!
posted by 店主かねこ at 03:01| Comment(0) | TrackBack(0) | □路地裏縁側日記 | 更新情報をチェックする

2008年10月04日

■わめぞ青空古本祭

早稲田青空古本祭会場の穴八幡宮のすぐ下、立石書店にて、1日限りの便乗企画、わめぞ青空古本祭を行いまーす。お散歩ついでにお立ち寄りくださいませ。
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第2回 わめぞ青空古本祭
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日 時:2008年10月5日(日)
    11:00〜19:00
     雨天決行(一部店内に移動します)

場 所:立石書店 外スペース
    (穴八幡宮本殿側出口すぐ下)

参加者:藤井書店、九蓬書店、旅猫雑貨店、
    リコシェ、退屈文庫 ほか
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当店は雑貨のみの出品です。
posted by 店主かねこ at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | □イベントのご案内 | 更新情報をチェックする

2008年10月02日

■路上落書き歓迎

前回仕入れた一箱(20本入り)があれよあれよとまたたく間に完売した「ロー石」。また二箱仕入れてきた。1本60円也。販売用のほかに、試し書き用を1本、自分用を1本、引き出しにしまってある。子供が来たら試し書き用ロー石を渡して、店先の路上に落書きをさせる。わたしも便乗してマイ・ロー石にて落書き。だって大人1人で落書きしてたらヘンでしょうが、子供と一緒ならふひゃひゃひゃーとまぎれて書いてても目立たないわけだ。

今どきの子供たちはロー石を見たことがなく、ましてや道路に落書きをするなんて考えてもみなかった、という子が多くて、ほーら、雨で消えちゃうから大丈夫、書いてごらん〜ほーら線路だよーどこまでも続くよー駅も書いちゃおうー………という具合に、こっちが率先して書いてみせないと手を動かさない。が、一度書き始めたら最後、夢中になって路上をうめつくさんばかりに書きまくる。

女の子は人や犬、お花、自分で考えたキャラクターなどを、少しずつ描画エリアを拡大させながら書いていくのに対して、先日初めて来店した男の子2人の兄弟はすごかった。弟は3〜4歳ぐらい、お兄ちゃんもまだ小学校に上がる前ぐらいなのだが、2人共ロー石を握るやいなや、中腰で線を描きながらまず道の端から端まで行き、直角ターンすると3軒先のデイリー・ヤマザキさん前(約20メートル先)まで、一気に描画エリアを拡大させた。私が止めなかったら、線を引きながらどこまでも行ってしまっただろう。この線は「ただ引いてみた」だけであり、道路に線が引ける喜び以外、まったく意味がないところがまた愉快。

この喜び組無心ラインに誘導されて、お陰さまでこの日はロー石がいくつも売れた。

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posted by 店主かねこ at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | □路地裏縁側日記 | 更新情報をチェックする

2008年10月01日

■早稲田青空古本祭、開催中!

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「読書の秋」はワセダから…のサブタイトル通り、ニッポンの秋、古本の秋がやってまいりました。
本日より10月5日(月)まで、早稲田の穴八幡宮で、早稲田古書展街による古本祭開催中です。“ 神社で祭 ”と聞くとどうしても血が騒ぎます。本棚で御神輿作ってくれたら、喜んで担ぐんだけど。……迷惑ですか。

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穴八幡宮は、地下鉄早稲田駅から徒歩1分。大きな看板やのぼりが出ています。

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入口すぐの参道は、文庫本コーナー。量も多く手頃な価格で、欲しい本が必ず見つかるはずです。

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文庫でウォーミングアップを済ませたら、いよいよ階段を上がって……

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朱色の門をくぐって参道左側にテントが並んでいます。

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おじさんの砦に突撃だっ!

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サイドから攻めてみる。

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みなさん古本を抱えてます。

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学生の姿もちらほら。若い女子も結構いましたよ。

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台風来なくてよかったなぁ。やっぱり屋外の古本祭は気持ちいい。

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あっ!パンダ!
posted by 店主かねこ at 22:04| Comment(2) | TrackBack(0) | □イベントのご案内 | 更新情報をチェックする