2009年11月17日

■武藤さんの壁画制作 

生粋の雑司が谷っ子イラストレーター、武藤良子さんが壁画製作中と聞き、現場の鬼子母神通り・キク薬局ガレージを覗きに行ってきた。壁画といっても、正確には間口3間ほどのガレージの扉に描かれるもの。雨の中、白衣を着た武藤さんと、助手を勤める王子こと古書文箱の薄田君(高円寺の古書店・古楽房勤務)がてきぱきと作業をしていました。

mutowall_01.jpgキク薬局のK会長(薬剤師)様からいただいたという白衣を着用している武藤さん。このツーショット、昔、竹中直人がやっていた「ランドセルスキップ薬剤師(※1)」っていうのを思い出しちゃったよ!

mutowall_02.jpgこの大きな扉が3枚あります。

mutowall_03.jpg前日に下塗りをした部分を残し、新聞紙でマスキング。

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描かれるのは雑司が谷にちなんだモチーフのようです。

mutowall_08.jpg巻き尺をつかって印付け。

mutowall_09.jpg型に合わせてさらに枠を決めていきます(ほとんど王子がやってるよ……)。

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完成した様子は鬼子母神通り商店睦会のブログでご覧いただけます。
>> http://kmstreet1.exblog.jp/9264761/

※1 ランドセルスキップ薬剤師とは:1994〜95年にかけてテレビ朝日の関東ローカルで放送されていた深夜番組「竹中直人の恋のバカンス」内のネタの1つ。竹中直人、ビシバシステム(住田隆&ふせえり)、温水洋一、片桐はいりが白衣を着てランドセルを背負い、一般道をひたすらスキップしながら進んでくるというだけのコーナー。オチは特になかった。

◎第4回 鬼子母神通り みちくさ市
会場:鬼子母神通り周辺
2009年11月23日(月・祝日)
雨天予備日11月28日(土)
http://kmstreet.exblog.jp/
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2009年11月12日

■南陀楼綾繁『一箱古本市の歩きかた』

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ミスター一箱古本市の称号を持つ南陀楼綾繁さんの新著『一箱古本市の歩きかた』(光文社新書)が届きました。南陀楼さん、ありがとうございますー。あれ、わたし何か協力してたっけ?と思ってページをめくると、そうそう、わめぞの項で写真を提供していたのでした。早速読み始めると夢中になって、今日の店番中に一気に読了!いやはや、おもしろいです。

不忍ブックストリートの一箱古本市には2005年4月の第1回から、秋も含め第6回まで連続で参加していました。第4回目までは助っ人として運営のお手伝いも。(最近は "わめぞ" の旅猫さんがなんで谷根千に?と言われることが多いのですが、わたしは谷根千エリアで生まれ育って、千駄木小学校に通っておりました。今も両親の家があります。)

ここ数回はご無沙汰しておりますが、店主として助っ人として、一箱古本市をみんなで作り上げていく過程にわずかながらでも携わることができてよかったと思っています。そんないろいろな立場からの実感が、この『一箱古本市の歩きかた』という本にとてもよくまとめられていて、これを読んだ人から、さらにブックイベントの輪が広がっていくのではないでしょうか。もしかしてミスター、海外もアリですよね?!いつかニューヨークでやりたい……以上、短いですが、わめぞの成田三樹夫からの感想です。
posted by 店主かねこ at 21:36| Comment(2) | TrackBack(0) | □路地裏縁側日記 | 更新情報をチェックする

■ヒーターをつける

雨のあとぐっと風が冷たくなってきた雑司が谷です。店の入口は雨でない限り真冬でも開けっ放しにしているので、足元の温風ヒーターが欠かせません。帳場内からバックヤードへ移動するごとに、犬の散歩のようにヒーター君も一緒に連れて歩いております。ヨシヨシ、いい子いい子。

昨日の閉店間際、友人のコウノ嬢が3周年のお祝いにと、手みやげを持ってやってきてくれました。そうそう、1周年の時も来てくれたっけ。コウノちゃん、いつもありがとう。

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▲KIHACHIのロールケーキだよ!

そして、あのコも遊びに来てくれました。

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わーい、フクスケ!
また病院帰りで、かなりビビっておりました。だいぶ顔が大人っぽくなってきました。手足が長くて、骨太なんです。かなり大きい猫になるのでは、と、あやせさんと話しております。現在の体重は2.4キロ、今月末頃に去勢手術をするそうです。
posted by 店主かねこ at 21:02| Comment(4) | TrackBack(0) | □路地裏縁側日記 | 更新情報をチェックする

2009年11月11日

■店舗オープン3周年 

おかげさまで本日、2006年の店舗オープンから3周年を迎えました。お客さまをはじめ、あの方にもこの方にも日々感謝しつつ、そして<わめぞ>の仲間たちの支えがあっての3周年です。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

オンラインショップ開業から数えると8年目の秋、ただ今ウェブサイトのリニューアルをすべく、じっくりとサイト構築を進めております。雑司が谷の店舗に来ることができない遠方のお客さまにも、楽しく快適にお買い物していただけるようなページを目指して鋭意製作中ですので、今しばらく。

3年前と店舗内の様子を比べてみました。サムネイルをクリックすると別ウィンドウで拡大します。

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2006年開業時に新たに仕入れたものはほとんどなく、家にあった在庫をゆとりを持って並べただけという、ずいぶんさっぱりとした店内でした。店舗の契約時から開業までの様子は、このブログのカテゴリー「雑司が谷仕事場づくり日記」でご覧いただけます。

そして現在、新たに雑司が谷にお店を開こうと準備を始めた方がいらっしゃいます。場所はたい焼き<ひなの郷>の並び、鬼子母神通りに面する路面店です。お話を聞いたところによると、新刊本あり、古本あり、貸本もあり、お茶も飲める!らしいです。どんなお店になるのでしょう。詳しくは店主さんのブログでどうぞ。

●雑司ヶ谷つれづれ日記
http://higurasibooks.blog.so-net.ne.jp/
posted by 店主かねこ at 16:14| Comment(0) | TrackBack(0) | □雑司が谷仕事場づくり日記 | 更新情報をチェックする

2009年11月10日

■ボノミー&ハナメガネ目録、配布中

B.O.G.(ぶっとびおちゃめガール)たちの忘年会はワールドワイドで大騒ぎ!年末号も盛りだくさんのフリーペーパー「ボノミー」、配布中です(残部僅少)。

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ボノミー11・12月号
・B.O.Gアワー2009ボノミー忘年会
・崖の名勝・東尋坊へ
・ハニベ巌窟院リポート
・うたげのススメ・ニホンバシランチ紀行
・京都しらふ日記
・ババコマ・1コマメッセージ
・ボノミー花図鑑
・空想喫茶店

それにしても石川県小松市のハニベ巌窟院ってすごいな(これとかこれとか)。このボノミーで初めて知りました。先日、お客さまから松葉屋本店の栗蒸し羊羹「月よみ山路」をいただき、そのおいしさに地味〜に感動したものです。金沢へは何度も行っているんだけど、今は小松市が呼んでいる気がする。行ってみたい。

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ヲトメの素人古本
はなめがね本舗 目録

当店で取り扱わせていただいている「こけしヘアゴム」でお馴染みのオンライン古書店はなめがね本舗が「目録 ハナメガネ 2009年秋号」を発行しました。特集よみものは「ヲトメ恋愛学校」。オールカラー、すべて手作業で製本された愛らしい目録です。店頭にて無料配布中、ぜひお手元に1冊。(こちらも残部僅少)
▼はなめがね本舗ブログ
http://blog.hanamegane.com/
posted by 店主かねこ at 21:19| Comment(2) | TrackBack(0) | □路地裏縁側日記 | 更新情報をチェックする

2009年11月07日

■清月の「おでん」始まりました

毎年冷え込んでくるこの時期になると、まだかな?まだかな?と気になるもののひとつ、当店お向かいのいなり寿司・清月のODN、そう、おでんの開始日! あいにく立冬にしては少々暖かかった本日、ついに始まりましたー!(ピーピー!ドンドンドンドン!)

さっそくがま口片手に買いに走ること大股で4歩。清月さんの店頭、屋外に出された小さなおでん屋台。(去年一昨年も初日に食べてました。てへへ!)

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午前中から仕込まれたおでんは七輪の炭でじっくり火が通され、味の染みる日暮れ時ぐらいが食べごろ。

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ふは〜。湯気で見えないよう〜。すっきりと澄んだ出汁は関西風です。

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ちくわぶ、だいこん、たこボール、はんぺん……好きなのばっかり選んで、アツアツをすぐにいただきました。うまい。なんかこう、湯気といい、お出汁の効き具合といい、心の隙間を埋めてくれますねぇ。もちろんお持ち帰りもできますよー。弦巻通りに来たらぜひ食べてみてください!
posted by 店主かねこ at 20:18| Comment(2) | TrackBack(0) | □路地裏縁側日記 | 更新情報をチェックする

2009年11月04日

■けん玉5級(未承認)

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◎「レトロなおもちゃ」シリーズ・封筒 5枚入り
 378円(税込)

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◎けん玉根付 380円

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◎手ぬぐい・けん玉柄 1050円
◎日本けん玉協会認定 競技用けん玉 1800円

最近、けん玉の柄とモチーフに目がありません。けん玉に心を奪われている今日この頃です。毎日、お客さまのいない時間を見計らっては、「もしカメ」の練習に勤しんでおります。日本けん玉協会が認定する級位によりますと、わたしのレベルは5級(中皿、とめけん、飛行機と、もしカメが10回以上できる)となります。認定会に出たわけではないので、「自称けん玉5級」ですが。

もしカメは「もしもしカメよカメさんよ〜」の唄に合わせて、大皿と中皿を素早くいったりきたりさせる技で、はじめは全くできなかったのですが、1ヶ月ぐらい練習するうちに、1曲半ぐらいはできるようになりました。

「飛行機」はまず玉の方を持ち、「けんを前に振ってけん先を玉の穴で受ける」という技で、実のところこれは30回に1回ぐらいしかできません。カポッ!っと入った時の気持ちよさ!さらに成功率を上げるべく、日々精進いたします。(仕事もちゃんとしてますのでご心配なきよう……)

わたしの周りのケンダマニア、またはケンダマニフェストには、リコシェ・豆子さん、星燈社・山本君がおりますが、ほかにもわめぞ民、古本界などに隠れたけん玉同好の志はいらっしゃるのでしょうか。いつか高地トレーニングや合宿などできたら楽しいですね!

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▲飛行機の技が決まったところ!

↓キングオブけん玉、けん玉8(山木8段)の華麗なる技をご覧ください!
posted by 店主かねこ at 08:00| Comment(2) | TrackBack(0) | □新着/再入荷のお知らせ | 更新情報をチェックする