さいころ/はと豆 各504円(税抜480円)麻布の飾りがついた竹製の耳かきと専用ケースのセット。ケースは奈良麻でできています。ケースの口を留める紐には古布の玉飾りがついていて、ワンポイントにもなっています。

携帯に便利な短めサイズ。化粧ポーチに収まります。

旅行のお供にもどうぞ。
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通信販売の手引き÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷
<店主小ばなし ◆ 馬木の耳かき>
小学生の頃、耳垢で耳の穴が完全に塞がったというおハズカシイ話(
'05/1/13日記参照)を以前書いたことがあるのですが、今は断然、耳掃除が好きです。長らく愛用しているのは「馬木の耳かき」のスス竹製のもの。
(この「馬木の耳かき」2代目の職人、馬木健一さんは2002年に53歳の若さで惜しくも他界されました。)
馬木さんはその場で耳の穴のカーブや好みに合わせて微調整してくれる、日本で唯一と言われた耳かき職人でした。販売は主に巣鴨とげぬき地蔵の境内か、都内各所で行われる縁日の露店で、10年ぐらい前までは鬼子母神の御会式の縁日にも来ていましたよ。
「馬木の耳かき」初代の、健一さんのお父さんのこともよく覚えています。子供の頃(昭和40年代後半〜)、本駒込・天祖神社の縁日で境内の一番奥、本堂の左側のいつも決まった場所に座り、白髪に長い髭の仙人のような容貌で耳かきを売っていました。その口上は、
「造物主の忘れ物
お目々は涙で洗えます
お鼻はくしゃみで通ります
お口はつばきも舌もある
お耳だけにはなにもない」
というものでした。現在は原田さんというお弟子さんが耳かき職人の露天商を受け継がれているとのこと。また巣鴨に遊びに行って、耳かきをチェックしてこよう。
8年ほど前に馬木の耳かきについての記事を書いていますので、ご興味ある方は下記リンク先もご覧ください。
■耳かき好きなら(2002年3月4日)
http://tabineko.seesaa.net/article/146260531.html■巣鴨とげぬき地蔵縁日(2002年6月14日)
http://tabineko.seesaa.net/article/146261353.html
posted by 店主かねこ at 01:24|
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