出品されている本棚から、「東京を歩く」というテーマでピックアップしてご紹介します。通信販売でのご注文も2月28日(木)まで承りますので、気になる本がございましたら、文末の「通信販売の手引き」をご一読の上、ご注文ください。
「東京路上探検記」
文・尾辻克彦 絵・赤瀬川原平 100円
新潮文庫/1989年/カバー少イタミ
純粋階段、無用門など、役立たずでありながら、ゴミともならず街中にそれとなく保存されているものを〈超芸術〉トマソンと名付けたら、街はこれまで見えなかった不思議な宝石がいっぱい。(出品:やまがら文庫)
「東京骨灰紀行」小沢信男 400円
ちくま文庫/2012年
アスファルトに累々と埋もれる、江戸・東京の骨灰。明暦の大火このかた、震災と大空襲の犠牲者までをまとめてご供養の両国から、小伝馬町の牢屋敷跡、小塚原の仕置場跡…無数の骨灰たちの彼方に、この国の首都の来し方、忘れ去ってきたものが見えてくる。東京の記憶を掘り起こす鎮魂行。(出品:やまがら文庫)
「私のなかの東京」野口富士男 250円
中公文庫/1989年/小口ヤケ
近代の都市のなかで、東京ほど大きな変貌をとげた街はないのではないか。さらに、東京は文学作品に最も多く描かれた都会でもある。ー幼少期から馴れ親しんだ東京の街々を歩き、詳細に探索して、目に映る東京に、明治以降の文学作品や記憶のなかの過去の東京を重ねて追想する、実感的東京論。(出品:脳天松家)
「続 江戸古地図散歩 山手懐旧」
池波正太郎 400円
平凡社カラー新書/1975年/小口ヤケ
騒音と雑音に明け暮れする東京だが、心して見聞すれば、大江戸の名残りをあちこちに発見できる。(出品:古書ヒサミン)
「両さんと歩く下町ー『こち亀』の扉絵で綴る東京情景」
秋本治 300円
集英社新書/2004年
横丁、踏切り、川端、橋、神社…『こち亀』の愛称で親しまれる週刊少年ジャンプの人気連載『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の扉を飾った、普段着の下町風景。葛飾区亀有で生まれ育ち、昭和30年代からの下町の変遷を見続けてきた作者が、『こち亀』の舞台となった街を再訪し、その地への思いととっておきの話を綴る。(出品:岡崎武志堂)
「江戸・東京 地名を歩く」古川愛哲
リュウ・ブックスアステ新書/2003年
「東京案内記」木村毅 編 2冊セットで500円
黄土社書店/昭和26年/初版/ページ焼け・カバーイタミ
(出品:オジサン文庫)
「東京極上散歩術」監修・坂崎靖司 400円
一季出版/1991年/初版/帯付
[千駄木〜谷中] 林 順信、[巣鴨] 中沢新一、[目白] 金井美恵子、[池袋〜錦糸町] 田中小実昌、など、48人の散歩の達人たちによる、東京散歩エッセイ集。(出品:古書ヒサミン)
「TOKYO 老舗・古町・お忍び散歩」
坂崎重盛 400円
朝日新聞社/2004年/初版/帯
隅田川の花街から神楽坂の石畳まで、シゲモリ先生とっておきのスポットをそっと蔵出し。(出品:脳天松家)
「江戸を歩く」早乙女貢 400円
平凡社/1984年/初版/帯
振袖火事から桜吹雪か金四郎さん……四谷界隈忍者寺から青山羅生門横丁……史実・伝説・綺談のもとを、時代小説の第一人者が探し、歩き、語り、ガイドする、興趣あふれる江戸歴史散歩。(出品:古書ヒサミン)
「三鷹文学散歩」三鷹市立図書館 編 600円
大河内昭爾 監/1990年/初版/カバーシミ有
太宰治をはじめ、山本有三、森 鴎外、田中英光、瀬戸内晴美、大佛次郎、武者小路実篤、三木露風など、三鷹にゆかりのある作家や文人の足跡を辿りながら、散歩のしおり、地図、年表を加えた、文学散歩の手引き書。(出品:古書ヒサミン)
「東京から見える山を歩く」横山厚夫 300円
山と渓谷社/1991年/2刷
先人が"望岳都"と評したほど、東京都心部から見える山は実は多い。近郊の低山から三千メートル級の高峰にもおよんで、東京から見え、近郊の比較的手軽に登れる山を主に紹介する、オジサン的ロマン溢れる一冊。(出品:立石書店)
「神田を歩く」 600円
文・森まゆみ 写真・平嶋彰彦
毎日新聞社/2003年/初版
江戸ッ子の町、神田。路地を歩き、人々の話を聞き、この町の来し方をたずねてみました。この本は、神田を愛する散歩者が作った、町歩きのガイドです。(出品:脳天松家)
「東京アートガイド」 300円
美術出版社/1994年/2刷
東京の建築+屋外彫刻+美術館・画廊ガイドブック。(出品:オジサン文庫)
「東京樹木探検 上・下」2冊セット
東京樹木探検隊 1000円
河出書房新社/1991年/初版/帯
樹木のプロが案内する、樹木をめぐる散策ガイド。上巻は都周縁編として24コース、下巻は都心篇・27コースを掲載。
「東京人 no.201
わたしの好きな東京 23区散歩ブック 保存版」300円
都市出版/2004年4月号
東京は広い。行ったことのない町、足を踏み入れたことのない地域は誰にもたくさんあるはず。知らない町を散歩するには、その町の人に教えてもらうのがいい。案内人は、いつも「東京人」で町を語っている面々。(出品:立石書店)
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