旅 猫 雑 貨 展 其 の 四 十 四
埼玉の手仕事を愉しむ
鼠屋ちゅう吉店
2016年9月15日(木)〜25日(日)
12時〜19時(土・日・祝 11時〜18時)
*期間中20日(火)はお休みです
会場 旅猫雑貨店にて(地図)
http://www.tabineko.jp/shop_info.html
鼠屋ちゅう吉は、江戸の面影残る小江戸川越を拠点に、主に埼玉を中心とした手仕事品を発信し、その技術を活かした商品や、江戸の文化をテーマにした物づくりをしているオンラインショップです。
「伝統工芸品」というと、高価で若い人には敷居が高かったり、普段の暮らしの中で使いこなせないものも多い印象です。でもその素晴らしい技術に鼠屋ちゅう吉がちょっとアレンジを加えると、ハッとするような新しい魅力を感じる、より身近なものに変化するのです。
川越で古くから作られてきた縞模様の織物「川越唐桟(かわごえとうざん)」を使ったヘアゴムやストール、岩槻の雛人形小道具を使ったユニークな雑貨、鴻巣の郷土玩具のかわいらしさ再発見…日常に取入れて愉しめる埼玉の手工芸品や特産品が、旅猫雑貨店に勢揃いします。
東京のお隣り、埼玉県の手仕事の多様さも改めて知ることができる展示になると思います。どうぞ足をお運びください。
「伝統工芸品を商品に。
埼玉県は、江戸時代より江戸という巨大マーケットが近くにあり、物流の利便性も高かったので、織物や染め物をはじめ、だるまや雛人形などの玩具まで多種多様な産業が成り立っていました。
しかしそれが現代になると、生活様式の変化や大量生産・大量消費により、多くあった伝統的手工芸品や特産品は少しづつなくなり、作れる職人さんは途絶えていっています。
遠くない将来、埼玉の伝統的な品は、博物館や資料でしか見ることができなくなってしまうのではないか…そんな心配もあります。
伝統工芸品は、かつては日用品でした。
使う人が少なくなり、作る人も少なくなる。
作る人が少なくなれば、生産規模が少なくなり、希少価値はあがる。
そして日用品は伝統工芸品になる。
伝統工芸品は、観賞するものではなく、商品でなくてはならないと思います。」
鼠屋ちゅう吉
http://www.nezumiya-chu.com/