2004年11月24日

■このあの文庫

このあの文庫

元我堂・水曜店長のナンダさんと、そのダンナさん(ナンダとダンナで“ナンダンナ”さん)が主宰する家庭文庫、「このあの館」が、来年1月にオープンする。その先がけとして、23日にプレオープンパーティーが開かれた。昼1時〜夜11時まで、いつでもお越しくださいとのことだったので、写真展の搬出後に友人と2人で阿佐ヶ谷のナンダ邸へ。

このあの館は、一軒家の自宅の一室を毎週土曜日の午後に子ども達に解放し、ナンダさんたちが選んだ良質な絵本や児童書を閲覧したり借りたりできる私設図書館である。私は家庭文庫というものが身近になかったので知らなかったのだが、中央線沿線にはこのような個人運営の家庭文庫がいくつもあるという。子どもの時に読んだすばらしい絵本は生涯忘れないものだし、こんな場があるこの地域の子ども達は幸せだ。もちろん大人が借りることもできるそう。

絵本の編集者でもあるナンダンナさんの、絵本に対する情熱(そう、非常に熱いのだ)も伺い知ることができたし、友達の友達の、そのまた友達、みたいな未知の人達(しかも強烈な個性の人多し)と楽しいひとときを過ごすことができた。ナンダ特製すいとん鍋や特大オムレツをいただきながら、「やっぱり阿佐ヶ谷よいとこだ!」と、しみじみ思う夜だった。
posted by 店主かねこ at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | □古本のこと | 更新情報をチェックする
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