談春 宮戸川
志の輔 バールのようなもの
談志 権兵衛狸
― 仲入り ―
志遊・左談次・ぜん馬・談幸・
志の輔・談春・談志 口上
三咲夏樹 踊り
志遊 淀五郎
「真面目すぎるけど、ウチにこういうのもいていいんじゃないかと思ったんだよね」「こんな時勢だからこそ、こういう落語家がいるだろう」「談志が認めたんだから、自信持っていい」
弟子入りして19年目の真打昇進。口上でぐだぐだ(恐らく照れ隠し)だった談志が語った言葉。純粋で実直な青年が憧れ続けた師匠に、晴れて一人前の落語家として肯定されたことが、どんなにうれしかったことだろうと思う。こちらも胸が熱くなった。志遊の端正で丁寧な落語もよかった。
談志の声はかなり復活しておりました。いつも通り、愚痴多し。談春→志の輔→談志、の出演は一門会でもちょっと見られない豪華さで、眼福、耳福。帰り道は余韻に浸りたくて、新富町から有楽町まで歩いた。いい夜だったなァ。
>談志の声はかなり復活しておりました。
>
まだまだこれからですな。
今年の夏は国立演芸場での「ひとり会」もやるし、ホントまだまだ。