20代半ば頃から30代になる頃まで、あまりに仕事が多忙だったので、家でゆっくりと音楽を聴くことがほとんどなかったように思います。
その反動でしょうか、2年程前から突然にいろいろな音楽が聴いてみたくなり、今までに聴いたことのないジャンルのCDを買い始めました。タワーレコードなどの大きなCDショップでは、店頭のおすすめポップだけ読んでの「ジャケット買い」もずいぶんしましたし、池袋や渋谷で路上ライブをしているフォルクローレのバンドから彼らのCDを買ったりもしました。
その頃、友人を訪ねて行ったロサンジェルスで、ヴァージンメガストアへ行きました。あてもなく店内をウロウロしていてふと目についたのがjazzのコーナーでした。
jazzの知識はこれっぽっちも持ち合わせていなかったのですが、なんとなく憧れみたいなものがあって、1枚何か買ってみようと思い、やはりジャケ買いでイラストの面白かった、『HIP JAZZ-BOP! / This is your brain』というライブのベスト版アルバムを購入しました。
日本に帰ってから、このCDを何度も何度も繰り返し聴いています。子供が豆腐や緑茶のうまさを覚えていくようなものです。ミュージシャンのプレイがどうこうというようなうんちく抜きで好きになりました。この『HIP JAZZ-BOP!』レーベルはシリーズのアルバムが他に8枚あって、日本で売っていないかずっと探していますが、どうやら輸入されていないようです。また次回アメリカに行ったときにすべて購入しようと思っています。
レコード会社のホームページは、
http://www.1201music.com
です。
そして少しでもjazzの知識を身につけようと思って出会ったのが「Cafe Blue」というサイトで、初心者に向けてのjazzのヒストリーやおすすめの1枚などを挙げ、親切な説明がとても勉強になりました。
http://www.cafeblue.com/jazz/index.html
その後、日本人のjazzのCDも何枚か買ってみましたが、未だに「これはいい!」というものに出会えていません。