2001年08月19日

■すぎ丸

sugimaru.jpg

以前から気になっていた、「すぎ丸」に乗ってきました。

「すぎ丸」は、杉並区内限定の巡回バスで、JR中央線・阿佐ヶ谷駅と、京王井の頭線・浜田山駅の間を走っています。今日は阿佐ヶ谷からすぎ丸に乗り込みました。

バスマニアの間では、チョロQ型と呼ばれる小さなバスで、座席数は16席しかありません。今日乗ってみて、なぜその大きさなのかを納得しました。とにかく住宅街の細道、裏道へどんどん入っていってしまうのです。

途中、「阿佐ヶ谷住宅」という都営住宅の横を通るのですが、ここは2階建て・庭付きの建物が並んでいて、ちょっと福生の米軍アパートのような感じもします。老朽化が進んで廃墟になっている棟も見られますが、住んでみたいなあと思わせる風情があって見ていて面白い場所です。

鎌倉街道を通って五日市街道、井の頭通りを抜け、およそ15分ほどで浜田山に着きました。浜田山には全く土地勘がないので、ひと通り駅前の商店街を冷やかしてから大宮八幡宮に向かって歩きました。途中はリッチな住宅街ばかりで、新種のブロック塀探しも当てがハズレました。

大宮八幡宮のとなりには弓道場があり、覗いてみようかと思いましたが、入り口にいろいろな注意事項が貼りだしてあって、○道場に入る前に神社で必ずお参りしてくること。○道場への入退場は、一礼をすること・・・etc・・・。とっても厳しい雰囲気で近寄り難いものがあり、恐れ多くて逃げてきました。
そう言えば八幡様の入り口には、「ここは東京のへそ」と大きく看板に書いてあるのですが、地理的に見るとどうも違うようです。どの辺の根拠で言っているのか、只今調査中。

そこから歩いて5分ほどのところにある、「杉並郷土資料館」へも立ち寄りました。規模は小さいですが、屋外に再現した古民家があったり、杉並区で発掘された縄文土器や遺跡を見ることができたりと、なかなか楽しめる博物館です。

さらに30分位歩いて、阿佐ヶ谷駅に戻ってきました。偶にはまったく知らない路線のバスに乗るのも楽しいものでした。
posted by 店主かねこ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 2003年以前の日記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック