2001年08月16日

■ウォーキング

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6月頃から、ほぼ毎日1時間のウォーキングをしています。走るのはつらすぎて続かないのですが、ウォーキングは街を観察したり考え事ができるので楽しめます。

持ち物は、ごくたまにデジカメを持っていくこともありますが、大抵はストップウォッチ代わりの腕時計に100円玉1枚、玄関の鍵のみで出かけます。なぜ100円玉だけかと言うと、コースの終わりにに全品100円の自動販売機があるので、水分の補給にいつもここでスポーツドリンクを買っているためです。極力、身軽に越したことはありません。

夕方、風が涼しくなる時間に、杉並区から中野区にかけて流れる妙正寺川沿いの遊歩道を歩きます。ここはウォーキングをしている人が結構いて、10人中:お爺さん3人、お婆さん1人、おじさん3人、おばさん2人、若者1人といった構成になっています。これは毎日観察しているのでかなり当たっていると思います。

すれ違うときに、一応「こんにちは。」と挨拶してみるのですが、みなさん恥ずかしいのかびっくりした顔をしたり、無視していってしまいます。作戦を変えて、声を掛けずに目が合ったらにっこり笑いかけるというのも試してみましたが、これは年輩の方にのみ有効なことがわかりました。杉並区の方は警戒心が強いのでしょうか?それとも私がアヤシイのか?

今日の写真は、妙正寺池近くの遊歩道にある「春」というタイトルのついた女の子の銅像です。高さは1メートル足らずで、両手を後ろに組んで上を見上げているポーズをとっています。顔はかなりアニメっぽいほのぼのとした表情です。
タイトルが「春」なので、この川沿いに「夏」「秋」「冬」のシリーズがあるのかと思って探しに行きましたが、銅像は他に1つも見つかりませんでした。この像の傍らには、こんな詩のレリーフがはめ込まれています。

   春夏秋冬と
   季節は流れる
   春は花をかざり
   夏は空をうつし
   秋は風とはしり
   冬は鳥とともに
   川は流れる

そして毎日必ず違う種類の小さな花が飾られています。そのたたずまいから、何か慰霊の意味がある像なのかなぁとも思います。
私もなんとなく、この「春」ちゃんの前を通るときは、そっと頭をなでてあげることにしています。
posted by 店主かねこ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 2003年以前の日記 | 更新情報をチェックする
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