今年のお盆休みは帰省ラッシュにも巻き込まれず、なかなかスマートに移動できたなぁと、今日のニュースの映像を見て思いました。「渋滞50キロ」なんていう高速道路には無縁でありたいものです。ご苦労様です。
今日は同居人のお盆休み最終日でした。取りたててやるべきこともないので、歩いて30分程の場所にある「PC DEPOT」という大型パソコンショップへ散歩がてら出かけました。
中野区から練馬区富士見台・高野台を通って環八沿いのこの店へ行く途中には、いくつもの小規模な畑があります。東京のイメージとはあまりにかけ離れているのですが、練馬区や世田谷区など、農家が健在な地域はたくさんあります。先日、中野区の私の家から歩いて15分ほどのところに立派な茅葺き屋根の農家があるのを発見してびっくりしました。
そしてそんな畑の片隅にはよく、無人で野菜を売る小屋(屋根付きの棚)があります。パソコンショップへ行く時、実は私はこちらの方が楽しみなのであります。畑でその日に採れた野菜を安く買うことができるのですから、密かなファンは私だけではありません。時間によっては全くの売り切れなんていうことも多々あります。
今日はそんな農家の門前に、おいしそうな枝豆が売られていました。同居人も「これでビールをくーっと!」などと言い、お金を据え付けの缶に入れました。30センチばかりもわさわさと葉っぱの飛び出したビニール袋を片手に、デジカメを片手に。ちょっと変な人に見えたかも知れませんが、あまり気にせずいろいろと買い物を済ませて帰ってきました。
家に帰って早速、枝豆を茹でました。豆は幾分小ぶりでしたが、根っこ付き、葉っぱ付きの採れたてだけあって、その辺の八百屋で買うのとは味が違います。大きなザル1杯分を、2人で一気に食べてしまいました。
今ではだいたい5箇所ぐらいの無人販売店の場所を覚えて、機会があるごとに品物をチェックしに行きます。一般のお店よりは安く提供してくれていますが、最近の水不足で東京の農家の人も、厳しい事情になっているのかもしれません。