(その1・その2)
とにかく保護することにした子猫、名前はまだ無い。カゴの中で丸くなって寝たのが夜9時頃だったでしょうか。実は翌日は定休日で、家でのんびりと過ごす予定だったのだが、子猫を置いて帰るわけにもいかず、ちょうど締め切りが近い仕事があったのでその作業をしながら店に泊まることに。
子猫の鼻がひどくつまっているので、寝ていても呼吸が苦しそう。時々くしゃみをして鼻汁がタラリ、と鼻の穴から垂れ下がるので、それをティッシュで拭いてやります。2時間おきぐらいに起き、ひとしきり鳴いたあと少しエサを食べてまた寝る。水だけでは飲まないので、エサの中に水を混ぜておいたら飲むようになった。
同居人に電話をして、自宅から獣医に連れて行くときのケージと、ペット用のトイレシートを持ってきてもらった。寝ているカゴの中でおしっこをしてしまうため、タオルが何枚あっても足りなかったので助かった。
力なく鳴くのでだっこしてやると、わたしの手のひらに顔をぐいぐい押し付けて、母猫の乳を探すようなしぐさをした。母猫とはぐれて探していたのかな〜。(つづく)