2009年09月11日

■子猫を獣医へ

店に迷い込んできた子猫のつづき、その4です。
その1その2その3

朝になり仕事も片付いたので、店から一番近く、みちくさ市でもお世話になっている鬼子母神通り「あしあと動物病院」へ、9時の診察開始とともに向かう。すでに犬や猫を看てもらうために来院している方が数人いた。7、8分ほど待ってから診察室へ。

目やに、鼻水は風邪の症状。便を少し取って顕微鏡検査してもらうと、虫も虫の卵もないとのこと。「ここまで痩せていると、たいがいお腹に虫がいるんですけどねぇ…」と先生も不思議そうだった。しばらくしたらまた調べてもらう方がいいみたい。体重は1.3キロ。ノミ・ダニを落とす薬を首につけてもらう。先生や病院スタッフの方を怖がらず、喉をゴロゴロ鳴らしているので、もしかしたら飼い猫だったのかもしれませんね、とも。ピンク色のシロップ状になった風邪薬7日分と、目薬を処方していただく。まだ名前がないので、カルテと薬袋には「金子子猫ちゃん」と記入されていた。江戸家小猫みたい。弟子にするか〜。

子猫ちゃんを店に連れて帰ってから、最初の薬を針のない小さな注射器(獣医さんがくれた)で与える。わたしも子供の頃に飲んだ記憶がある、薬臭いイチゴ牛乳みたいな匂い。しばらくして疲れたらしく、寝てしまった。さて、それからどうしたものかとしばし考える。外市の出品物を引き取りがてら、わめぞのムツゴロウさんこと、古書往来座のまこち嬢にアドバイスを仰ごうと、台車を押して往来座へ向かう。

往来座の今日の店番はのむみち。聞けばまこち嬢は映画の仕事で海外へ行っているそうな。ベネチア?ひょえー。なんだかすごい。同じく猫好きののむみちに子猫を保護したことを話すと、往来座オリジナルの手作りケージを貸してくれるという。ありがたい!ホームセンターで買ってきた金網を、接続パーツでつないであるもの。枚数を増やしたり減らしたりできて、形も丸くしたり四角くしたり、フタにすることも可能。すばらしい。ケージを購入するまでしばらくお借りします。のむみち、瀬戸君、ありがとう!!!!!

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▲廊下スペースを占領した子猫ちゃんルーム。ベッド、トイレ、お食事処つき。

(つづく)
posted by 店主かねこ at 18:48| Comment(2) | TrackBack(0) | □旅猫生物部 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。つづきが気になっていましたが、
とりあえずほっとしました。
でも旅猫さんはとても大変そうですね。
季節の変わり目ですし、体に気をつけて下さい。

「金子子猫ちゃん」(うえーん、かわいい(泣き笑い))
が、元気で立派な弟子になれますように。
Posted by たびくま at 2009年09月11日 22:15
たびくまさん、ありがとうございます!
弟子は日に日に元気になってきました。夜中、寝てくれなくて困るほどです。いやはや。

これからもどうぞご贔屓に〜〜〜。
Posted by か猫 at 2009年09月12日 20:56
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