鬼子母神通り商店睦会のK会長原案、我がデジタル師匠(雑司が谷にある高尾事務所)がデザインした御会式(おえしき)の新しい幟が完成、この週末から雑司が谷の4つの商店街で一斉に掲げられます。御会式って何?という方はこちらをご参照ください。毎年、曜日に関係なく10月16日、17日、18日の3日間、いつもは静かな雑司が谷の街が、この日ばかりは異様な熱気に包まれます。
写真は出来上がったばかりの幟を見せにきてくださった高尾さん。某美大の先生でもあるんですが、私にとっては雑司が谷の良き親父って感じで(すいません!)、よく2人でダベってます。最近はキアズマ珈琲でもよくダベってるらしい(笑)。高尾さんは今年1月まで御会式の講の1つ「御嶽中嶋講」の講元も勤められていた。
さて、その御会式、私も17年前から毎年「大門宮元講」に参加させていただいており、3年前に雑司が谷に店を持ってからは、より身近な行事になっている。
(ここ数年の御会式ブログ記事:2008年、2005年、2004年。2006年は友人Mongoさんも参加。今年もお待ちしてますよ。)
御会式の必需品である団扇太鼓は和楽器の専門店で購入するものだが、子どもたちには高価(小さめのものでも1万5千円ぐらい)で、昔は自分の家からフライパンを持ち出して叩いている子も多かったそうだ。鬼子母神境内の縁日では、子ども用にプラスティックでできたおもちゃの団扇太鼓を売っている店もある。
本物は無理として、うちでも何か、と思い、2年前からでんでん太鼓を販売してみたところ、御会式前にたくさんのお買上げがあった。
▲左より:小・400円、中・550円、大・850円 大きくなるほど音がいい
主にベビーカーに乗り、まだ太鼓は叩けないけどそれっぽいものを持って振り回し雰囲気を楽しみたい、という世代の方々に受けたようだ。そうして御会式当日、でんでん太鼓を握りしめた小さな人をたくさん見かけたのだが、みなさんことごとく、でんでん太鼓の皮が破けているではないか!振るだけでは満足せず、大人の真似をして力まかせに棒で叩いてしまうようだ。
しめしめ、また来年新しいのを買ってね、という腹黒さは私にはない(ホントホント)。「でんでん太鼓の皮、張替えサービス」というのはどうかと考えたが、どうも材料費と手間賃だけで商品代金を上回りそうだ。皮が破れなくて毎年使える太鼓……探したらありました。
▲木製でんでん太鼓・480円
すべて木製でとても小さく、音も太鼓っぽくはないけど、なんでも手にしたものは舐めてしまう世代にも受けそう。
という訳で、破れない太鼓、旅猫雑貨店にあります。
お世話になっても大丈夫そうでしたらよろしくです。
毎年持って歩いてますから。
またいっしょに弾けましょう。
最終日、どうやら縁日ではわめぞ民が飲んでいるようなので、奥様の方はそちらに合流して終わるのを待機してはいかがでしょうか。
う〜〜、妙な写真をやはりアップしましたか。
ま、あなた様ならOKスよ。
この秋も、お手柔らかにお願いします。
いつもいつも失礼なことばっかり言ってスミマセン。
ところで町中に飾られた幟、やはりかっこいいです!気持ちがピリッとします。
18日、御嶽中嶋講にもちょっぴり混ざりに行きますねー。