
金子彰子さんの詩集『二月十四日』が届いた。チョコレート色の製本テープで綴じられた手製の詩集だ。
今年の3月14日に深川いっぷくで行われたイベント「ピッポとオカタケさんのおすすめポエムショー」にて、岡崎武志さんが朗読した詩の一篇が、金子彰子さんの「二月十四日」だった。
彰子さんが詩作を再開されたことは存じていたので、いつか機会があればPippoや海ねこさんに詩集を見せてもらおうと思っていたのだが、先日、このブログに彰子さんがコメントをくださったのがきっかけで、私の分まで送ってくださることに。手作業の製本の大変さがわかるだけに、申し訳ない気持ちと、いただいてうれしい気持ちで、どきどきしながらページをめくる。なんとなく同年代の方と思っていたのは当たっていて、特に「二月十四日」は、中学校時代の自分の気持ちや、日々の断片を思い起こして激しく共感する。「デクレッシェンド」、「マルク」、心に沁みました。彰子さん、どうもありがとうございました。これからのご活躍も楽しみにしております。そして遅ればせながら、お誕生日おめでとうございます。