
巣鴨の寂れた文房具店で、デッドストックとなっていた1970年代の日記帳(日付表示のない“自由日記”)を10冊ほど仕入れてきた。小学生の頃、こんな日記帳が売られていたな、と懐かしく思いながら、今見るとなんだか非常にオモシロイ。日記のページはなんということもないノートなのだが、その前後に付録的なページがついており、これが実に70年代の味わいなのだ。
「花言葉」「詩」「エチケット集」「私の十大ニュース」「おともだちのたんじょうび」「ティー・パーティーの開きかた」「コーヒーのたのしみ」「星占いと12星座の人々」「金言名句集」「おしゃれのヒント」………
などなど。あっ、これは“ほぼ日手帳”の源流ではないのか?などと思えてくる。圧巻は365日すべての日の占いが載っているものがあり、例えば5月26日生まれの人は、「あなたは健康的でピチピチとした印象の人です。芸術方面の仕事をするとよい結果が出ます。同時に2人の人を愛してしまうことがあります。」と言い切っている。“エチケット集”では、「街で好きな人を見かけた時は、「正夫さん!」とさわやかに声をかけなければいけません。黙って近づいていって、ポンと肩をたたくなんていうのは最低。」だそうです。30年前の中高校生をターゲットにしたこれらの日記帳は、再びその年代の娘さんたちの手に取られるのかもしれません。(元我堂にて販売中。)
付録的ページにいろいろ書いてありまして、
つまらん会議中とかに大変役立っております。
2005年の付録ページは、来年まで読まないように
しておこうと思ってまだ開いてません。
でも“何度読んでも笑えるマンガ”は毎年笑えない
んだよなぁ。面白さがワカラナイ。
2005年はどうなのか……。
私も2005年物はまだ開いてません。
この古い自由日記、形もデザインもいろいろでおもしろいですね。
それにしても、ここで紹介される食べ物、ほんとにおいしそうで。
餃子、そば、かにサラダ、気になります。
自由日記はポツポツと売れていっております。
ファイト餃子は持ち帰りの生餃子も売っているのですが、
焼き方が命でシロウトには難しいのです。
かにサラダはMongoカフェに持っていきますよ。
(予算不足で“かにかま”になっても許してください)