2004年12月25日

■年末はなぜ忙しいか

クリスマス装飾

近年、普通の家やマンションのベランダでも、クリスマスのライティングに凝った家をたくさん見かけるが、クリスマスが終わった途端に正月仕様に変更すべく、いそいそと飾りを取ってしまう。これって日本は正月にいろいろ飾らなきゃならないもんがあるからだと思うのだが、アメリカでは各家庭のクリスマスツリーをはじめ、お店のディスプレイ、街の街灯などにつけているクリスマス装飾も、1月の下旬頃までそのまんま飾りっぱなしなのであった。アメリカ人の友人に、どうしてずっと飾っているのか?と尋ねると、「だってせっかく飾ったんだし、もったいないじゃない。それに片付けるのもめんどうだし。」なんてことを言っていた。ふーん、そんなもんかなぁ、楽でいいなぁ、と思ったけれど、日本人はそういうの、許さない国民だ。ひな人形だって片付けが遅れると「ヨメに行けない」なんて脅すし。まあ確かに鏡餅飾っておせちを食べている横で、サンタが踊っているのは異様だ。おかしい。日本のクリスマスと元旦はどうしても相容れない。だから日本の年末はとても忙しくなっちゃっているのかもしれない。

クリスマスって本当は違和感のかたまりなのだが、やっぱり鶏のもも肉とケーキにシャンパン、必ず買って来ちゃうのである。せめてツリーは日本オリジナルの竹と松製、なんてあってもいいはずだと思う。飾り続けてそのまま元旦に突入できるやつ。作ったら売れるかな?七夕と間違えられたりして。とにかく、メリークリスマス!
posted by 店主かねこ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | □路地裏縁側日記 | 更新情報をチェックする
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