2004年12月22日

■年内最後の談志

談志百席
▲談志百席/第1期 買うかァー。

毎年恒例、年内最後の談志、リビング名人会で有楽町よみうりホールへ。6時半開演のところ、ヤマト運輸の集荷が遅くなってしまって30分遅れで会場へ。いつも枕が30分ぐらいあるのでホールに入る前に軽く食事も済ませてしまう。仲入りになってから席につこうと思っていたら、どうやら最初はタキシード姿(頭にはバンダナ)で漫談だったらしく、ちょうど着替えで5分ほど楽屋に戻るところだった。

席につき、袴に着替えた談志が出てくる。なんか調子はよさそう。枕もほどほどに『粗忽長屋』に入る。「死んでるのは確かに俺だけど、俺を抱いている俺は誰だろう」という下げはシュールで好きだ。粗忽長屋は密かに深いのである。仲入り後、『芝濱』。よみうりホールでは3年連続の演目。これを聞いて年末を迎えるのはうれしい。私はCDでいい時の芝濱をくりかえし聞いているので、今日の出来は70点ぐらいかなと思ったが、初めて聞いた友人はすごくよかったと言った。喉の調子か、語尾がかすれて消えがちになるのが気になった。けれど、他の落語家の芝濱を聞くと、やっぱり談志にはかなわないと思う。

会がはねたあと、友人と銀座4丁目「一平」でおでん。そのあとさらに阿佐ヶ谷へ行き、元我堂火曜店長・石ころの家での忘年会に合流。月曜店長・ケイスケ、木曜店長・海ねこさん、Mongoさんたちと深夜まで楽しく話す。ケイスケ、私の失敗談を酒のツマミにするのはやめましょう。
posted by 店主かねこ at 00:00| Comment(2) | TrackBack(1) | □落語・立川流 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なるほど、談志でしたか。
私の今年最後は小三治でした。
最近は小三治しか見てないんですけれど。

談志も気になるなー。
Posted by Mongo at 2004年12月26日 15:27
小三治は聞いたことないのですが、飄々とした感じ
なんですね。今度図書館でCD借りてみようかな。

立川流では談春がおすすめです。
月1で独演会やってますので、興味があれば。
爆笑したいなら快楽亭ブラックですね。
この時期、もう一度「名字なき子」っていうネタを
聞きたいのです。すごい話です。
Posted by か猫 at 2004年12月26日 18:31
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Weblog: もんごメモ
Tracked: 2004-12-26 15:24