16日(土)午後7時。当店の真ん前にある町会の御神酒所から、町内廻りの練り行列がにぎやかにスタート。メインリズムを刻む大太鼓を叩くは、普段ご近所で挨拶を交わすおじさんたち。その誇らしげな顔といったら!それだけで祭は良い。
この町内のどこに?と思うほど、たくさんの子供たちが集まっている。今年8月、雑司が谷にお店をオープンし、御会式初体験のジャングルブックスさんとジャングルJr.(小6)も、見よう見まねで初参加。早くも御会式トランスを経験したとか。最大の盛り上がりを見せる最終日の参加を勧めるが、月曜日だからムリ!とのこと。近所のKちゃんも塾があるとか。うーん、御会式だけは子供と言えど、万難を排して参加をお願いしたい。
17日・2日目は護国寺寄りの「お穴の鬼子母神」という、住宅街の谷間にある小さな神社からスタート。不忍通りから目白通り、鬼子母神参道を経て境内へ。
そして18日・最終日。午後7時、池袋駅東口・西武百貨店前を約40余の講が次々にスタート。延々太鼓を叩き、跳ね、掛け声をかけながら、通常は徒歩15分の距離を、2時間以上かけて鬼子母神まで練り歩く。境内は縁日が立ち、屋台の食べ物をつまみながら飲めるスペースがたくさん作られている(但し、太鼓の爆音付き)。東京に住んでいる人でも知らない人が多いローカルな大祭を、ちょっと覗きにきませんか。