昨日買ってもうお腹一杯になっているので、今日は4冊のみ購入。
・高田宏『子供誌』(新潮社/1993年)
・岡本文弥『ひそひそばなし』(三月書房/S38年)など。
南部古書会館近くのフレッシュネスバーガーで本日の収穫を見せ合いっこしてから、これからどこ行こうかと相談(もちろん古本屋ですよ)。私の提案で、中野新橋の「古書 猫額洞」に決まる。
ちわみさんの「森茉莉街道をゆく(+長谷川時雨)」のリンクで知って、前から一度行ってみたいと思っていたお店。道に迷いつつ、辿り着いた「猫額洞」は品揃えが好みにばっちり合っており、あれもこれも欲しくなる本ばかりで困った。
コウノ嬢は、ずっと探していたミステリー本が廉価で見つかり、店主さんに興奮気味に喜びを伝えていた。あとで聞いたら、ネットオークションで1万円以上ついているとのこと。五反田で買った本もその本に関連するものだったそうで、彼女にとって非常に収穫の多い一日だったようだ。
私の方も、八鍬真佐子(←収集している)がイラストを描いている、田中祥太郎『14ひきともう一匹の猫』(白川書院/1976年)や、猫の図案のものばかりを集めた『戦前マッチラベル10枚組』など、ムヒッ!っとうれしくなってしまうものが買えた。
我々があまりに嬉々としているので、店主さん(女性)がこんなものもあるのでよかったら見てみて、と、戦前の飾り罫ばかりを集めた図案集やイラスト・ロゴ集など見せてくださったり、猫の話をしたりと長居をさせていただいた。
中野新橋をあとにして、新宿にあるコウノ嬢行きつけのカフェで、これまたコウノ嬢お勧めのバナナロイヤルミルクティーを飲む。普通のカップの3倍はあろうかという巨大なマグカップで出てくる。古本友達万歳。

愉しい夕方でした。先週も九段下から神保町に
向かいながら、「靖国通りを渡ってきた伝説の
猫って、どの煙草屋さんかしら?」と二人で
話しておりました。
小物やスカーフ好きの友人に旅猫雑貨店をご紹介
するつもりです。これからもよろしくお願い
いたします。コウノ様にもどうぞよろしく。
岡崎さんも行かれたのですね!
彷書月刊の記事が楽しみです。
猫のいる煙草屋さんは、
九段下から神保町に向かう右手、
首都高に近い側だったと思います。
うちは同じ中野区でも最北端の場所なので、
ひんぱんには伺えないかもしれませんが、
またぜひ寄らせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。