UBCのご縁で、版画と蔵書票の展示をされていた版画家・伊藤卓美さんの奥さまが当店の品物を気に入ってくださり、外国の方へのお土産に、と手拭い本を購入してくださった。その時に、伊藤卓美さん作の「花の版画 いろは歌留多」と「郷土玩具いろは歌留多」を扱っていることに気づかれ、翌日、わざわざ伊藤卓美さんご本人が、旅猫雑貨店のコーナーまで来てくださったのであった。
写真の招き猫のカードは伊藤卓美さんの名刺で、一枚一枚、手刷りで制作されているとのこと。いろいろな絵柄のある中から、旅猫にちなんで猫の版画のものをくださった。これは宝物。額に入れて飾ることにいたします。
右にある和綴じ本は、会期中にちゃっかり参加した田中栞さんの和本作りワークショップで私が制作したもの。ちゃっちゃと手際のよい田中さんのご指導で、短い時間でびっくりするほど美しい和綴じ本が完成。この和綴じで、いつか旅猫雑貨店のカタログを作るのが目標。限定30冊ぐらいしか作れないかもしれないけれど。