会津起上り小法師(小) 1個 157円
(大) 1個 315円
サイズ:小・高さ3〜3.5cm 大・4〜4.5cm
福島県会津若松市にある山田民芸工房は、会津でただ一軒の「起上り小法師」の製造元です。会津起上り小法師の由来は400年前に遡り、会津藩主・蒲生公が無役の藩士に作らせて正月に売り出したのが始めと伝えられています。七転八起で、転んでも起き上がるというところから、「身体は小さいが健康忍耐をあらわし、いつも元気で働けるよう、また家族や身上(財産)が増えるよう、家族の人数より1個多く買い求め、家内安全を祈りながら神棚に飾り、正月を祝う風習がある」とのこと。
山田民芸工房さんより、起上り小法師の木型と材料をお送りいただきましたのでご紹介します。
<起上り小法師のできるまで>
1. 木型作り
木型は小法師がおしりのところで2つくっついた形になっています。
2. 和紙貼り
和紙を3枚以上重ねて貼っていきます。和紙は白っぽい薄い紙と、少し赤っぽい厚い紙の2種類があります。そのあと乾燥させます。
3. 型抜き
型の中心部を切り、型を抜き取ります。
4. おもり作り
粘土(壁土)を3でできた張子に合うようにまるめて、乾燥させます。
5. おもり付け
4でできたおもりをのりでつけ、乾燥させます。
6. 胡粉塗り
胡粉(ごふん:貝殻を焼いて作った白い顔料)と膠(にかわ:獣類の骨・皮・腸などを水で煮た液を乾かし固めたもの)を調合したものを塗り、乾燥させます。
7. 黒塗り
黒い塗料(合成うるし)を塗り、乾燥させます。
8. 赤塗り
赤い塗料(合成うるし)を塗り、乾燥させます。
9. 顔を描く
÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷
小さな小さな小法師さんは、注文に応じてひとつひとつ山田民芸工房のみなさんの手で作られています。そうして、みんなちょっとずつ形や表情が違っているのがとても心たのしく、手に取るとあたたかい気持ちになります。
今回の「めんこいふくしま展」には、郡山・和久屋さんのご協力により100人の起上り小法師が当店にやってきております。どうかこの機会に、福島への応援と復興の願いを込めて、また家内安全のためにご家族の人数+1でお買い上げいただければ幸いです。
★この他の商品情報は、カテゴリ>> 新着/再入荷のお知らせをご覧ください。
◎ご注文はメール・お電話・FAXでも承ります
>>通信販売の手引き
今度こそ、8月下旬に東京へ行くので見に行けそうです!
小さな小法師様が欲しいです!
東京へは個展ですか? さなぼさんの作品、拝見してみたいなぁ。