
ねことここちよく暮らす
『ねこ』夏号 #79
ネコ・パブリッシング刊 2011年7月12日発売
980円(税込)
『ねこ』は写真がきれいなことで定評のある季刊の猫雑誌です。巻頭の特集は、都電誕生100周年「都電荒川線に乗って 路面電車で巡るねこの旅」。三ノ輪橋を起点に終点早稲田まで、沿線の猫・店・人々が美しい写真と丁寧な取材でたっぷりと紹介されています。中でも都電雑司ヶ谷〜鬼子母神前は13ページにわたっており、見応えがあります。
まず、アカマルベーカリーの店前にあるエアコン室外機の上が住処の通称「牛くん」・本名「弦巻牛之介くん」、松屋雑貨店2階に住む「みーちゃん」、御嶽坂下・白鳥稲荷神社をねぐらとする通称「みたけちゃん」。鬼子母神堂境内の駄菓子屋・上川口屋の内山さんと「石松くん」。雑司が谷通のみなさまにはお馴染みの猫たちが登場します。
そして雑司が谷案内処による町案内の次に旅猫雑貨店も紹介していただきました。写真がすばらしく、実物以上に良い店に見えております。(山田さん、中村さん、ありがとうございます!)
さらにページをめくりますと、あのフクスケ(→http://tabineko.seesaa.net/article/127891565.html)が! 覚えておられますでしょうか、2年前に当店に飛び込んできた、やせ細って鼻水をたらした子猫を。今はご近所の友人でイラストレーターのあやせさやかさんに引き取られ、わたしのこともすっかり忘れて幸せに暮らしております。そのフクちゃんが3ページにわたっての堂々雑誌デビューですよ。自分の店のことよりもうれしいなぁ。
「ねこ」夏号#79 は、当店でも販売予定です。
この特集で初めて知った早稲田の「travel books & coffee CAT’S CRADLE」という旅の本を扱うブックカフェが気になります。壁一面の本棚と、店内の雰囲気がものすごくいい感じ。近く訪れてみようと思っています。
ボロボロ子猫が雑誌に載るまでになっちゃって
やっぱりどう考えても雑司が谷ねこ組合の指示で
フクスケは、か猫さんとこに来たとしか思えないですよ。
ところで、旅猫雑貨店も特集されているではないですかっ!
フクちゃんはわたしが行くと逃げるくせに、カメラマンとライターさんが行った時はあんなによい写真が撮れるぐらい、サービスしたようです。ニクいやつめ!(笑
店も非常にいい感じに撮っていただき、実際に来てくださった方ががっかりされないか心配です。