2週間ほど前、雑司が谷弦巻通りご近所の鮨義さんから、カブトムシのつがいを1組分けていただきました。子どもの頃に飼ったような記憶はあるのですが、飼い方はすっかり忘れております。
当初、フタ付きの竹籠に入れておきましたら、なんとそのフタを持ち上げて雌が脱走!ものすごく力持ちなんですねー。あわててバックヤードや店内を捜索しましたが見つからず、そのうち出てくるだろう…とノンキに店番していますと、「あの〜、これ……」とお客さまが指差す床に、ひっくりかえってジタバタしているカブトムシ。虫が嫌いな人だったら走り出す、もしくは卒倒したかもしれません。(あの時のお客さま、すみませんでした!)
少し大きめの虫籠があれば、と100円ショップを物色しましたが、小さなものしかなく、かと言ってペットショップで水槽のようなものを飼うのはちょっと高いしなぁ、と思案している時、目に入ったクリアタイプの小引き出し。コレダ! と500円で買ってきました。それから腐葉土とクヌギの止まり木、「昆虫ゼリー サムライ」という大層な名前のエサ(黒糖風味)も購入。
狭い竹籠から、土がたっぷりあって動き回れる箱に移ってヨロコんでいるカブちゃん達。2匹ともとてもよく動きまわるのですが、昼間は土の中にもぐっていることが多いかな。エサは1日2つでは足りないぐらい、よく食べます。いまのところ元気だけど、カブトムシの成虫のほとんどは夏の終わりには死んでしまうらしい。もう卵を産んだのでしょうか? 来年、成虫が出てくればいいけど。