雲行きがあやしい午後、都電で鬼子母神前から早稲田へ。本日より開催されている早稲田青空古本祭を見に行く。会場の穴八幡に着くと同時に雨がポツポツと降り出した。テントの中に相方コウノ嬢の姿を見つけると、すでに両手にたくさんの本を抱えていた。遅れまじと私も棚を見る。古書現世の向井さん、リコシェの阿部さんに声を掛けていただいた。
雨が本格的に降り出して、なんとなくせかされた気持ちになりつつ8冊ほど好みの本を見つける。せっかく買った本が濡れてしまうと嫌なので、ちょっと控えめ。会計を済ませ、コウノ嬢と遅いお昼ごはんを食べる頃にものすごい豪雨となった。
少し小降りになるのを待って、また都電に乗って雑司が谷へ。コウノ嬢を仕事場へ案内した。
「ブログで見ているより広いね」とのこと
コウノ嬢より、お祝いに、とこんなものをいただきました
マッチ箱を開けると……
“古本”“旅猫雑貨店”という活字を、渋谷パルコで開催されている「印刷解体 Vol.3 LAST!」で集めてきてくれたのだ!感激〜
その後、高円寺へ移動。古本酒場コクテイルで行われた「古本ジェットストリーム」を見る。南陀楼綾繁さんの新著『路上派遊書日記』刊行を記念しての、日記本にまつわるトークショー。
この春の一箱古本市でいただいたセドロー賞の賞品、右文書院の本どれでも一冊もらえるハガキを行使して、その『路上派遊書日記』をゲット。右文書院のAさん、セドローさん、本当にありがとうございました。南陀楼さん、本を買わなくてごめんなさい。
さて早速、南陀楼さんより伺っていた、旅猫書房の注釈のところを探して読んでみたら、想像以上にいろいろと書いてくださっていて驚く。ひゃー。活躍というほどのことは何もしていないけれど、このように書いていただけただけで身に余る光栄です。しかし、
“店主のカネコさんは、相棒のコウノさんと「カネコウノ」なる「文系メガネ女子お笑いコンビ」を結成。”
とあって、ああ、やっぱり「お笑い」かっ!私たちはお笑いなのかー!南陀楼さんには何度も「お笑いはできません!」って言ったつもりだったのになぁ。こうなったら岡崎さんにコントの台本書いてもらうしかないなぁ。うそうそうそうそ!うそでーす。
南陀楼綾繁著 『路上派遊書日記』(右文書院刊)¥2,310
すてきなギフトですね。
小さな活版屋さんが細々と近所でやっています。
ポストカードを製作していただいたときは感動!!
活字を拾って、組んで・・・。
でもすでにない活字もあって新たに作るとお金がかかるので
ない部分は樹皮で代用していました。
追伸:
わたしが席亭になったときは、「カネコウノ」さんに
ご出演たまわりたく存じます(笑)。
台本、いつ上がるんかなー。
活字って金属でできているせいか、
文字に迫力がありますね。
どんなポストカードを作られたのか、興味津々です。
「印刷解体」のDMも活版印刷で作られていますよ。
席亭では「黒子とグレ子」ということで、
裏方で働かせていただきます(笑)
> Mongoさん
あ、加藤さんだものね。加藤菓子店。
海ねこ・Mongoのコントも相当面白そうですよ。