2005年03月18日

■読了

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『星の王子さま』
サン=テグジュペリ作 内藤 濯 訳

知っているつもりでいたけれど、一度もきちんと読んだことがなかった本。読んだことがないということを思い出さないほど、知っているつもりになっていた本。(しつこいですが)元我堂の店番中に、少し本腰を入れて読んでみたら、それはそれは静かに感動したのだった。

とりわけ突然登場する耳の長いキツネがいい。王子さまが草の上につっぷして泣いていると、キツネが現れて友だちと仲良くなる方法を教えてくれる。

【キツネ語録・1】…………………………………

「しんぼうが大事だよ。最初はおれからすこしはなれて、こんなふうに、草の中にすわるんだ。おれは、あんたをちょいちょい横目でみる。あんたは、なんにもいわない。それも、ことばっていうやつが勘ちがいのもとだからだよ。一日一日とたってゆくうちにゃ、あんたはだんだん近いところへきて、すわれるようになるんだ……」

…………………………………………………………

ホリエモンよ、『星の王子さま』を読め。

もう1つ。キツネが王子さまとお別れする時に、王子さまに「秘密のおくりもの」をすると言う。

【キツネ語録・2】…………………………………

「さようなら」とキツネがいいました。「さっきの秘密をいおうかね。なに、なんでもないことだよ。心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ」

「かんじんなことは目に見えない」と王子さまは忘れないようにくりかえしました。

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posted by 店主かねこ at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | □読了メモ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
俺ももう一回よもうっと!
Posted by やす at 2005年03月25日 19:52
読むたびにグッとくる箇所が変わるかもしれないですね。
Posted by か猫 at 2005年03月26日 05:56
「銀河鉄道」を久々に読んだら、やはりよかったですよ。
古い単行本を買ったのです。
Posted by ケイスケ at 2005年03月26日 09:54
ずっと前に読んだ本でも、久々に読み返してみると本当に印象が違ったりしますよね。読むたびにグっとくる箇所が変わるというのもよくわかります。何度も読み返すにたえる本はずっと持っておいて、読みたいときに手にとりたくなります。
ケイスケが「銀河鉄道」…結構よく似合います(えへ)。
Posted by 海ねこ at 2005年03月26日 16:09
「読むたびにグっとくる箇所」
この言い方が最高にかっこいいっす(笑)。
Posted by ケイスケ at 2005年03月26日 18:41
>ケイスケ

「銀河鉄道999」、もいいよね(笑)
私も「銀河鉄道の夜」は過去3回ほど読んでいるけど、
そのたびに感慨深くなっていますね。
中学生の頃は「活字ひろいのアルバイトしたい」とか
思っていました。ジョバンニみたいに。
大人になってからは、鳥捕りのおじさんが
妙に気になったりしています。

>海ねこさん

読みたいときに手にとれる場所に置いてあるかどうかも
問題……ですよねー。
積ん読本の山に埋もれて、あの本どこへいったやら……
というパターンがしばしば(苦笑)
Posted by か猫 at 2005年03月27日 01:13
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