2006年10月04日

■のっとられる

知人からのメールに、「“メガネ系お笑い女子”なんて思ってないから大丈夫ですよ」と書いてあった。すでに“文系”が外れている。

気を取り直して、今日も自転車で出勤。店に着くと、店頭に大きなパラソルが差してあり、しゃかしゃかと何やら怪しい人、2名。

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あっ、兄です、兄です、包丁研ぎをここでやりたいとは聞いてたけど、いきなり今日から、しかも勝手に始めておりました。そして、師匠まで一緒です(左)!この方、刃物研ぎだけで生計を立てているすごい方で、カンナなどの道工具、美容・理容のハサミ、芝刈り機の刃など、刃物ならなんでも研いでしまうプロフェッショナルなのです。

そんな人に、たまたま釣りに行った荒川土手で偶然出会ってしまった兄は、師匠のなわばりを少しずつ譲ってもらって、技術も教わって、まるで落語みたいな人生を歩んでおります。

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早くも雑司が谷ご近所さまの包丁、ハサミなどが集まってきております。

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固い針金なんかを切って、刃がガタガタになってしまった裁ちばさみ、これは刃を立てるのに1時間以上かかるとのこと。最後には切れ味もよくなり、お客さんも喜んでいた。若干心配なのは、ここが雑貨屋ではなく、包丁研ぎ屋だと思われてしまうことだが、そこは兄がちゃんと営業トークで「ここは妹の雑貨屋で、もうすぐオープンするから遊びに来てね」と、ちゃんと宣伝しまくってくれたのがありがたかった。

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仕事場の奥ではハタナカさんが梱包作業中。助かりますようー。

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一箱古本市で配るタビネコしおりができました。3種類、それぞれ穴が開いていて、ひっくりかえすと………穴に意味があるんです。もしもどこかで手にしたら、じっくり見てくださいましー。


posted by 店主かねこ at 00:00| Comment(12) | TrackBack(0) | □雑司が谷仕事場づくり日記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うちのあたりでも研ぎ師の方は
ときどきお見かけします。
日本刀の波紋は研ぎで出すものだと知ったときは
感動しました。すばらしいお兄様ですね!!
タビネコしおり、ものすごくかわいいですね。
穴のなぞに興味がありますにゃ。
Posted by ぺんぎん猫 at 2006年10月27日 16:12
刀剣研ぎ師とは全然レベルが違いますけど、
身近な刃物を研ぐのは、
その人の暮らしや考え方まで見えてくるようで
すごく面白いみたいですよ。
飲食店の方もまとめて10本、20本と
出してくれるそうです。

穴をのぞくと新しい世界が!
なーんて。
Posted by か猫 at 2006年10月27日 20:43
ひっそりと電柱の陰から見守ってきましたが、お兄ちゃんが包丁研ぎと聞いて黙ってられなくなりました。妹はお笑いコンビ。ほんと、落語の世界ですね。カネコ、がんばれ。ほどほどに、な。じゃあ、明日。できることあったら、遠慮なくお申し付けください。返事は御無用。
Posted by 岡崎武志 at 2006年10月27日 21:53
師匠!ありがとうございます(泣)

刃物研ぎと古本屋の共通点は、
「雨が降ると仕事にならない」
というところでしょうか。
落語のネタになるかどうか。

店の方、のろのろしていてお恥ずかしい限りです。
師匠のあたたか〜い視線を感じつつ、
がんばります。

明大での山本さんとの掛け合い漫才を、
カネコウノの参考にさせていただきます。
Posted by か猫 at 2006年10月28日 00:12
お兄さん、先日祭の前にお会いいたしましたが、かっこいいですねえ。粋。
旅猫雑貨店の宣伝っぷりがさすがでした。
Posted by Mongo at 2006年10月28日 09:03
兄が包丁研ぎをやっていると、店頭が
綾小路きみまろコンサートみたいになって楽しいです。
奥さま方がどんどん集まってきてありがたい。
宣伝のうまさは築地で鍛えた賜物かもしれません。
私にはとてもできない……。
Posted by か猫 at 2006年10月29日 00:37
私も裁ちバサミ、研いでほしいです。
小学生の頃、左利きなので裁縫セットのハサミでは使えず、わりと高価なものを買ってもらって、今でも大事に使っているのですよ。
ここら辺でもいい人、いるといいなぁ。

タビネコしおり、ほしいですわ。
いつの日にか…(^・^)
Posted by QP at 2006年10月29日 10:00
兄が言うには、機械研ぎされてしまった刃物は、
刃が薄くなってしまって、すぐ切れなくなるんだそうです。
もし研ぎに出されるなら、手で研ぐのか、
機械で研ぐのか確認された方がいいですよ。
ハサミも包丁も、いいものは一生使えますから。

ご存じかもしれませんが、11月4日(土)に、
福岡で一箱古本市が開催されます。
http://www.bookuoka.com/2006/hitohako/
時間とお金が許せば私も出店したかったです!
(今でも行きたい〜!)
そうしたら、QPさんにお会いして
タビネコしおりもお渡しできるし、
ゴマサバも食べられたなぁ〜(笑)
Posted by か猫 at 2006年10月29日 19:44
いろいろ情報、ありがとうございました。

ハサミは、布以外切らないとか当たり前のことを
守って大切に使っています。
研ぎに出すときには是非とも注意しますね。
知らないと怖いですねぇ。。。

福岡での一箱古本市、
わりと近いし、ちょっとお散歩してみようと思いますヽ(^o^)丿

ん、福岡にいらしたら、うちの3匹にも是非会ってやってくださいね〜♪
ゴマサバも絶対おすすめですっ! 
Posted by QP at 2006年10月29日 23:25
福岡の本のイベント“BOOKOKA”は規模がでっかいですね!
イベント盛りだくさんでうらやましいです。
我らが南陀楼綾繁さんも参加されます(チェコのマッチラベル展もあり!)ので、
ぜひお時間ありましたら。
Posted by か猫 at 2006年11月03日 02:14
“BOOKOKA”一箱古本市行ってきましたよ〜♪
朝一番から出かけましたけど、すごい人でした。

いや〜楽しかったデス。学生さんがいたり年配の方がいたり。やり取りが楽しかったり、緊張気味だったり(笑) すごくいい町並みなんだけど、いつもバスで通り過ぎてしまっているところだったで、しっかり歩いて新しい発見もあって有意義な時間でした!

次があったら出してみたいなんて思ったりしました。(*^_^*)

チェコマッチラベル展も見てきました。かわいかったです!明日は残念ながら用事があって…南陀楼綾繁さんの公演もお聞きしたかったなぁ。
Posted by QP at 2006年11月04日 21:14
あぁ〜いいな〜いいな〜。
BOOKOKAの地図入りパンフレットを南陀楼さんから
いただいたのですが、
一箱古本市の会場は並木道だったんですよね?
さぞかしいい雰囲気だったのでは、と想像しています。
年一回とか、恒例になるといいですね。
買って楽しい、売っても楽しい一箱古本市!
QPさんも店主に!
Posted by か猫 at 2006年11月04日 21:37
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