教室に入ると、コウノ嬢はじめ、久保田くん、ナリタさんと、去年この講座で出会った仲間が揃っている。1年でいろんなところに行ったり、話し合ったり、かなり濃い〜お付き合いだ。講義は岡崎さんの自己紹介のあと、阿川弘之『なかよし特急』の話から。いつも特急に手を振っていた“まこちゃん”の物語。新刊『乗物絵本時代』も紹介され、今、いかに乗物絵本の人気があるか。
浅草の映画館の、映写技師のものと思われる個人のアルバム、これはいつかその映画館を特定してみたいとのこと。昭和26年の松島トモ子を主人公にした、トモ子ちゃんマンガ『アパートちゃん』。アパートちゃんカルタがあるらしい……。
明治40年刊『吾輩は鼠である』(影法師著・大学館刊)は、漱石の『吾輩は猫である』が明治39年に発行されたわずか1年後に、こんなパロディ本が出ているという。『吾輩は〜』のタイトルを模した本は100種類以上あるそう。
アンリー・ベロー著『肥満漢の嘆き』37才で100キロある男が、肥満を解消するために試行錯誤する、ダイエット本。これが1922年フランス文学賞ゴンクール賞をとっている。
まとめ:「買った古本についてちょっと調べると、芋づる式に当時の風俗・流行がわかってくる」
講義のあと、コウノ嬢、久保田くんと3人でさぼうるの山盛りナポリタンを平らげ、西秋書店へ。ちょうど西秋さんが表の均一棚に本をさしているところだったのでしばし立ち話。お邪魔いたしました。
8日(日)は、仕事場に初めて姉がやってきた。同居人と3人で、近くにある和カフェ「らばさん」へ。このカフェを経営する石田さんは、同居人の幼馴染みであるが、会うのは30年ぶりぐらいという。石田さんのおじいさんは、石田一松という演歌師で、『酋長の娘』を作った人。曲の歌い出しは
「♪私のラバさん 酋長の娘 色は黒いが 南洋じゃ美人」
「ラバさん=Loverさん=恋人」、これが店名の由来だそう。すみません、その曲を聴いたことがないのですが、もしも音源を入手できたら、旅猫雑貨店でもBGMとしてかけてみたいです。3種類あるランチはどれも1000円。お茶かコーヒーが付く。今度、雑司が谷2丁目でお店をしますと言ったらとても喜んでくださった。
9日(月)今度は父がやってきた。再びらばさんへ。昨日と同じ、鮭のづけ丼を食べる。美味。

音源の所在地に就き、別便にて連絡しておきました。最近は恐ろしく便利なったもので、ネットを少し探せば、この程度の情報の所在はたちどころに知れて仕舞うみたいです。お元気で。