2012年07月23日

■トマソン社の展示市、盛況です

小雨が降ったり止んだりと、お天気はいまひとつでしたが、旅猫雑貨店で開催している「本で旅する日本地図 ートマソン社の展示市ー」は週末の2日間とも盛況となりました。ご来店いただきましたみなさま、誠にありがとうございました。

21日(土)はトマソン社代表・松田友泉君と、コミュニケーション担当社員の切貼豆子さんが在店、2人が交代で店内BGMのDJ(昭和歌謡から映画サントラ、ももクロまで!)をしながら、本の説明や接客をしていました。豆ちゃんがいると、店内が3段階ぐらいブラッシュアップされた感じに明るくなります。また次の週末も在店していただけるとのことなので、豆子トークが聞きたい方もどうぞご来店くださいね。

さて、その他にもいろいろとうれしいことの多い週末でした。

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トマソン社で取り扱っている、沖縄の出版社・ボーダーインク刊『沖縄本礼賛(おきなわぼんらいさん)』の著者、平山鉄太郎さんが奥様とご来店くださいました。

わたしは平山さんとは面識がなく、わざわざトマソン社のイベントに足をお運びいただきありがたいなぁと思ってご挨拶しました。友泉君が、「奥さんは前にも旅猫さんに来たことあるそうです、三線をやっているんですよ」と教えてくれて、よくよく見ると、なんだかこの方、わたし知っている……そうだ!10年ぐらい前に通っていた沖縄三線の教室で、講師の助手をしていた方では?と気がつき、おそるおそる、

「あのー、奥様は旧姓は伊藤さんですか?」と聞くと
「えっ?そうですけど」
「いとちん先生ですよね。わたしひばりが丘の教室で三線教わってました」
「えーーっ!」

と、わたしにとってはオドロキの再会でした。当店ご近所のお鮨屋さん「鮨義」の若旦那・よっちゃんも同じ宮古島の師匠に師事されていて、お知り合いの方なのです。現在、ギター×三線のユニット「わらぶー」として活動されているとのこと。いとちん先生の三線と歌、とっても憧れてました。ライブに行ってみたいな。

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それから、みちくさ市に出店されていた、古本界で有名なブログ「古本屋ツアー・イン・ジャパン」(通称:古ツアさん)が、「都電荒川線 古本屋分布図」なるものを配布していると聞きつけ、豆ちゃんに頼んで入手してきてもらいました。うれしいことに、当店も掲載していただいておりました!感激!古ツアさん、ありがとうございました!

ブログでも何度か当店のことを記事にしていただいているのですが、古ツアさんがカメレオンのように気配を消すのがお上手なのと、わたしがぼんやりしているのとで(海ねこさんは、イベントで初めて古ツアさんを見かけた時、すぐにわかったそうです)毎回、古ツアさんだと見抜けず、ブログを見て「アーッ!あの本を買った人!?」と認識する始末。ちゃんとした古本屋じゃないのに、いつも褒めてくださってありがたいです。

あと、2003年〜2005年頃に関わっていた阿佐ヶ谷の古本屋〈元我堂〉の日替わり店長時代のことを、ネット上で唯一評価してくださっているのも古ツアさんで、そのお礼を伝えることができたのもよかった。元我堂時代、西秋書店の西秋さんや、古本酒場コクテイルの狩野さんにもお世話になったのですが、お客さんとしてちゃんと見てくれていた人がいたんだーと思って、とてもうれしかったのです。

古ツアさん(=小山力也さん)は、トマソン社の雑誌『BOOK5』に「新刊屋ツアー・イン・ジャパン」という連載を寄稿しておられます。

うれしくてついつい、長々と書きました。
それではまた。


posted by 店主かねこ at 16:26| Comment(0) | □路地裏縁側日記 | 更新情報をチェックする
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