小さいコウモリ!
弱って飛べなくなっており、車に轢かれたりするとかわいそうなので保護しました。生まれて初めてじっくり見ましたが、案外かわいい顔をしています。
寝てる…
まずは水を飲ませようとしてみましたが、グッタリしていてほとんど飲みません。体長は3.5cmぐらい、赤ちゃんなのかなと思ったけれど、「毛が生えていれば大人」とのこと。ググって保護した人の体験談を読むと、
・アブラコウモリという東京にもたくさん生息している種類らしい。
・保護したらまずはスポイトなどで水(赤ちゃんなら牛乳)を飲ませる。
・水を飲むようになったら、ミルワームという虫の幼虫を食べさせる。
・野生生物の飼育は禁止されているが、弱っていて保護した場合、30日間は届け出なくても飼育できる。
・飛べるようなら夜間、猫に狙われないような高い枝などに戻す。
・寿命は短い(1年ぐらい?)。
参考にしたサイト:
◎コウモリ観察記録
http://homepage2.nifty.com/n-tateha/new_page_5.htm
◎フクロウのいる家/「アブラコウモリ」
http://ameblo.jp/african-eagle-owl/day-20090803.html
他にもたくさん保護した人のブログがあったので、割とよくあることみたいです。小さな小さな足と手の爪で、しっかりとカゴにつかまって逆さまになっている様子はたいへんにかわいいのですが、動けるようならできるだけ早く外に放してきます。
7月25日追記:
元気に回復するにしても、このまま寿命尽きるにしても、野生にまかせた方がいいだろうという判断で、保護した当日の夜のうちに、とある公園の木の上に放してきました。5分ぐらい様子を見ていましたが、樹皮に逆さまにつかまったまま、「ココハドコ?」とキョロキョロして、「ふぁーあ、よく寝た」と言わんばかりに、2回あくびをしていました。弱ってたんじゃなくて、単純に眠かっただけなのかも?他のコウモリが街灯のまわりをたくさん飛んでいるところを選んだので、なんとか仲間入りできているといいなと思います。
いちばんチビではないかとよく目を凝らしていたら、チコチコチコと超音波を発しながら頭の上に飛んできたのがすごく小さかったので、あれはアイツだ!と勝手に決めて満足して帰ってきました。