
『こけし時代』第5号 特集 鳴子
1,890円(税込)
特別付録 谷内六郎 表紙絵ポストカード(3枚)
こけし時代社/木形子可 刊 B5判 240ページ
INDEX
●イントロダクション
「鳴子へ GO!」
●木形子旅情 こけしところどころ
●木形子感傷・こけしせんちめんたる
「こけし屋の一日」絵と文/樋口達也(本誌特派)
●工人訪問
●木形子感傷・こけしせんちめんたる
「古鳴子抄」絵と文/樋口達也(本誌特派)
●温泉御案内(鳴子温泉/東鳴子温泉/川渡温泉/鬼首温泉)
●谷内六郎さん ESSAY(谷内広美)
●こけしまつり
●高橋萬三郎さん
●深沢要さん
●木形子散歩
●次号予告
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東北最大の現役工人数を誇る鳴子系。第4号と比べると、倍のページ数!まさに「鳴子大特集号」の迫力で、見応えたっぷりです。

付録の谷内六郎表紙絵って、どうなっているのかな?と思っていましたら、厚手の表紙(それぞれこけしが描かれています)が3枚連続して綴じられていて、それにミシン目がつけられており、切り離すと表紙自体がB5サイズの定形外ハガキになるのです。いやぁ、これはもったいなくて使えないかも…
7月に出た『こけし時代ノートブック』(840円)、『こけし時代 第4号 特集 仙台作並』( 1,575円)も再入荷しております。その他、第3号、3.5号も若干在庫がございます。(創刊号は完売、2号は品切れ中です)
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*通信販売を承ります。メール便送料(1冊)160円でお送りできます。どうぞご利用ください。
《こけし関連商品/一緒にご注文いただけます》
◎こけしのティッシュケース 780円
◎こけし付箋紙(宮城編) 400円
◎こけし付箋紙(東北編) 400円
◎こけし小風呂敷 525円
◎夜長堂 大判はんかち(こけしちゃん) 630円
◎しおり箋・こけし三姉妹 480円
◎こけしぽち袋 367円

>>通信販売の手引き
●鳴子のこけし工人さんといえば……

わたくし店主・金子が3年前に初めて鳴子を訪れたとき、一番最初に伺ったのが佐藤賀宏(さとう よしひろ)工人のお店でした。目当てはこの、「のんきな父さん」こけし! これがどうしても欲しくて鳴子へ行ったといっても過言ではありません。(インテリ時事小唄『のんき節』を歌っていた、大正〜昭和にかけて活躍した演歌師石田一松は雑司が谷在住でした)
その日、佐藤さんは日本こけし館でこけし作りの実演をしていらっしゃるとのことで、奥さまが対応してくださったのですが、そのあと無事、日本こけし館で佐藤さんと会うことができ、鳴子のこけし作りを目の前で轆轤(ろくろ)を挽いて見せてくださいました。
佐藤さんは鳴子の伝統こけしの他にも上の写真のような、のんきな父さん、だるま、福助、まねき猫など、いろいろなこけしを作っていらっしゃって、閉館時間まで楽しくお話をしながら作品を見せていただきました。しかもそのあと、鳴子の駅まで車で送ってくださったのです!
という訳で、鳴子で一番好きな工人さん、佐藤賀宏さんももちろん「こけし時代 第5号」で紹介されておりますので、そのユニークなこけし達をぜひチェックしてみてください〜。