2006年11月26日

■目がまわる

ちょっと前まで、吉祥寺のVICなんかに山と積まれていたコロムビア製レコードプレイヤーGP−3が、製造中止になったと聞いてがぜん欲しくなってしまった。

同じポータブルレコードプレイヤーでは、ステレオ出力かつ、お値段もちょっと安いVestaxが人気のようだが、こっちはおしゃれすぎて店の雰囲気に似合わないのである。コロムビアのおもちゃっぽい赤と白の、“昭和のかほり”がなければ。そうして欲しくなっていざ探し出すと手に入りにくい。

ようやくネットオークションで見つけて入札するも、私の希望価格よりも高値で他の人に落札されてしまった(競り合う気はなし)。気長に待っているとまた出品があり、今度のはなぜか誰にも注目されないまま、私だけの入札で安く手に入れることができてしまった。

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新品のまま箱に入れて保管されていた感じで、とても状態がよかった。何年かぶりで、レコードに針を落とす緊張感を味わう。レコードのホコリを取るためのビロード状のクリーナーのことも思い出す。あれは今も売っているのだろうか。片面が終わってはひっくり返し、また針をのせる。ああ、レコードってこんなに面倒くさかったんだっけ。ほうっておけば音が出ないまま、いつまでもくるくる回っている。デジタル師匠の高尾さんがやってきて、「音に艶があるねぇ。」と褒めてくれた。

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かけていたのはこちら。

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ああっ。お客さまのNさまが、雑司が谷界隈の地図を、藁半紙でこんなにたくさん印刷してきてくださいました。ありがとうございます!お店で配布中。


posted by 店主かねこ at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | □雑司が谷仕事場づくり日記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ほー、デイブ・ブルーベックですか。
Posted by Mongo at 2006年12月13日 07:11
容貌もなんとなく好きなんですよ。メガネにスーツ。

その後、マッコイ・タイナーとオスカー・ピーターソンを追加。
ピアノから攻めております。
Posted by か猫 at 2006年12月16日 01:59
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