2006年12月04日

■80代のお友達と

ご近所に住むシノさんは80歳を越えて、今だ現役で居酒屋をひとりで切り盛りしているおばあさんだ。はじめは兄の包丁研ぎのお客さんだったが、旅猫雑貨店にもちょくちょく立ち寄ってくださる。

シノさんが店内に置いてあるわらじを見て、雑司が谷に布わらじ作りの先生がいると教えてくださった。毎月、第1,第3月曜日に教室があるので、一緒に行こうと誘われて、第1月曜日の今日、お昼にシノさんと待ち合わせ、教室のある“ことぶき会館”へ出掛けた。

ことぶき会館は豊島区の公民館のようなところで、日本舞踊やコーラス、手話、囲碁・将棋など区民のサークルに、安い値段で広間や、ちょっとしたホールを貸してくれる施設である。

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2階の20畳ほどある日本間が布わらじ教室の会場だった。日当たりのよい静かな部屋で、掃除がしやすいように、ビニールシートが敷いてあり、布わらじ製作台が人数分置かれていた。

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この製作台は先生の手づくりとのこと。

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まずは、先生が用意してくださっていた、端切れを細く割いた生地の中から、自分の好きな色を選んでいく。

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ぞうりの縦糸になる縄。先生が端切れを5本掴んで、手のひらでひゅるひゅる〜と揉むようにすると、魔法のように固い縄状になってしまう。

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左のおじいさんが先生。本職は雑司が谷の学生向け下宿のコックさんだそう。

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最初の編みはじめのところを、先生にやってもらう。先生は台ではなく、自分の足の指を使って作ってしまう。

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編みはじめのところがつま先になる。

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4本の縦糸に端切れ布をどんどん編み込んでいく。左右に引っ張ると、わらじがどんどん細くなってしまうので注意。

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途中に赤とか黄色の差し色を入れると面白い。

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ここまでで1時間ぐらい。いやはや、初めてだからか、結構時間がかかります。

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シノさんはどうしても幅が狭くなっていってしまって、先生が何度も「はい、ほどいてやり直し」と言うのでちょっと凹み気味。シノさんがんばれー。

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「はい、あんたはもうそのぐらいで鼻緒つけるから」と言われ、手を止める。鼻緒も端切れの色具合を揃えて、先生がひゅるひゅる〜と縄をなってくれた。

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「最初だから」と言って、先生がどんどんやってしまいます。

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あら、ついちゃった。

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さらにかかとの方へ編み足します。なんとか履けそうなぐらいの大きさになったかな?

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裏側はこんな風になってます。

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余計な布をハサミでじょきじょき切る。

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まだ前ツボのところを留めてないのですが、とりあえず今日はここまで。途中、お茶を飲んで休憩が1回あったけど、約3時間もかかってしまった。わらじ職人の道は遠い。次回はもう片方を同じように編みます。乞うご期待。
posted by 店主かねこ at 00:00| Comment(3) | TrackBack(0) | □路地裏縁側日記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おう。わらじだ。
子供の頃、ばあちゃんにわらじ作り教わった事あったのを思い出した!ちゃんと「藁」でこの先生のように「足」で教えてもらったなぁ〜
・・・もうすっかり忘れているけれど。
Posted by non_yamaoka at 2006年12月28日 10:12
ヤマオカさん、次はわらじですよ!
オリジナルわらじ(笑)
年末年始で、作り方を思い出しておいてください。
Posted by か猫 at 2006年12月28日 17:41
そうか!わらじか!モダンなのとか作ってみる?(笑)
…しかし、、、全く思い出せないから無理〜
か猫さんがんばれ〜
Posted by non_yamaoka at 2006年12月29日 21:17
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