店にも日々、さまざまな刃物が持ち込まれます。現役で毎日使っている包丁やハサミの他、台所の戸棚に長年放置されていたり、使えなくなって困っていたのを、「こんなのでも直るかしら〜?」と試しにお持ちくださる方も。今日はそんな挑戦状のような刃物をご紹介。

刃の部分だけでなく、持ち手側の鋼まで腐食して、柄が外れてしまったペティナイフ。柄も腐ってます。

築地・正本は包丁の老舗。いい包丁はたとえ錆びても、鋼の質がいいので、買った時と同じくらいの刃がつくのだそう。柄は同じ形に木を削って新しいものを取り付けます。

こちらは別の方がお持ち込み。あちゃー。包丁が笑っちゃってます。あは。

こういう場合は、黒マジックでひいた線のラインで鋼をカットし、それから改めて刃をつけます。包丁は小さくなるけれど、切れ味は戻ります。
さて、これらの包丁がどうなりますか、それは次回のお楽しみに。
研いでもらえません!(笑)
ヨメに行くときにもっといい包丁を買っておいたら、
今ごろ料理の腕も違っていたかもなぁ…。
昨日お願いした、かけた包丁が戻ってくるのが楽しみです^^
ありがとうございます!
一生懸命直すと思いますので、どうぞご期待ください。
機会がありましたら、雑司が谷の店にも
ぜひお立寄りください。お待ちしております。
実は、一ヶ月ほどまえに、正本の送り綺麗に直してもらい、新品同様になりました。
やはり可愛がっていたものは、何時までも大事につかいたいですね。
正本さんからも、こんなに大事に使っていたことをほめてもらいました。
私の兄が包丁研ぎの仕事をしております。
毎日いろいろな包丁が持ち込まれますが、どれも長年に渡って使われ、手に馴染んできたであろう包丁ばかりで、持ち主の気持ちが伝わってきます。
正本さんなど、老舗の刃物店の品物は、まさに一生ものですね。
(美千代さまのブログにコメントしたのは当方ではありません。念のため。)
それは当方にもわかりません。あしからず。