3日に1回ぐらいの割で、時計のネジを巻きます。
この振り子時計は、15年ぐらい前にオークションで購入したのだけど、思いのほか音が大きくて、自宅ではネジを巻かずに飾っていただけでした。
2006年に店を始める時、この振り子時計をちゃんと活かしたくて、お客さまからも帳場からもよく見える現在の場所に収まりました。
振り子の丸い重りの位置で時間の誤差を調整するのですが、これがものすごく微妙で、下げすぎると遅れ、上げすぎると進みすぎます。ここだ!と思う位置に直しても、動いている間に狂うようで、何年やっても調整がうまくいかず、いまは1日に5分ぐらい進みすぎる、というところに落ち着いています(遅れるよりいいですよね?)
振り子の一定のリズムが、店内で流しているジャズとピッタリ合うことがあって、そんな時は一人で「おー、合ってる合ってる!」とうれしくなります。
全然正確じゃないし、ネジを巻き忘れて止まっていることも多いですが、時計らしからぬ「ゆるさ」が、いまのわたしの生き方には合っているようにおもいます。
いまのところ、時間が合ってなくて怒られたことはないです^^
「時間を忘れるお店」を目指していますので!