1年ほど前から、空手を始めました。
周囲の親しい人たちからは、「いったいどこへ向かおうとしてるんですかっ!?」とか、「それ以上強くならなくても…」とか、「うっそ!マジで?ギャハハハハ!」といった反応がありましたが、まー、成り行きなんです。
スポーツをするなら武道がいいなというのはここ10年ぐらいずっとあって、でもそれが剣道なのか合気道なのか自分でもはっきりせず、きっかけもないままでした。
知り合いになったブックデザイナーのTさんが空手を14年やっていると聞いて、一度見学させてください、とお願いしたら、「見学だけじゃなく体験してみれば?」ということになり、武道の嗜みもないまま稽古に参加。
姿勢を整え体幹を鍛えるところや、年相応の動きができればいいという考え方を伺って、それならわたしにもできるかも、と思ったので入門しました。
とにかく基本から「型」を習得していき、上級になるほど複雑で難しい型になっていくようです(その辺、まだ漠然としか知らない)。
指導してくださる先生がとにかく素晴らしいのです。接していると、本当に強い人って、こんなに優しいのか!ということがよくわかります。立ち方も動きの意味もわからないわたしに丁寧に教えてくださって、今年3月に6級の審査を受けて無事合格。生意気にも白帯から紫帯になりまして、いまは9月初めの5級審査に向けて、週に1回、稽古に通っています。
でも、さっぱり強くなってないですよ。ご安心ください。押忍!